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2008-07-01

#003「凍えるボストンを熱くした1試合20奪三振」(1986.4.29)

若き日のクレメンス。1983年、レッドソックスからドラフト1位指名を受け、鳴り物入りで入団したロジャー・クレメンス。翌1984年にはすでにメジャーリーグのマウンドを経験し、21試合に登板し9勝をマークしている。しかしこの年の夏に肩を故障してしまい、影響は翌年まで響いた。結局、手術を決断したクレメンス。右肩に不安の残るまま、1986年のシーズンを迎えることになる。

1986年4月29日の対マリナーズ戦、クレメンスは中6日でフェンウェイパークのマウンドに登った。立ち上がりから快調にとばしたクレメンスは初回3者連続三振を奪う。3回まで打者一巡した段階で6個の三振を奪っていた。4回の先頭打者スピーク・オーウェンにライト前に運ばれたのが、クレメンスの許した初安打である。このヒットの後、2者連続三振を奪い、4番のゴルマン・トーマスを打席に迎える。トーマスは平凡なファーストへのファールフライを打ち上げるが、ファーストのドン・ベイラーがまさかの落球。しかし、この落球がクレメンス奪三振ショーに火をつけた。結局、トーマスを三振に斬って取った後も三振を奪い続け、8者連続三振を記録。まさにクレメンスのワンマンショーであった。

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