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2008-11

Cecil FIELDER(セシル・フィルダー)

Major League Baseball

#45 セシル・フィルダー(Cecil FIELDER) | 1B

セシル・フィルダー

  • 1982年ドラフト・ロイヤルズ4位(全米67番目)
  • 1963年9月21日生 右投右打 190センチ 113キロ
  • カリフォルニア州出身

選手の紹介文
驚異の長打力をひっさげて戻ってきたフィルダー。日本プロ野球からの出戻り選手として、シーズン50HRを記録するなど抜群の長打力を見せたセシル・フィルダー。タイガースに復帰後、2年連続本塁打王、3年連続打点王に輝き、1990年代中盤から続くHR狂想曲の口火を切った形になる。晩年には移籍したヤンキースで世界一も経験。息子プリンス・フィルダーもメジャーデビューしたが、自身の浪費癖から息子からは距離を置かれている。

カリフォルニア州ロサンゼルスで育ったフィルダーは幼少時から大柄な体格で長打力を売りにしていた。高校卒業時の1981年ドラフトでオリオールズから31位指名(全米767番目)を受けるが拒否し、翌1982年ドラフトでロイヤルズから4位指名(全米67番目)を受けてプロ入りすることとなった。指名されたその年、ルーキーリーグで20HRすると、オフにはブルージェイズ傘下へ移籍することになった。

1983年は1Aでフルシーズン過ごし、140試合の出場で打率.312、16HR、94打点をマーク。翌1984年には1Aから2Aへ昇格し、2球団合わせて28HR、93打点という数字を残している。3Aシラキュースで開幕を迎えた1985年は、シーズン途中の6月にメジャー昇格を果たした。この年は3Aで96試合に出場し、打率.294、18HR、81打点を挙げれば、メジャーでは30試合に出場し、打率.311、4HR、16打点と非凡な数字を残している。

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Lou BOUDREAU(ルー・ブードロー)

Major League Baseball

#5 ルー・ブードロー(Lou BOUDREAU) | SS

ルー・ブードロー

  • 1938年・インディアンズと契約
  • 1917年7月17日生 右投右打 180センチ 84キロ
  • イリノイ州出身

選手の紹介文
堅実な守備と打撃に加え、監督としての奇策を見せたブードロー。勝負強い打撃と堅実な守備でインディアンズの球団史を飾るルー・ブードロー。若くてして兼任監督となり、相手打者に対して極端なシフト守備位置を取る「ブードローシフト」を見せて、周囲を驚かせた。1948年にはインディアンズを世界一に導き、ずっと背負っていた背番号5番はインディアンズの永久欠番に指定されている。

イリノイ州に生まれたブードローはフランス系の父とユダヤ系の母を両親に持つが、幼少時に両親の離婚に直面する。高校時代には野球の他にバスケットボールでも高い才能を見せて、進学先のイリノイ大学では野球とバスケットボールの両方のチームでキャプテンを務めていたという。大学時代には卒業後にインディアンズ入りすることを前提に生活費を援助してもらっていたという。

このインディアンズとの密約を、ブードローの母の再婚相手がばらし、大学でのプレーが難しくなり、1938年にインディアンズ入りすることになった。この年はメジャーではシーズン最後の1試合にのみ出場するに留まっているが、マイナーではサードを守り60試合に出場し、打率.290をマークしている。翌1939年はマイナーで打率.331、17HR、57打点という成績を残し、メジャーに昇格した(53試合に出場)。ポジションはこの年からショートストップに転向している。

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Joe CRONIN(ジョー・クローニン)

Major League Baseball

#4 ジョー・クローニン(Joe CRONIN) | SS, Mgr

ジョー・クローニン

  • 1926年・パイレーツと契約
  • 1906年10月12日生 右投右打 183センチ 85キロ
  • カリフォルニア州出身

選手の紹介文
27歳と最年少監督としてワールドシリーズに出場したクローニン。選手、監督、フロント、リーグ会長と野球界に全てを捧げたジョー・クローニン。セネタース、レッドソックスで強打のショートストップでありながら、兼任監督としてもチームを引っ張る存在だった。その後、年月を経てアメリカンリーグ会長となり、在任中に球団拡張を行い、メジャーリーグ全体の発展に大きく貢献している。

1906年、カリフォルニア州のサンフランシスコに生まれたクローニン。ちょうどサンフランシスコ大地震が起きた後に生まれたこともあり、家計は非常に苦しかったという。そんな中で高い運動能力を見せたクローニンは大学からの誘いを断り、プロの野球選手として生きていく道を選んだ。1925年にマイナー球団で打率.313を記録すると、翌年パイレーツと契約したのである。

19歳の若さでメジャーリーグの舞台に立つが、当時のパイレーツはパイ・トレイナー、ポール・ワーナー、グレン・ライトなどいるなど戦力が厚く、クローニンには出場機会があまり巡ってこず、最初の2年間で2割前半の打率しか残せなかった。しかし、このクローニンの秘めたる才能をセネタースの名スカウトと言われたジョー・エンゲルが目を付け、7500ドルでセネタースへ移籍することになった。

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Joe TORRE(ジョー・トーレ)

Major League Baseball

#9 ジョー・トーレ(Joe TORRE) | C, Mgr

ジョー・トーレ

  • 1960年・ブレーブスと契約
  • 1940年7月18日生 右投右打 188センチ 96キロ
  • ニューヨーク州出身

選手の紹介文
カージナルス時代にシーズンMVPを受賞しているトーレ。選手としてはMVPを受賞する活躍を見せ、監督としても4度の世界一と成功を収めているジョー・トーレ。首位打者、打点王、シーズンMVPを受賞した選手時代と対象的に、初期の監督時代は結果を残せていなかった。しかし、持ち前の人心掌握術がヤンキース監督となってから勝利に結びついたのである。現在、ドジャース監督を務め、近い将来の殿堂入りは確実と言われている。

ニューヨーク州ブルックリンで生まれ育ったトーレ。兄フランクはブレーブスの選手としてメジャーリーグでプレーしていたこともあり、兄を追う形で1960年にブレーブス(本拠地はミルウォーキーにあった時代)と契約した。プロ1年目はマイナーのオークレアで117試合に出場し、打率.344、16HR、74打点と非凡な数字を残し、シーズン終盤に2試合だけメジャーリーグの試合に出場している。

1961年は3Aルイビルで開幕を迎えるも、27試合で打率.342と高い数字を残すと、そのままメジャーに定着した。ハンク・アーロンエディー・マシューズのいるチームの中で捕手としてキャリアを積み重ねていくのである。この年はメジャーで113試合に出場し、打率.278、10HR、42打点を記録し、マイナーリーグはあっさりと卒業してしまったのである。

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John McGRAW(ジョン・マグロー)

Major League Baseball

#* ジョン・マグロー(John McGRAW) | 3B, Mgr

ジョン・マグロー

  • 1891年・オリオールズと契約
  • 1873年4月7日生 右投左打 170センチ 70キロ
  • ニューヨーク州出身

選手の紹介文
19世紀のメジャーリーグでスピード感あるプレーを見せたジョン・マグロー。メジャーリーグ創世記に選手、監督として一時代を築いたジョン・マグロー。厳格なことで有名だったマグローは「リトルナポレオン」と称された。選手兼任時代を加え、33年間もの長期に渡り監督を務め、通算2763勝を挙げている。いわゆる名選手が名監督になった初めての例といえるかもしれない。

マグローが生まれたのは1873年とメジャーリーグが産声をあげそうな時代であった。幾多のリーグが乱立しては消えていく中、幼き日のマグローは野球の才能を磨いていく。1891年、18歳の頃にアメリカンアソシエーションに属していたボルチモア・オリオールズと契約(現在のオリオールズとは異なる)。プロとしてのキャリアを積み上げていくことになる。

1891年を持ってアメリカンアソシエーションが消滅することになると、オリオールズは1892年に現在も存続するナショナルリーグに移籍する。マグローが頭角を現すのは翌1893年のことで127試合に出場し、打率.321、38盗塁をマークしている。スピード感溢れるプレーが売りであり、19世紀のメジャーリーグを舞台に花を開かせようとしていた。

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Billy MARTIN(ビリー・マーチン)

Major League Baseball

#1 ビリー・マーチン(Billy MARTIN) | 2B, Mgr

ビリー・マーチン

  • 1949年・ヤンキースと契約
  • 1928年5月16日生 右投右打 180センチ 75キロ
  • カリフォルニア州出身

選手の紹介文
大舞台で勝負強さを見せたビリー・マーチン。勝利に対する強い執念で、選手としても監督としても激しさを売りとしたビリー・マーチン。特にヤンキース監督として選手やオーナーとぶつかりながらも勝利に導いた手腕は評価される。ヤンキースの監督に就任しては解任されるを5度も繰り返すなど、球場の内外で話題に事欠かなかった。

イタリア系移民の子供としてカリフォルニア州バークレーで生まれたマーチン。本名はアルフレッド・マニュエル・ペサノというが、若くして両親が離婚し、母親の再婚相手がマーチンという苗字だった。子供の頃から喧嘩っ早かったマーチンだが、野球との出会いがマーチンを構成させた。同じイタリア系のジョー・ディマジオに憧れたのである。

高校卒業後、マイナー球団と契約。小柄なマーチンは体型面でハンデがあったこともあり、その分は荒々しいスライディングなどでアピールした。マーチンはとにかく目立たなければいけないという信念を持っていたのである。3Aオークランドと契約にこぎ着けたのだが、そのチームの監督がケーシー・ステンゲルであり、これが運命の扉だった。

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Satchel PAIGE(サチェル・ペイジ)

Major League Baseball

#* サチェル・ペイジ(Satchel PAIGE) | SP

サチェル・ペイジ

  • 1948年1月・インディアンズと契約
  • 1906年7月7日生 右投右打 193センチ 82キロ
  • アラバマ州出身

選手の紹介文
伝説に満ちあふれた実力を持つサチェル・ペイジ。野球史上最高の投手の一人として名前の挙がるサチェル・ペイジ。メジャーリーグの舞台に上がったのは晩年のことで、主にニグロリーグや海外のリーグで投げ続けた。桁違いの実力とショーマンシップに溢れる投球でカリスマ的な人気を手にした。ペイジがマウンドに立つそのことだけで同時代を生きた多くのファンを魅了したのである。

アラバマ州モービルにペイジが生まれたのは1906年のことだと言われている。生年月日に関しては謎のままで、1905年生まれという説もあれば1900年以前という説もある。ペイジがプロとして頭角を現したのが1926年ということを考えると、1905年か1906年に生まれたという説が有力である。

庭師の父と洗濯婦の母の間に11人兄弟の7番目に生まれた(と言われている)ペイジは貧しい家庭環境で幼少時を過ごした。父を早くに亡くしたこともあり、7歳頃には学校に行かず、駅で鞄を運ぶ仕事をして家計の足しにいたという。1度に鞄一つを運んでもわずかなお金しか手にすることが出来ないことから、棒を担いでまとめて複数の鞄を運ぶ要領の良さを持っていたペイジはサチェル(肩掛け鞄)というニックネームを頂戴したのである(本名はリロイという)。

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#020「MVP選出の決め手は勝利へ貢献する打撃と“人間性”」(1995)

人間性を含めた評価でMVPとなったボーン。1995年のアメリカンリーグMVPに選出されたのはモー・ボーンだった。レッドソックスの主砲としてチームを地区優勝に導いた功績は称えられるものである。ロジャー・クレメンスホゼ・カンセコと怪我人が相次いだ前半戦、24HR、60打点とチームを引っ張った。シーズン通して残した打率.300、39HR、126打点という数字はMVPに相応しいといえる。

MVPは全米野球記者協会の投票によって決まるもので、絶対評価ではなく相対評価とならざるを得ない。どれだけ高い数字を残しても、それ以上の数字を残した選手がいれば、そちらがMVPになるのである。この年に関して言えば、ボーン以上の数字を残した選手はいた。それはホワイトソックス主砲のアルバート・ベルである。打率.317、50HR、126打点に加え、50本の2塁打を放つなど圧巻の数字を残したのだが、MVPの栄冠はボーンの元に輝いた。

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