- 2009-04-28 (火) 0:03
- MLB Players
#33 アーロン・ロワンド(Aaron ROWAND) | CF

- 1998年6月ドラフト・ホワイトソックス1位(全米35番目)
- 1977年8月29日生 右投右打 183センチ 91キロ
- オレゴン州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Phi 109 405 59 106 24 3 12 47 76 18 10 .321 .425 .262 2007 Phi 161 612 105 189 45 0 27 89 119 47 6 .374 .515 .309 2008 SF 152 549 57 149 37 0 13 70 126 44 2 .339 .410 .271 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1001 3213 476 910 203 12 106 417 631 205 56 .342 .453 .283
選手の紹介文
広い守備範囲をフルに生かして、チームに貢献するアーロン・ロワンド。勝負強い打撃も心強い存在である。2008年からはジャイアンツと5年間6000万ドルという大型契約を結んだ。ハッスルプレー故に怪我の危険性があるが、チームメイトの信頼は厚い。ホワイトソックス時代に世界一を経験しており、その再現が待たれる。
オレゴン州に生まれたロワンドは、幼き日にカリフォルニア州に移り住み、野球を始めることとなる(ジェームズ・シールズとは従兄弟)。飛び抜けた選手と言うことはなかったが、チームの中では中心選手として活躍。高校時代はショートストップを守り、高い打撃能力が評価され、卒業時にはメッツから40位指名(全米1113番目)を受けるが拒否して大学進学を決めた。
大学進学後は外野手にコンバートし、打撃力に磨きがかかった。大学3年生時には打率.372、16HR、72打点に27本の2塁打をマーク。大学通算の成績は打率.345、23HR、121打点というもので、パワー面での成長が目立った。そして、1998年のドラフトでホワイトソックスから1位指名(全米35番目)を受けて、プロ入りを果たすこととなったのである。
即契約し、そのまま1Aハイコリーに参加。61試合に出場して打率.342、5HR、32打点と高い数字をいきなり残した。翌1999年は1Aウインストンセイラムへと舞台を移すと、133試合の出場で打率.279、24HR、88打点、15盗塁と好成績を残した。得点(96点)はリーグトップであり、HRもリーグ2位となるほどの成績で注目を集めたのである。
2000年は2Aバーミンガムに昇格したロワンド。139試合に出場し、打率.258、20HR、98打点、22盗塁という成績で、リーグの打点王に輝いた。肉体改造に取り組み、パワーがつき始める一方、打率や出塁率が下がっている反面もあった。ただ、当時のホワイトソックスはカルロス・リーやマグリオ・オルドニェスがメジャーに駆け上っていった後であり、鳴り物入りで入団したジョー・ボーチャードがいることが、ロワンドの扱いを難しいものとしていた。
2001年、開幕を3Aシャーロットで迎えると82試合で16HRするパワーを見せ、6月半ばにはメジャー昇格を果たした。外野が埋まっていたこともあり、第4の外野手として出場を重ねていった。先発出場するときはセンターが多く、それは高い守備力を現すことでもある。結果的に63試合の出場で打率.293、4HR、20打点という数字を残している。
2002年はチームにケニー・ロフトンが加入したこともあり、前半戦はなかなか出場機会に恵まれなかったが、ロフトン移籍後の後半戦から出場機会が徐々に増えていった。シーズン通してメジャーに初めて定着できたこの年は126試合の出場で打率.258、7HR、29打点をマーク。周囲の期待は高まる中、シーズン終了後にバイク事故で左肩を痛めて手術することにもなっている。
2003年、怪我から復活して開幕はかろうじてメジャーで迎えることが出来た。しかし、打率1割台という極度のスランプで5月に入ったところでマイナー降格。6月に復帰するも、カール・エバレットを補強したことからロワンドの出場機会は減った。終わってみれば、93試合の出場で打率.287、6HR、24打点という成績を残している。
2004年からホワイトソックスのセンターに定着。開幕序盤こそ不振に苦しんだが、6月以降の月間打率は.375、.337、.352と安定感ある成績を残した。140試合に出場し、打率.310、24HR、69打点、17盗塁に38本の2塁打をマーク。長打率(.544)はリーグ7位というものである。翌2005年は157試合の出場で打率.270、13HR、69打点、16盗塁と前年より数字は落とすものの好守でチームを救い、チームの世界一に貢献している。
2006年からフィリーズへと移籍することが決まった。長距離砲であるジム・トーミとの交換トレードがまとまったためである。慣れ親しんだシカゴを離れるのはロワンド自身もかなり厳しかったが、時間と共にそれを受け入れた。フィリーズのセンターを任されると、5月11日の対メッツ戦、初回に満塁のピンチでゼイビア・ネイディの大きな飛球をロワンドが背中越しにもぎ取り、そのままフェンスに激突。鼻骨骨折という代償を払ったが、チームメイトの信頼を確実に勝ち取ったのである。シーズン終盤にも守備中の激突プレーが響き、そのままシーズンを終えてしまった。移籍1年目は109試合に出場し、打率.262、12HR、47打点という数字に終わっている。
2007年はシーズン通してメジャーでプレー。161試合の出場で打率.309、27HR、89打点という安定した結果を残した。自身初のオールスター出場に加え、ゴールドグラブ賞を受賞している。シーズン終盤のチームの快進撃にも一役買い、逆転での地区優勝に大きく貢献した(ディビジョンシリーズで惜しくも敗退)。オフにFAとなると古巣ホワイトソックスとの交渉を中心に進めるが、結果的にはジャイアンツと5年間6000万ドルで契約合意し、初めて生まれ育った西海岸の球団でプレーすることになった。
2008年、開幕から好調な打撃を披露した。前半戦は打率3割近くをキープしていたが、後半戦は失速。結果として152試合の出場で打率.271、13HR、70打点と前年よりも落としてしまった。しかし、懸命に取り組むその姿勢はチームメイトにいい影響を与えている。今後の活躍にも期待がかかる。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- ゴールドグラブ賞:1回(2007-NL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2001 CWS 63 123 21 36 5 0 4 20 28 15 5 .385 .431 .293 2002 CWS 126 302 41 78 16 2 7 29 54 12 0 .298 .394 .258 2003 CWS 93 157 22 45 8 0 6 24 21 7 0 .327 .452 .287 2004 CWS 140 487 94 151 38 2 24 69 91 30 17 .361 .544 .310 2005 CWS 157 578 77 156 30 5 13 69 116 32 16 .329 .407 .270 2006 Phi 109 405 59 106 24 3 12 47 76 18 10 .321 .425 .262 2007 Phi 161 612 105 189 45 0 27 89 119 47 6 .374 .515 .309 2008 SF 152 549 57 149 37 0 13 70 126 44 2 .339 .410 .271 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1001 3213 476 910 203 12 106 417 631 205 56 .342 .453 .283
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(2007-NL)
- 世界一経験:1回(2005-CWS)
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