- 2008-07-25 (金) 0:04
- MLB Players
#44 アダム・ダン | LF

- 1998年6月ドラフト・レッズ2位
- 1979年11月9日生 右投左打 198センチ 109キロ
- テキサス州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Cin 160 543 107 134 35 2 40 101 168 114 4 .387 .540 .247 2006 Cin 160 561 99 131 24 0 40 92 194 112 7 .365 .490 .234 2007 Cin 152 522 101 138 27 2 40 106 165 101 9 .386 .554 .264 ------------------------------------------------------------------------------ Total 973 3354 620 833 178 8 238 572 1092 675 57 .381 .519 .248
選手の紹介文
HRを打ち重ねる長打力と三振の数が注目を集めるアダム・ダン。毎シーズン40本以上のHRを放ちながらも、200個近い三振も喫し、さらには100個以上の四球を選ぶ選球眼を持ち合わせている。既に契約最終年となっており、レッズから他球団への移籍が濃厚と見られている。
高校時代に野球で高い才能を見せる一方、フットボールでも大活躍したダン。特にクォーターバックとして44本のタッチダウンパスを決めている。そんなダンは1998年のドラフトでレッズから1位指名を受ける一方、テキサス大学からも奨学生の誘いを受けた。結局、レッズと契約しながら、大学でフットボールをプレーするという二足の草鞋をはくこととなった。
契約したその年はレッズ傘下のルーキーリーグで34試合に出場しており、打率.288という数字を残している。そして大学でのフットボールはわずか1年で蹴りを付けることとなり、翌1999年からは野球一本で行くことを決意した。野球に絞った1999年は1Aロックフォードで、92試合に出場し、打率.307、11HR、44打点という数字を残している。
1Aデイトンで開幕を迎えた2000年は、122試合に出場して。打率.281、16HR、79打点をマーク。この年の出塁率.428はリーグトップであり、101得点はリーグ2位である。29回試みて、24個の盗塁を決めた足も注目された。
こうして迎えた2001年は2Aチャタヌーガで開幕を迎えるが、39試合に出場して、打率.343の12本塁打、31打点の30得点と打ちまくり、あっさり3Aルイビルへの昇格を果たす。3Aでも39試合で打率.344、16HR、44打点の29得点の大当たりを見せた。そして、オールスターゲームの前に行われる、マイナー選手によるフューチャーゲームにもアメリカ選抜の3番レフトとしてスタメン出場し、特大HRを放ち、チームの勝利に貢献。さらにその後に行われた3Aのオールスターゲームでも2本のホームランを放ち、MVPを獲得している。3Aのオールスターゲームで2本打ったのは1993年のライアン・クレスコ以来である。
7月20日にメジャーからお呼びがかかり、短かったマイナー生活とおさらば。マイナーではここまでで計94試合に出場し、打率.334、32HR、84打点と、まさに鳴り物入りでのメジャー昇格である。7月27日の対マーリンズ戦ではマット・クレメントから、メジャー初HRを記録。試合の終盤にはだめ押しとなる2点タイムリー2塁打を放つなど3打数2安打3打点と大当たりしたダン。
メジャーとマイナーの壁を感じさせないダンは8月に打率.282、12HR、27打点をマーク。月間12HRというのは新人の月間HR記録である。これまでのナショナルリーグにおける新人月間HRは、かつてレッズに在籍していたフランク・ロビンソン(1956年8月)が記録した11HRであり、これを塗り替えたことになる。この月はチームメイトのケン・グリフィーも11HR、29打点をマークしており、133年に渡る歴史を誇るレッズで、2人の選手が1ヶ月で11HR以上を記録するのはこの月が初めてという快挙である。
約2ヶ月半のメジャー1年目のシーズンは66試合に出場し、打率.262、19HR、43打点をマーク。HR数に限れば、2A、3A、メジャーの3つのクラスで51本と末恐ろしささえ感じる。これを162試合に換算すると54HR、131打点を記録していたことになる。残念なことにこの年は、希にみる新人の当たり年で新人王投票では、アルバート・プホルス、ロイ・オズワルト、ジミー・ロリンズに次いで、バド・スミスと並ぶ4位タイに終わったが、その将来性は誰もが認めるところであった。
2002年、初めてメジャーリーグでフルシーズンプレー。158試合の出場で、打率.249、26HR、71打点をマークし、オールスターにも出場を果たした。22歳8ヶ月でのオールスター出場はレッズ史上、ウェイン・シンプソン(21歳7ヶ月)、ジョニー・ベンチ(22歳7ヶ月)に次ぐ若さでの選出となる。期待は大きいが、リーグトップとなる170三振を喫した点は課題として残った。
2003年は試合中の守備時に左手親指を痛めてしまうアクシデントで欠場試合が多く、結果的には116試合の出場で、打率.215、27HR、57打点という数字に終わってしまった。しかし、HR数はチームトップを記録しており、さらには代打満塁HRを放つなど、代打として3HR、8打点をマークするなど印象的な活躍を見せている。
2004年、161試合に出場し、打率.266、46HR、102打点という成績を残したダン。HRではプホルスに並ぶリーグ2位タイと記録で、エイドリアン・ベルトレ(48HR)にわずかだけ及ばなかった。一番注目を浴びたのは三振数であり、195三振を記録し、それまでのメジャー記録を塗り替えてしまった(それまでの記録は1970年のボビー・ボンズによる189三振だったが、この年のダンの記録も2007年にはライアン・ハワードによって破られている)。
2005年も160試合に出場したダンは、打率.247、40HR、101打点をマーク。開幕戦で2HR、5打点を挙げる最高のスタートを切るが、シーズン最終試合で40本目のHRを放ち、ギリギリでの大台到達となった。打率は低いが114四球を選んでおり出塁率は高く、得点数もキャリアハイとなる107点を記録。ダンはレッズ史上、2年連続で100得点、100打点、100四球を記録した唯一の選手となった。
2006年、開幕前に2年間1800万ドルで契約更新したダン。160試合に出場し、打率.234、40HR、92打点と若干成績を落としてしまう。三振数も自身の記録に迫る194三振を喫している。翌2007年は打率.264、40HR、106打点をマーク。レッズとしては4年連続40HRを達成した唯一の選手となった(ジョージ・フォスターが2年連続、テッド・クルーズスキーが3年連続で記録している)。
契約のオプションを行使し、1年1300万ドルで2008年の契約を更新したダン。球団最高年俸となったが、HR数の多さとは逆に、低打率と三振数の多さで苦しんでいるのが現状である。若手の台頭が目立つレッズの中で、ダンには一皮むける必要に迫られているのかもしれない。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2001 Cin 66 244 54 64 18 1 19 43 74 38 4 .371 .578 .262 2002 Cin 158 535 84 133 28 2 26 71 170 128 19 .400 .454 .249 2003 Cin 116 381 70 82 12 1 27 57 126 74 8 .354 .465 .215 2004 Cin 161 568 105 151 34 0 46 102 195 108 6 .388 .569 .266 2005 Cin 160 543 107 134 35 2 40 101 168 114 4 .387 .540 .247 2006 Cin 160 561 99 131 24 0 40 92 194 112 7 .365 .490 .234 2007 Cin 152 522 101 138 27 2 40 106 165 101 9 .386 .554 .264 ------------------------------------------------------------------------------ Total 973 3354 620 833 178 8 238 572 1092 675 57 .381 .519 .248
受賞タイトル一覧
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