- 2009-03-15 (日) 0:05
- MLB Players
#50 アダム・ウェインライト(Adam WAINWRIGHT) | SP

- 2000年6月ドラフト・ブレーブス1位(全米29番目)
- 1981年8月30日生 右投右打 201センチ 93キロ
- ジョージア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 StL 61 0 0 0 2 1 3 75.0 64 72 22 26 26 3.12 2007 StL 32 32 1 0 14 12 0 202.0 212 136 70 93 83 3.70 2008 StL 20 20 1 0 11 3 0 132.0 122 91 34 51 47 3.21 ----------------------------------------------------------------------------- Total 115 52 2 0 27 16 3 411.0 400 299 127 173 159 3.48
選手の紹介文
カージナルスの先発の一角を担うアダム・ウェインライト。新人時代には代役のクローザーとして世界一の美酒を味わう幸運にも恵まれた。その後、先発に定着し、2008年からの4年間1500万ドルという長期契約を結んだ。2年間のオプションが含まれており、契約が全うされれば、2013年までの6年間で総額3600万ドルという大型契約でもある。
ジョージア州に生まれたウェインライトは高校時代から評判の高い投手であった。野球以外でもアメリカンフットボールでも評価されるほどの運動能力を持っていた。ジョージア工科大学への進学がほぼ決まっていたが、高校卒業時の2000年、地元ブレーブスから1位指名(全米29番目)を受けて、プロ入りすることを決断した。
プロと契約したその年、2つのルーキーリーグでプレーし、計13試合の登板(先発は11試合)で、6勝2敗、防御率2.36、81奪三振(投球回数は61回)をマーク。与四球はわずかに12個と制球力に注目が集まった。翌2001年は1Aメコンでプルシーズン過ごし、28試合に先発し、10勝10敗、防御率3.77、184奪三振(投球回数は164回2/3)という成績で、リーグの最多奪三振のタイトルを獲得している。
2002年はランクが上の1Aマイトルビーチに舞台を移し、28試合の先発で9勝6敗、防御率3.31、167奪三振(投球回数は163回1/3)でリーグは違えど2年連続で最多奪三振のタイトルを受賞。フューチャーズゲームでも全米選抜として1回を無失点に抑える投球を見せている。
2003年、2Aグリーンビルで開幕を迎えると、27試合に先発して10勝8敗、防御率3.37、128奪三振(投球回数は149回2/3)をマーク。マイナーリーグで積み重ねた奪三振は560個を数えるまでになっていた。この年のオフにカージナルス傘下への移籍が決まったのである。JD・ドリュー、エリ・マレーロとの交換トレードであり、一緒にカージナルス入りするのはジェイソン・マーキー、レイ・キングとウェインライトの3人であった。
2004年、カージナルス傘下の3Aメンフィスで先発投手としてシーズンを迎えた。メジャー昇格まであと少しと迫りながらも、6月途中からは肘を痛めた影響でマウンドに上がっていない。翌2005年、3Aで開幕を迎えると29試合に先発し、10勝10敗、防御率4.40、147奪三振という成績をマーク。9月に入ってメジャー昇格を果たすこととなる。メジャーでは救援登板として2試合にだけマウンドに立っている。
2006年は開幕ロースター入りを果たしたウェインライト。与えられた役割は先発ではなく中継ぎとしての登板だった。少しずつ評価を上げていき、5月9日の対ロッキーズ戦ではメジャー初勝利が転がり込んできた。5月19日のロイヤルズ戦では最後の2回2/3を無失点に抑えて初セーブを記録。続く5月24日のジャイアンツ戦では3回2失点で2勝目を挙げると共に、メジャー初打席が巡ってきて、その打席でノア・ロウリーからHRを放った。メジャー初打席の初球HRはメジャー史上22人目の快挙でもある。
ロングリリーフも出来るセットアッパーとして着実に評価を上げていった。チームはアストロズと地区優勝を競う大事な終盤で、クローザーであるジェイソン・イズリングハウゼンが腰を痛めて離脱。ここでウェインライトが代役のクローザーとなったのである。ウェインライトの踏ん張りもあり、カージナルスは83勝78敗という低勝率ではあるが地区優勝を果たすこととなった。シーズン通しての成績は、61試合の登板で2勝1敗3セーブ、防御率3.12というものである。
ディビジョンシリーズ(対パドレス)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対メッツ)を勝ち抜いてリーグ優勝をもたらす原動力となった。特にリーグチャンピオンシップシリーズ第7戦の最終回、2アウト満塁のピンチでカルロス・ベルトランを3球三振に斬って取った投球は見事だった。ワールドシリーズ(対タイガース)でも4勝1敗で振り切り世界一となったが、優勝の瞬間にマウンドに立っていたのはウェインライトであった。
2007年からは先発に転向。チームのエース格であるクリス・カーペンターが肘の手術で離脱したこともあり、必然的にウェインライトへの期待が大きくなってしまった。本来であるなら結果を残さなければいけないカーペンター、マーク・マルダーを欠く中で、ウェインライト、ブレイデン・ルーパーが軸となりカージナルスを支えた。前年世界一チームは地区3位に終わってしまったが、その中でウェインライトはチームトップの14勝(12敗)を挙げて、防御率3.70、136奪三振という数字を残している。
2008年開幕前に4年間1500万ドルという内容でカージナルスとの契約延長に合意。2年間のオプションが含まれており、契約全体としては6年間3600万ドルにも広がる大型契約である。その契約1年目は右手中指を痛めて約2ヶ月離脱したこともあったが、20試合の先発で11勝3敗、防御率3.20、91奪三振をマーク。少ない登板機会でも白星を積み重ねるなど、カージナルスのエースとしても今後もかかる期待は大きい。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2005 StL 2 0 0 0 0 0 0 2.0 2 0 1 3 3 13.50 2006 StL 61 0 0 0 2 1 3 75.0 64 72 22 26 26 3.12 2007 StL 32 32 1 0 14 12 0 202.0 212 136 70 93 83 3.70 2008 StL 20 20 1 0 11 3 0 132.0 122 91 34 51 47 3.21 ----------------------------------------------------------------------------- Total 115 52 2 0 27 16 3 411.0 400 299 127 173 159 3.48
キャリアハイライト一覧
- 世界一経験:1回(2006-StL)
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