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Al KALINE(アル・ケーライン)

Major League Baseball

#6 アル・ケーライン(Al KALINE) | OF

アル・ケーライン

  • 1953年・タイガースと契約
  • 1934年12月19日生 右投右打 187センチ 79キロ
  • メリーランド州出身

選手の紹介文
タイガースの球団史を飾るアル・ケーライン。タイガース一筋にプレーし、通算3000本安打も達成しているアル・ケーライン。マイナー経験なく18歳でメジャーデビューし、20歳の若さで首位打者を獲得する早熟ぶりを見せた。MVP等の大きなタイトルには縁がなかったが、1968年にはタイガースの世界一にも貢献している。背番号6番はタイガースの永久欠番となっている。

メリーランド州に生まれたケーライン。高校時代から高い評価を受けていたこともあり、卒業時の1953年6月にはタイガースと契約金35000ドルで契約を交わした。18歳のケーラインは細身の体ではあったが、高い打撃能力や内野手としての強肩に一目置かれていたのである。ちなみに当時はまだ地元ボルチモアにメジャー球団がなく、ブラウンズが移転してオリオールズになるのは翌1954年のことであり、ケーラインがもう少し遅く生まれてきていたら運命は変わっていたかもしれない。

契約した年、マイナーリーグを経験せずにそのままメジャーデビューを飾った。元々は内野手だったが、プロ入り後はライトを守るようになったのである。この年は大半が守備固めであり、わずか30試合に出場したのみである。打撃面において、高校時代は打率4割をマークしていたが、新人の頃はさっぱりで、打球が内野の頭を越えず、苦しんだという。

いかなる状況であろうと、タイガース内のでケーラインの将来に対しての評価は変わらなかった。2年目となる1954年にはライトのポジションを獲得。まだ19歳という若さもあったが138試合に出場し、打率.276、4HR、43打点という成績に終わっている。

1955年、開幕早々の4月半ばに1試合3HRをマークするなど、序盤から好調を維持。終わってみれば152試合の出場で、打率.340、200安打、27HR、102打点という好成績を残し、20歳で首位打者のタイトルを獲得。これはタイガース史上に残る大選手タイ・カッブの持つ史上最年少首位打者にあと1日と迫るものである。MVP争いでは1位となったヨギ・ベラに17ポイント差で迫る2位に付けている。

一躍飛躍を果たしたケーラインはその後も安定した数字を残していった。安定した打撃能力に加え、守備面でもチームにも貢献。1954年からは5年連続で2桁の捕殺数をマークすると、相手チームも無理して進塁しないようになり、捕殺数は減ることになった。1957年にゴールドグラブ賞が制定されるとその年以降の11年間で10度も受賞するほど高い評価を手にしている。

20歳の首位打者以降、なかなか打撃タイトルに縁はなかった。1962年には守備中に怪我で鎖骨を骨折し、約2ヶ月も離脱。結果、わずか100試合の出場に留まったが、打率.304、29HR、94打点と圧巻の数字を残した。翌1963年は145試合の出場で、打率.312、27HR、101打点という成績を残し、MVP投票はエルストン・ハワードに次ぐ2位に付けた。タイガースとしてはリーグ5位でありながらもMVP争いに名前が挙がるという点は評価の高さを伺わせる。

1968年には世界一の栄誉を手にしたケーライン。なかなか優勝に縁がなかったタイガースだが、1968年にようやく優勝を果たした。ケーラインにとって始めての優勝経験だったが、この年は死球による腕の骨折もあり、満足したプレーは出来なかった。シーズン中は先発メンバーを外れることが多かったのである。ワールドシリーズ(対カージナルス)では、この年のレギュラー外野手3人(ジム・ノースラップ、ウイリー・ホートン、ミッキー・スタンリー)とケーラインの起用に注目が集まる中、スタンリーにショートを守らせる奇策を見せた。それほどまで大試合でのケーラインの出場にこだわったのである。

1勝3敗と追い詰められたタイガースだが、第5戦の7回裏に1アウト満塁のチャンスでケーラインが逆転2点タイムリーを放ったところからきっかけを掴み、試合に勝利。第6戦、7戦にも勝利し、見事に逆転での世界一を果たした。このシリーズ、ケーラインは打率.379(29打数11安打)、2HR、8打点を記録する打棒で自身初の世界一に大きく貢献した。

1974年を持って現役を引退。通算成績は打率.297、399HR、1583打点というものである。特に3007安打は、タイガース史上でカッブに次ぐ球団最高記録である。引退後もブロードキャスターとして一貫してタイガースの試合に関わり、スプリングトレーニングでもタイガースの若手育成に取り組むなど、まさにタイガース一筋である。1980年には殿堂入り資格取得1年目にして殿堂入りを果たし、その栄誉が讃えられた。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

  • 首位打者:1回(1955-AL)

受賞アワード一覧

  • ゴールドグラブ賞:10回(1957-AL~1959-AL、1961-AL~1967-AL)
  • ロベルトクレメント賞(1973)

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G    AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB  SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1953  Det   30    28    9    7   0   0   1    2    5    1   1  .300 .357  .250
 1954  Det  138   504   42  139  18   3   4   43   45   22   9  .305 .347  .276
 1955  Det  152   588  121  200  24   8  27  102   57   82   6  .421 .546  .340
 1956  Det  153   617   96  194  32  10  27  128   55   70   7  .383 .530  .314
 1957  Det  149   577   83  170  29   4  23   90   38   43  11  .343 .478  .295
 1958  Det  146   543   84  170  34   7  16   85   47   54   7  .374 .490  .313
 1959  Det  136   511   86  167  19   2  27   94   42   72  10  .410 .530  .327
 1960  Det  147   551   77  153  29   4  15   68   47   65  19  .354 .426  .278
 1961  Det  153   586  116  190  41   7  19   82   42   66  14  .393 .515  .324
 1962  Det  100   398   78  121  16   6  29   94   39   47   4  .376 .593  .304
 1963  Det  145   551   89  172  24   3  27  101   48   54   6  .375 .514  .312
 1964  Det  146   525   77  154  31   5  17   68   51   75   4  .383 .469  .293
 1965  Det  125   399   72  112  18   2  18   72   49   72   6  .388 .471  .281
 1966  Det  142   479   85  138  29   1  29   88   66   81   5  .392 .534  .288
 1967  Det  131   458   94  141  28   2  25   78   47   83   8  .411 .541  .308
 1968  Det  102   327   49   94  14   1  10   53   39   55   6  .392 .428  .287
 1969  Det  131   456   74  124  17   0  21   69   61   54   1  .346 .447  .272
 1970  Det  131   467   64  130  24   4  16   71   49   77   2  .377 .450  .278
 1971  Det  133   405   69  119  19   2  15   54   57   82   4  .416 .462  .294
 1972  Det  106   278   46   87  11   2  10   32   33   28   1  .374 .475  .313
 1973  Det   91   310   40   79  13   0  10   45   28   29   4  .320 .394  .255
 1974  Det  147   558   71  146  28   2  13   64   75   65   2  .337 .389  .262
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     2834 10116 1622 3007 498  75 399 1583 1020 1277 137  .377 .480  .297

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:15回(1955-AL~1967-AL、1971-AL、1974-AL)
  • 世界一経験:1回(1968-Det)
  • 殿堂入り:1980年(投票率:88.3%)※1回目
  • 永久欠番:#6(Tigers)

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