- 2008-08-21 (木) 0:03
- MLB Players
#12 アルフォンゾ・ソリアーノ | LF

- 1998年・ヤンキースと契約
- 1976年1月7日生 右投右打 185センチ 82キロ
- ドミニカ共和国出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Tex 156 637 102 171 43 2 36 104 125 33 30 .309 .512 .268 2006 Was 159 647 110 179 41 2 46 95 160 67 41 .351 .560 .277 2007 ChC 135 579 97 173 42 5 33 70 130 31 19 .337 .560 .299 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1096 4481 721 1264 282 23 241 630 966 255 229 .327 .517 .282
選手の紹介文
カブスの先頭打者として、身体能力の高い結果を残すアルフォンゾ・ソリアーノ。HRも打てて盗塁も出来る点は多くの注目を浴びているが、詰めが甘いプレーも多い。2006年にはHR、盗塁、2塁打のいずれもが40以上を記録するメジャー史上初の選手になった。元々はセカンドを守っていたが、今は外野手にコンバートしている。世界一を目指すカブスにとって、ソリアーノの活躍は必須である。
ドミニカ共和国に生まれたソリアーノは、6歳の頃から野球を始めた。最初はサードを守っており、その後ショートストップへ移った。プロ契約を果たしたのは1994年11月のことで、メジャー球団とではなく日本のプロ野球チームである広島東洋カープと契約したのである。カープの所有するアカデミーで才能を認められたためである。
日本では3年間を過ごすも、大半を2軍で過ごし、1軍出場はわずかに9試合のみ。サードとショートを守っていたが、目立った数字は残しておらず、後に発揮するパワーもスピードも発揮できていない。その後、年俸調停で球団と揉めたこともあり、カープを退団。ソリアーノの資質を見抜いたヤンキースが1998年9月に4年間310万ドルで契約を交わしている。
1999年、2Aノーウィッチで開幕を迎えると、ショートストップとして89試合に出場。打率.305、15HR、68打点、24盗塁と高い潜在能力を発揮。この年、ボストンで行われたオールスターゲーム前に行われるフューチャーズゲームで世界選抜のメンバーに選出され、3番ショートでスタメン出場。2本のHRを含む3打数2安打5打点の大活躍でチームに勝利をもたらし、MVPも受賞。シーズン終盤には初めてメジャーに昇格し、9試合に出場している。翌2000年も大半を3Aコロンバスで過ごしながら、メジャーでは22試合に出場を果たしている。
ヤンキースにはデレク・ジーターという不動のショートストップがおり、ソリアーノはポジションを変更する必要があった。実際のところは、ショートストップとしての実力に加え、パワーもある打撃力から、他球団から移籍のオファーはあった。その中でヤンキースは、セカンドを守るチャック・ノブロックが送球難で苦しんでいることもあり、レフトへコンバートさせ、セカンドをソリアーノのために空ける形にしたのである。
2001年からはメジャーに定着。158試合に出場し、打率.268、18HR、73打点、43盗塁という好成績を残し、新人王投票ではイチロー、CC・サバシアに次ぐ3位にランクインしている。リーグチャンピオンシップシリーズ(対マリナーズ戦)では佐々木主浩からサヨナラHRを放ち、ワールドシリーズ(対ダイヤモンドバックス戦)の第5戦にはサヨナラヒットを放つ勝負強さを見せ、ヤンキースのセカンドのポジションを自分のものとしたのである。
2002年は更なる飛躍を果たしたソリアーノ。156試合の出場で、打率.300、39HR、102打点、41盗塁を記録。あとHRが1本出ていれば、「40-40」クラブ入りするところだっただけに非常に惜しかった。球団記録となる157三振を喫するが、安打数は209本を数え、2塁打数も51本を数えるなど、リーグを代表する打者に成長。オールスターゲームにも初出場。MVP投票ではミゲル・テハダ、アレックス・ロドリゲスに次ぐ3位に入っている。
2003年、シーズン13本となる先頭打者HRを記録。これはブラディ・アンダーソン(12本/1996年)の記録を塗り替えるメジャー記録である。この年は156試合に出場し、打率.290、38HR、91打点、35盗塁をマーク。2年連続での「30-30」クラブ入りを果たしたことになるが、これはメジャー史上5人目の快挙であるが、2年連続の「35-35」となると過去にはウイリー・メイズとバリー・ボンズの2人しかいない。しかし、ワールドシリーズ(対マーリンズ戦)では極度の不振に陥り、チームの勝利に貢献できなかった。
2004年は開幕前にA・ロドリゲス移籍による交換相手に選ばれ、レンジャーズへ移ることとなってしまった。移籍1年目は打率.280、28HR、91打点、18盗塁という数字をマーク。5月8日の対タイガース戦では1試合6安打を記録したが、9イニングでの記録としては球団記録となる。オールスターゲームにも選出され、スタメン出場を果たすと初回にロジャー・クレメンスから3ランHRを放ち、オールスターのMVPを獲得している。
2005年、156試合の出場で打率.268、36HR、104打点、30盗塁を記録し、自身3度目の「30-30」を達成。オールスターゲームにも引き続き出場するなど、メジャーリーグを代表する選手になったソリアーノは、2006年オフにFAとなることから徐々に周辺が騒がしくなってきた。そんな中での2005年12月、ナショナルズへの移籍が決まった。1対3の交換トレードであり、ソリアーノの交換相手はブラッド・ウイルカーソン、ターメル・スレッジ、アーマンド・ガララーガである。
2006年、開幕前の年俸調停の結果、1000万ドルを勝ち取った。自身の要求していた1200万ドルには届かなかったが、アンドリュー・ジョーンズ(2001年/820万ドル)を抜き、調停での獲得年俸としてはメジャー最高額となっている。ナショナルズのユニフォームを着る形で始まったこの年、セカンドにはホゼ・ビドロがいることからレフトへのコンバートを受け入れざるを得なかった。抵抗は見せたものの、結果的にはレフトとして出場している。
結果的にコンバートされたことが良かったのか、159試合に出場し、打率.277、46HR、95打点、41盗塁をマーク。160三振を喫した点は課題ではあるが、2塁打数も41本を記録しており、HR、盗塁、2塁打のいずれもが40以上を記録するメジャー史上初の選手になったのである。外野手としても22個の捕殺を記録しており、これはメジャートップの記録となる。なお、通算成績で200HRと200盗塁を記録したが、メジャー929試合での達成となっており、これはエリック・デービスの1053試合を抜き、最速での達成となった。
ナショナルズは開幕前に5年間5000万ドルでソリアーノにオファーするも断られ、オフには7000万ドルに跳ね上げるが断られた。結果、ソリアーノはFAとなり、カブスと8年間1億3600万ドルという大型契約に合意した。これはメジャー史上5番目となる最高額での契約となっている。
2007年、開幕時はセンターでスタートするが、足の怪我の影響もあり、レフトへ移った。開幕当初は不振に苦しんだが、6月の月間成績は打率.336、11HR、18打点をマーク。夏場に故障者リスト入りしたが、復帰してからの9月は打率.320、14HR、27打点という月間成績を残し、チームの地区優勝に貢献した。この年は135試合の出場で、打率.299、33HR、70打点、19盗塁という成績に終わっている。
2008年は怪我での離脱があり、苦しいシーズンとなっている。しかし、チームも上位をキープしており、球団史上100年ぶりの世界一に向けて、ソリアーノの力は欠かすことが出来ない。なお、メジャー昇格当時は1978年生まれとなっていたが、年齢詐称を訂正して1976年生まれということになっている。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1999 NYY 9 8 2 1 0 0 1 1 3 0 0 .125 .500 .125 2000 NYY 22 50 5 9 3 0 2 3 15 1 2 .196 .360 .180 2001 NYY 158 574 77 154 34 3 18 73 125 29 43 .304 .432 .268 2002 NYY 156 696 128 209 51 2 39 102 157 23 41 .332 .547 .300 2003 NYY 156 682 114 198 36 5 38 91 130 38 35 .338 .525 .290 2004 Tex 145 608 77 170 32 4 28 91 121 33 18 .324 .484 .280 2005 Tex 156 637 102 171 43 2 36 104 125 33 30 .309 .512 .268 2006 Was 159 647 110 179 41 2 46 95 160 67 41 .351 .560 .277 2007 ChC 135 579 97 173 42 5 33 70 130 31 19 .337 .560 .299 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1096 4481 721 1264 282 23 241 630 966 255 229 .327 .517 .282
受賞タイトル一覧
- シルバースラッガー賞4回(2002,04~06)
- 盗塁王1回(2002)
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