- 2008-09-08 (月) 0:05
- MLB Players
#25 アンドリュー・ジョーンズ(Andruw JONES) | CF

- 1993年7月・ブレーブスと契約
- 1977年4月23日生 右投右打 185センチ 77キロ
- アンチル諸島出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Atl 160 586 95 154 24 3 51 128 112 64 5 .347 .575 .263 2006 Atl 156 565 107 148 29 0 41 129 127 82 4 .363 .531 .262 2007 Atl 154 572 83 127 27 2 26 94 138 70 5 .311 .413 .222 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1761 6408 1045 1683 330 34 368 1117 1394 717 138 .342 .497 .263
選手の紹介文
高い打撃能力を持ち、ゴールドグラブ賞の常連としても知られるアンドリュー・ジョーンズ。19歳の若さでワールドシリーズでHRを放つなど華々しいデビューを飾ったのはまだ19歳の頃。2005年には本塁打王と打点王の二冠王に輝く打棒を見せた。1998年から10年連続でゴールドグラブ賞を受賞。ブレーブス最終年は不本意な成績に終わるが、FA移籍先のドジャースでの復活が期待されている。
オランダ領アンチル諸島で生まれ育ったアンドリューは、野球の他にバスケットボールをプレーしていた。小さな島ではあるが、野球は盛んであり、アンドリューの他にもヤンキースや日本プロ野球で活躍したヘンスリー・ミューレンらを輩出している。1993年に16歳の若さでブレーブスと契約し、プロの世界に足を踏み入れることになる。
1994年、2つのルーキーリーグでプレー。2球団で合わせて63試合に出場し、打率.290、3HR、26打点、21盗塁という数字を残した。翌1995年は1Aメコンで139試合の出場で、打率.277、25HR、100打点、56盗塁というスピードにパワーを兼ね備えた数字を残し、評価を高めた。当時のメジャーリーグのスーパースターであるケン・グリフィーに準えられるほどの活躍を見せたのである。
1996年、1Aダーラムで開幕を迎え、86試合の出場で打率.313、17HR、43打点、16盗塁という数字を残すと、6月後半には2Aグリーンビルへ昇格。2Aでは38試合に出場し、打率.369、12HR、37打点と高い数字を残した。7月末には3Aリッチモンドに昇格すると12試合の出場ながら打率.378、5HR、12打点を挙げて、8月半ばにはメジャーからお呼びがかかったのである。この年はマイナーだけで打率.339、34HR、92打点、30盗塁と「30-30」クラブ入りを果たしている。
19歳と3ヶ月23日と若いアンドリューは8月15日にメジャーデビュー。ブレーブス史上では4番目に若い選手のメジャーデビューとなる。8月16日のパイレーツ戦ではデニー・ネイグルからメジャー初HRを放ち、8月22日のレッズ戦では1試合2HRを放った。19歳3ヶ月30日での1試合2HRは、メジャー史上で1961年のダニー・マーフィー(19歳1ヶ月4日)以来の最年少記録となる。
チームも地区優勝を果たし、ポストシーズンへの出場機会にも恵まれたアンドリュー。リーグチャンピオンシップシリーズ(対カージナルス戦)では3勝3敗で迎えた第7戦で、19歳の若さでポストシーズンでのHRを放ったが、これは1952年のミッキー・マントル(20歳/21歳になる2週間前)の記録を塗り替える最年少記録である。ワールドシリーズ(対ヤンキース戦)でも、アンディ・ペティットから2打席連続HRを放つなど、一躍スターダムにのし上がったのである(ワールドシリーズでは敗れている)。
1997年、まだ新人王の資格を持っていることもあり、新人王候補として期待されたが、期待通りの結果は残せず、併用での起用が大半だった、結果、153試合の出場で打率.231、18HR、70打点、20盗塁という数字に終わり、新人王投票でも5位に終わっている。センターで40試合に先発出場、ライトで54試合に先発出場し、それ以外は途中出場である。センターでの出場はケニー・ロフトン不在時が大半であった。
1998年、ようやくセンターのポジションを手にしたアンドリュー。これまではマーキス・グリッソム、ロフトンがいるため、ライトに回る機会が多かったのが事実である。159試合に出場し、打率.271、31HR、90打点、27盗塁という成績を残したが、21歳4ヶ月でのシーズン30HRは、メル・オット(20歳5ヶ月/1929年)、トニー・コニグリアーノ(20歳8ヶ月/1965年)、フランク・ロビンソン(20歳11ヶ月/1956年)、テッド・ウイリアムス(21歳24日/1939年)、アレックス・ロドリゲス(21歳25日/1996年)に次ぐメジャー史上6番目の最年少記録となる。さらにゴールドグラブ賞を初受賞するほど守備の評価も高く、リーグを代表する外野手となったのである。
1999年は162試合にフル出場し、打率.275、26HR、84打点、24盗塁をマーク。チームメイトであるチッパー・ジョーンズと共に「20-20」クラブ入りを果たしている。翌2000年、オールスターゲームにも初出場を果たしたアンドリューだが、161試合の出場で打率.303、36HR、104打点、21盗塁をマーク。安打数もキャリアハイとなる199安打を記録している。さらにハンク・アーロン以来となる3年連続「20-20」クラブ入りを果たしている(アーロンは1963~66年と4年連続で達成)。
2001年、161試合の出場で打率.251、34HR、104打点、11盗塁を記録した。前年以降と比べて体重が増加したこともあり、三振数が増え、盗塁数が減るという面もあった。しかし、打撃面ではシーズン最後の1ヶ月(27試合)で26打点を挙げる打棒も見せている。オフになると6年間7500万ドルという内容でブレーブスと契約延長に合意した。
2002年は154試合に出場し、打率.264、35HR、94打点をマーク。9月には2試合にまたがって4打数連続HR(9月7日のエクスポズ戦と9月10日のメッツ戦)を記録しており、これはリーグ史上11人目の快挙である。翌2003年、ゲーリー・シェフィールドの加入もあり、打点数が増えた。156試合の出場で打率.277、36HR、116打点という数字を残している。この年は通算HR数も200本の大台に乗せる節目のシーズンとなった。2004年は154試合の出場で打率.261、29HR、91打点と結果に終わり、球団新記録となる147三振を喫してしまった(1998年のアンドレス・ガララーガの146三振を塗り替えている)。
2005年はアンドリューにとって、その才能が遺憾なく発揮されたシーズンとなった。160試合に出場し、打率.263、51HR、128打点というパワーを見せつけ、本塁打王と打点王の二冠王に輝いた。常連のゴールドグラブ賞はもちろんだが、シルバースラッガー賞も初受賞。シーズン51HRは、それまでのエディー・マシューズ、アーロンの球団記録(47HR)を塗り替えるものである。MVP投票でも2位に食い込むなど、アンドリュー自身の価値を大きく高めたのである。
2006年、156試合の出場で、打率.262、41HR、129打点と爆発力を見せた。2年連続40HRもブレーブス史上初となる記録である。そして迎えた2007年、契約最終年ということでその動向に注目が集まったが、154試合に出場し、打率.222、26HR、94打点と期待はずれの成績に終わってしまった。オフにFAとなるが、期待された大型長期契約は果たせず、ドジャースと2年間3620万ドルで契約するに留まった。
2008年、鳴り物入りでドジャース入りするも開幕から不振に苦しみ、打率は2割に満たないまま低迷。レギュラーの座も剥奪されてしまい、ドジャースサイドの期待を大きく裏切っているのが現状である。数多くの最年少記録に絡んできたアンドリューもまだ30代になったばかりで老け込む年齢ではなく、奮起が待たれるところである。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1996 Atl 31 106 11 23 7 1 5 13 29 7 3 .265 .443 .217 1997 Atl 153 399 60 92 18 1 18 70 107 56 20 .329 .416 .231 1998 Atl 159 582 89 158 33 8 31 90 129 40 27 .321 .515 .271 1999 Atl 162 592 97 163 35 5 26 84 103 76 24 .365 .483 .275 2000 Atl 161 656 122 199 36 6 36 104 100 59 21 .366 .541 .303 2001 Atl 161 625 104 157 25 2 34 104 142 56 11 .312 .461 .251 2002 Atl 154 560 91 148 34 0 35 94 135 83 8 .366 .513 .264 2003 Atl 156 595 101 165 28 2 36 116 125 53 4 .338 .513 .277 2004 Atl 154 570 85 149 34 4 29 91 147 71 6 .345 .488 .261 2005 Atl 160 586 95 154 24 3 51 128 112 64 5 .347 .575 .263 2006 Atl 156 565 107 148 29 0 41 129 127 82 4 .363 .531 .262 2007 Atl 154 572 83 127 27 2 26 94 138 70 5 .311 .413 .222 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1761 6408 1045 1683 330 34 368 1117 1394 717 138 .342 .497 .263
受賞タイトル一覧
- ハンクアーロン賞1回(2005)
- 本塁打王1回(2005)
- 打点王1回(2005)
- ゴールドグラブ賞10回(1998~2007)
- シルバースラッガー賞1回(2005)
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