- 2009-02-03 (火) 0:04
- MLB Players
#40 バートロ・コロン(Bartolo COLON) | SP

- 1993年6月・インディアンズと契約
- 1975年5月24日生 右投右打 183センチ 102キロ
- ドミニカ共和国出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 LAA 10 10 1 1 1 5 0 56.1 71 31 11 39 32 5.11 2007 LAA 19 18 0 0 6 8 0 99.1 132 76 29 74 70 6.34 2008 Bos 7 7 0 0 4 2 0 39.0 44 27 10 23 17 3.92 ----------------------------------------------------------------------------- Total 316 313 31 8 150 97 0 2014.1 1999 1569 689 989 916 4.09
選手の紹介文
メジャーリーグを代表するパワーピッチャーとして君臨していたバートロ・コロン。1990年代後半のインディアンズ黄金時代のエースとして結果を残した。シーズン20勝を2度も記録し、2005年にはエンゼルスのエースとしてサイヤング賞も受賞している。その後は怪我で満足したシーズンを過ごせてないが、2009年はホワイトソックスと契約し、復活にかける。
1975年、ドミニカ共和国に生まれたコロン。学校が好きではないコロンは高校を中退して1993年6月、インディアンズと30万ドルで契約を交わすこととなった。この年はドミニカのサマーリーグに参加。11試合の登板で6勝1敗の防御率2.59という成績を残し、高い潜在能力を示した。翌1994年はアメリカ本土のルーキーリーグでプレーし、12試合の登板で7勝4敗、防御率3.14という成績を残している。
1995年は1Aキンストンで1シーズン過ごし、13勝3敗、防御率1.96という好成績を残したが、勝率.813と奪三振152個は共にリーグトップの記録であった。翌1996年は2Aカントン・アクロンと3Aバッファローで投げるが肩痛に苦しめられて思うような成績は残せなかった。しかし、コロンの評価は高く、メジャー昇格も時間の問題であったのである。
1997年は、スプリングトレーニングでの実績が認められ、開幕をメジャー第5先発投手として迎えることになった。4月4日のエンゼルス戦がデビュー戦となったが、勝利を手にすることはできなかった。メジャー2試合目の登板となる4月9日のマリナーズ戦では、1イニングすら投げきることができず、降板するという最悪のスタートだった。そしてこの2日後には3Aへの降格が告げられることになる。4月末に再びメジャー昇格し、5月に入って3Aへ再降格と結局、この年はメジャーと3Aを7度も行ったり来たりを繰り返すことになる。その中で、3Aにいた6月20日にはノーヒッターも達成。こうしてメジャー1年目は、才能の片鱗を見せつつも19試合の登板(先発が17試合)で4勝7敗、防御率5.65という成績に終わった。
コロンにとって1998年は飛躍の年となった。前年と同じ第5先発投手として開幕を迎えるが、初登板となる4月4日のツインズ戦では、10三振を奪う、散発4安打のメジャー初完封勝利を手にしている。5月29日のブルージェイズ戦ではキャリア最多の14奪三振を記録しての完投勝利をマーク。インディアンズとしての球団記録(1987年にグレッグ・スウェンデルが記録した15奪三振)に、あと1つと迫るものである。
前半戦では9勝4敗の防御率2.46という素晴らしい成績を残し、初めてのオールスターゲーム出場を果たすことになる。初出場のオールスターでは、バリー・ボンズに3ランホームランを打たれるなど散々なオールスターデビューになってしまった。その影響があってか、後半戦は5勝5敗、防御率5.65と落ち込むことになる。しかし、メジャー2年目でありながらシーズン14勝は堂々たる成績である。
この年は地区優勝を果たし、コロンにとっては初めてのポストシーズンを経験。レッドソックスとのディビジョンシリーズ第4戦に先発し、5回2/3を1失点に抑えた。続くヤンキースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第3戦に先発し、4安打1失点の完投勝利をマーク。インディアンズの投手がポストシーズンで完投を記録するのは、1954年のワールドシリーズ第1戦でボブ・レモンが記録して以来である(しかし、レモンは延長10回まで投げて負け投手になっている)。
インディアンズに欠かせない投手になったコロンは1999年、リーグ2位タイのシーズン18勝(5敗)を挙げた。7月に4勝をマークするなど尻上がりに調子を上げていったコロンは後半戦19試合の登板で、12勝2敗の防御率2.98という成績を残し、サイヤング賞の投票ではリーグ4位に食い込んでいる。この年のサイヤング賞はペドロ・マルチネスが獲得するが、コロンに2位票を入れた記者が3人もいるというところに周囲の期待の高さが伺える。しかし、レッドソックスとのディビジョンシリーズ第4戦に先発し、2回でノックアウトされ、ワールドシリーズ進出は果たすことができなかった。
2000年は4月半ばから初めての故障者リスト入りを経験するが、終わってみれば15勝8敗、防御率3.88に加え、初めて奪三振数が200を超えた(212奪三振)。奪三振率(9イニング当たり)10.1個は、ペドロの11.8個に次ぐリーグ2位の記録である。さらに、好調だった前年の7月以降の約1年半で、27勝10敗という高い勝率をキープしている。
こうして迎えた2001年は開幕から調子が一定せず、5月上旬から約1ヶ月も白星から見放されるという苦しいスタートだった。チームメイトのチャック・フィンリーが故障者リスト入りしたこともあり、チームの投手陣の比重は新人のCC・サバシアとデーブ・バーバに委ねられた。7月に4勝をあげたコロンは結局、14勝12敗、防御率4.09でシーズンを終える。そんな中、チームは地区優勝を飾り、2年ぶりにポストシーズンへコマを進める。
メジャータイ記録となる116勝をマークしたマリナーズとのディビジョンシリーズでは、コロンは第1戦に先発。同じタイプのフレディ・ガルシアとの投げ合いだったが、コロンは8回まで投げ、毎回のようにランナーを許すものの得点を許さず、6安打無失点の10奪三振という内容でこのシリーズの初戦を奪った。しかし、第4戦で再びガルシアと投げ合い、このときは敗れている(結果的にチームもディビジョンシリーズで敗退している)。
2001年、開幕から白星を重ねていくコロン。6月後半の段階で10勝(4敗)を挙げていたが、チームの緊縮財政の方針から急遽エクスポズへの移籍が決まった。交換相手はグレイディ・サイズモア、ブランドン・フィリップス、クリフ・リーが含まれるなど、後に台頭する若手選手だった。リーグを跨いだエクスポズ移籍後も10勝(4敗)を記録しており、結果として自身初となるシーズン20勝をマークしたのである。
2003年は移籍でホワイトソックスに移り、34試合に先発し、15勝13敗、防御率3.87をマーク。9試合も完投するなど、投球回数はキャリアハイとなる242回を記録している。オフにはFAとなると、エンゼルスと4年間5100万ドルで契約に合意。エンゼルスでの移籍1年目は前半戦は6勝(8敗)に終わり、後半戦で12勝(4敗)。結果として18勝(12敗)を挙げたのでだが、防御率5.01という点に評価が分かれた。
2005年、開幕10試合の登板で8勝を挙げるほど快調に白星を重ねた。シーズン後半は腰痛もあり、失速した形ではあったが、33試合の先発で21勝8敗、防御率3.48、157奪三振をマーク。自身初となる最多勝のタイトルを獲得し、サイヤング賞のタイトルもマリアーノ・リベラ、ヨハン・サンタナを振り切って受賞している。しかし、ポストシーズンでは本来の投球が出来ず、ディビジョンシリーズ(対ヤンキース)は勝ち抜くも、リーグチャンピオンシップシリーズ(対ホワイトソックス)ではコロンの登板機会すらなかったのである。
2006年は右肩を痛めて、わずか10試合にしか登板できなかった。2007年も怪我に苦しみ、6勝8敗、防御率6.34と本来の投球は出来ていない。オフにFAとなると、拾われる形でレッドソックスへ移籍した。5月末にメジャー復帰し、7試合の登板で4勝2敗、防御率3.92という数字を残している。2009年からは過去に在籍したことのあるホワイトソックスと1年契約を交わし、再起を目指す。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
- 最多勝:1回(2005-AL)
受賞アワード一覧
- サイヤング賞:1回(2005-AL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 1997 Cle 19 17 1 0 4 7 0 94.0 107 66 45 66 59 5.65 1998 Cle 31 31 6 2 14 9 0 204.0 205 158 79 91 84 3.71 1999 Cle 32 32 1 1 18 5 0 205.0 185 161 76 97 90 3.95 2000 Cle 30 30 2 1 15 8 0 188.0 163 212 98 86 81 3.88 2001 Cle 34 34 1 0 14 12 0 222.1 220 201 90 106 101 4.09 2002 Cle 16 16 4 2 10 4 0 116.1 104 75 31 37 33 2.55 2002 Mon 17 17 4 1 10 4 0 117.0 115 74 39 48 43 3.31 2003 CWS 34 34 9 0 15 13 0 242.0 223 173 67 107 104 3.87 2004 Ana 34 34 0 0 18 12 0 208.1 215 158 71 122 116 5.01 2005 LAA 33 33 2 0 21 8 0 222.2 215 157 43 93 86 3.48 2006 LAA 10 10 1 1 1 5 0 56.1 71 31 11 39 32 5.11 2007 LAA 19 18 0 0 6 8 0 99.1 132 76 29 74 70 6.34 2008 Bos 7 7 0 0 4 2 0 39.0 44 27 10 23 17 3.92 ----------------------------------------------------------------------------- Total 316 313 31 8 150 97 0 2014.1 1999 1569 689 989 916 4.09
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:2回(1998-AL、2005-AL)
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