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Ben SHEETS(ベン・シーツ)

Milwaukee BREWERS

#15 ベン・シーツ(Ben SHEETS) | SP

ベン・シーツ

  • 1999年6月ドラフト・ブリュワーズ1位(全米10番目)
  • 1978年7月18日生 右投右打 185センチ 89キロ
  • ルイジアナ州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2006  Mil   17  17   0   0   6   7   0  106.0  105  116   11   47   45   3.82
 2007  Mil   24  24   2   0  12   5   0  141.1  138  106   37   62   60   3.82
 2008  Mil   31  31   5   3  13   9   0  198.1  181  158   47   74   68   3.09
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      221 221  18   4  86  83   0 1428.0 1402 1206  313  650  591   3.73

選手の紹介文
ブリュワーズのエースであるベン・シーツ。リーグを代表する投手であることは誰もが認めるところだが、脆さが垣間見えるベン・シーツ。ようやく開花しつつある感もあり、注目は集まっている。重い速球に加え、高い評価を受けているカーブ、さらにはチェンジアップで打者を翻弄する。ブリュワーズのエースであることは誰もが認めるが、ここ3年連続で規定投球回数を下回っている点は大きな課題でもある。

高校時代のシーツはバスケットボールに才能を発揮しており、野球ではそれほどの活躍を見せていたわけではなかった。しかし、高校2年時にマウンドに上がったシーツを見ていたルイジアナ大学のコーチがシーツの隠れた才能を見出したことから、事態は急展開する。投手として130キロぐらいの速球しか投げられないシーツは野球の奨学生としてルイジアナ大学へ進学することになった。

ルイジアナ大学では2年生になってから台頭。3年生になった頃には球速も145キロまでに伸び、この年は14勝1敗の防御率3.11という好成績をあげた。はじめてアメリカ代表メンバーに入ったのもこの年である。そして迎えたドラフトではブリュワーズから全米10番目の1位指名を受け、プロの世界に足を踏み入れることになる。指名されて即入団し、ルーキーリーグと1Aの2つのクラスでマウンドに上がり、合わせて7試合に登板し、計35回2/3を投げ、40個の三振を奪うなど、非凡な才能を発揮した。

翌2000年は開幕を2Aで迎える。ここで13試合に登板し、5勝3敗の防御率1.88という好成績を挙げてから3Aへ昇格。3Aでは3勝5敗ながら、防御率2.87を記録。9月のロースター拡大でメジャー昇格も考えられたが、オリンピック代表として選出されたため、シドニーへ向かうことになった。

2000年シドニーオリンピック、決勝戦のキューバ戦にアメリカ代表チームの先発としてマウンドに立ったシーツ。対戦相手のキューバは、野球がオリンピック正式競技になった1992年から、28戦で25勝1敗2分けとほぼ無敵を誇っていた。シーツはこの最強軍団キューバを散発3安打に抑え込む完封勝利を演じた。テンポのいいピッチングで、球数はわずかに98球という少なさである。シーツはアメリカに金メダルをもたらすことで、一躍その名を周囲に知らしめたことになる。

2001年シーズン前にはメジャー経験が一度もないものの、オリンピックでの好投で一躍知られたことから、新人王候補の筆頭にあげられていた。150キロ前後のストレートとカーブ、チェンジアップが既にメジャーレベルなのは誰もが知るところであり、それぞれでカウントを稼げるというのも魅力である。幸いなことにシーツの所属するブリュワーズは本拠地を、それまでの伝統あるカウンティスタジアムから、開閉式の天然芝球場ミラーパークへと移すとあって、シーツはチームの新しい時代の象徴にも見えた。

ブリュワーズの将来を握る男である。順調に開幕をメジャーで迎えたシーツは開幕第4戦に先発を果たす。チームはここまで開幕3連敗と苦しい状況で、新人のシーツに連敗ストッパーとしての役割が求められた。しかし、6回を投げ6安打5四球の5失点という内容でマウンドを降りた。次の登板でも結果を出せず、わずか2試合に投げただけでマイナーへ降格させられた。

チームのエース格であるジェフ・ダミーコが右ヒジに違和感を訴えたこともあり、マイナーで2試合の登板を経てメジャーへ戻る。4月28日の対エクスポズ戦に先発し、6回1/3を投げ、7安打4失点の5奪三振という内容。この試合で主砲のジェフ・ジェンキンスが1試合3発打ったこともあり、シーツはメジャー初勝利を手にした。

1つ勝ったシーツはその後、4連勝をマーク。さらに5月29日の対カージナルス戦では、散発5安打に抑え、3塁すら踏ませない素晴らしい投球内容で初完封を記録した。この完封を機にさらに6連勝。新人ながらオールスター前に10勝をマークし、オールスター初出場の名誉も手にした。オールスターでは、終盤の8回裏にわずか一人に投げるにとどまっている。

名誉を手にしたシーツだが、オールスターを挟んで5連敗し、8月頭から9月半ばまで再びマイナーへ降格。シーズン終盤にメジャーへ戻ってくるが、勝ち星を1つ積み上げるだけで精一杯で、期待された新人王は獲得できなかった。シーツのメジャー1年目となる2001年は、11勝10敗の防御率4.76に終わっている。

飛躍が期待された2002年、34試合に登板し、11勝16敗、防御率4.15という数字に終わった。16敗はリーグトップの黒星である。翌2003年は7月までの段階で10勝7敗、防御率3.88という成績を残していたが、シーズン最後の2ヶ月はわずか1勝しか挙げられず、結果として11勝13敗、防御率4.45と黒星が先行する形となってしまい、課題を残した。

2004年、シーツの実力が発揮されたシーズンとなった。5月16日の対ブレーブス戦では1試合18奪三振という球団記録を樹立している。打線の援護に恵まれない不運な点はあったが、12勝14敗、防御率2.70、264奪三振を記録。264奪三振はミルウォーキーの球団記録(ブリュワーズとかつてのブレーブス含む)でもある。さらに与えた四球が32個というのも驚くべき点であり、それだけにチームの打撃成績が伴わなかったことが非常に悔やまれる。

シドニーオリンピックでは、決勝のキューバ戦で完封。2005年、4年間3850万ドルで契約を更新したシーツだが、故障者リスト入りするなど苦しいシーズンとなった。22試合に登板し、10勝9敗、防御率3.33という数字に終わっている。5年連続2桁勝利を記録したが、これは球団史上マイク・キャルドウェル、ムース・ハース以来3人目の快挙となる。翌2006年も右肩の痛みに苦しめられ、6勝7敗という成績でシーズンを終えている。

2007年、開幕戦(対ドジャース戦)で2安打無四球の1失点に抑える完投勝利という最高の形でスタートを切った。4月はこの1勝のみだったが、5月に4勝、6月に5勝という好調ぶりでオールスター前に10勝をマーク。6月半ばには通算1000奪三振を達成。しかし、夏場になると右手中指を痛め、その後は左足ハムストリングを痛めるアクシデント続きでシーズンを終えることとなってしまう。結果、12勝5敗、防御率3.82という結果でシーズンを終わった。

2008年も開幕序盤から白星を重ねており、ブリュワーズとしては1982年以来となるワールドシリーズ進出に向けて期待は高まる。本塁打王のプリンス・フィルダー、新人王のライアン・ブラウン、さらにはシーズン途中に移籍してきたCC・サバシアと共にシーツの右腕にも大きな期待がかかっている。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2001  Mil   25  25   1   1  11  10   0  151.1  166   94   48   89   80   4.76
 2002  Mil   34  34   1   0  11  16   0  217.2  237  170   70  105  100   4.15
 2003  Mil   34  34   1   0  11  13   0  221.2  232  157   43  122  109   4.45
 2004  Mil   34  34   5   0  12  14   0  237.0  201  264   32   85   71   2.70
 2005  Mil   22  22   3   0  10   9   0  157.2  142  141   25   66   58   3.33
 2006  Mil   17  17   0   0   6   7   0  106.0  105  116   11   47   45   3.82
 2007  Mil   24  24   2   0  12   5   0  141.1  138  106   37   62   60   3.82
 2008  Mil   31  31   5   3  13   9   0  198.1  181  158   47   74   68   3.09
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 Total      221 221  18   4  86  83   0 1428.0 1402 1206  313  650  591   3.73

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:4回(2001-NL、2004-NL、2007-NL、2008-NL)

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