- 2009-04-02 (木) 0:01
- MLB Players
#1 ベンジー・モリーナ(Bengie MOLINA) | C

- 1993年5月・エンゼルスと契約
- 1974年7月20日生 右投右打 180センチ 94キロ
- プエルトリコ出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Tor 117 433 44 123 20 1 19 57 47 19 1 .319 .467 .284 2007 SF 134 497 38 137 19 1 19 81 53 15 0 .298 .433 .276 2008 SF 145 530 46 155 33 0 16 95 38 19 0 .322 .445 .292 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1112 3944 378 1093 180 4 119 595 369 171 3 .310 .415 .277
選手の紹介文
ジャイアンツの正捕手として、打撃でも主軸の役割を任せられるベンジー・モリーナ。過去には世界一経験もあり、ゴールドグラブ賞受賞経験もあるなど、欲しいものを手に入れてきた。モリーナ三兄弟の長男であり、次男ホゼ・モリーナ、三男ヤディア・モリーナと3人がメジャーで捕手を務める希有な存在である。
プエルトリコ出身のモリーナは野球一家に育った。父親はプエルトリコののアマチュアリーグでセカンドベースマンとして活躍。通算打率.320をマークするほどの打撃で殿堂入りを果たしているほどの選手だった。その父の影響で野球を始めたモリーナだが、学生時代に守っていたポジションはショートストップだったという。
1993年5月にエンゼルスと契約を交わしたモリーナ。ルーキーリーグからスタートするが、フィールディングの良さを見込まれ、捕手を任されることとなった。着実に階段を昇り、1995年には1Aの2つのクラスでプレーし、高い守備力と共に3割近い打率で大きくアピール。翌1996年は2Aミッドランドで108試合に出場し、打率.274、8HR、54打点をマークする一方、守備率.990と安定感を見せた。
1997年は怪我での離脱もある中で1Aと2Aでプレーし、打率.302を記録。翌1998年は2Aで開幕を迎えると41試合の出場で打率.357をマークするとそのまま3Aバンクーバーへ昇格。6月半ばには初のメジャー昇格を果たすも、出場機会のないまま3Aへ降格する。3Aでは49試合の出場で打率.293をマークし、シーズン終盤に再びメジャーへ昇格。2試合にだけ出場できたのだが、捕手としてマスクをかぶったのはたったの1イニングのみ。この年はメジャーの雰囲気を味わうのみで終わった。
1999年、開幕を3Aで迎えると4月は好調で月間打率.362をマーク。その後も勝負強い打撃を披露し、65試合の出場で打率.286、7HR、41打点という数字を残した。そして、8月に入りようやくメジャーに復帰。メジャーで初めて先発のスタメンマスクをかぶった8月4日の対ロイヤルズ戦であり、いきなり4打数3安打を記録している。若さ故の未熟さはあったが、配球を含めた捕手としての基本能力は非常に高く評価されたのである。
2000年はメジャーでフルシーズンを過ごした初めての1年となった。正捕手の座を掴み、130試合に出場し、打率.281、14HR、71打点という成績を残した。新人王投票では佐々木主浩、テレンス・ロング、マーク・クインに次ぐ4位に食い込んでいる。実際に捕手として記録した打点数は70点だが(1点は指名打者として記録)、これはエンゼルスの捕手としては史上最多の記録である。この年から監督に就任したマイク・ソーシアもモリーナの才能を認めていた。
2001年、開幕前に4年間425万ドルという契約延長に合意。5月に右足ハムストリングを痛めて故障者リスト入りすることとなったが、代わりに3Aから昇格してきたのは一歳違いの実弟ホゼだった。兄弟が同じチームメイトというのは1997年のレッズにおけるブーン兄弟(ブレット・ブーンとアーロン・ブーン)以来である。1Aと3Aで調整後、メジャーへ戻ってきたのは6月末のことである。兄が正捕手で弟が控え捕手という状況で、モリーナは96試合に出場し、打率.262、6HR、40打点という数字を残すに留まった。
2002年、開幕からエンゼルスのホームベースを守り続けたモリーナ。夏場に1度だけ戦線離脱するが、復帰後はチームの快進撃に貢献。投手への配球においても投手陣からの信頼は抜群だった。破壊力ある打撃が取り上げられるエンゼルスも、モリーナを軸とした守備力が根底としてあることが強みである。守備率.999は球団新記録であり、768回の守備機会でエラーは1個という抜群の安定感だった(打撃成績は打率.245、5HR、47打点)。
チームはワイルドカードとしてポストシーズンに進出。ディビジョンシリーズ(対ヤンキース)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対ツインズ)を制し、リーグ優勝を果たした。ジャイアンツとのワールドシリーズに出場し、第3戦では2安打3四球で5回出塁。第7戦でも2打点を挙げる活躍で、エンゼルス球団創立初の世界一に導いたのである。実弟ホゼとは兄弟でチャンピオンリングを手にしたことになる。
2003年も守備の安定感は群を抜き、2年連続でのゴールドグラブ賞を受賞。盗塁阻止率はリーグトップの.444であり、守備率.994はエラーを5個しか記録していない。9月に入ると左手首を痛めた影響で終盤の1ヶ月を離脱。打撃成績としては119試合の出場で打率.281、14HR、71打点とパワー面で向上を見せたのである。
2004年はスプリングトレーニングでハムストリングを痛めた影響で開幕から出遅れた。6月と8月にそれぞれ故障者リスト入りするなど、怪我に苦しんだシーズンだった。97試合の出場で打率.276、10HR、54打点という成績に終わっている。オプションを行使して残留した2005年も怪我での離脱はあったが、119試合の出場で打率.295、15HR、69打点と打撃面でも貢献。7月30日の対ヤンキース戦では捕手モリーナとファーストを守った実弟ホゼが共にランディ・ジョンソンからHRを放つメジャー史上8度目の快挙を達成した(最近では2001年のジェイソン・ジオンビーとジェレミー・ジオンビーの兄弟で達成して以来のこと)。
オフにFAとなるとブルージェイズと1年間500万ドルで契約合意し、移籍が決まった。初めてチームを移った2006年シーズン、117試合の出場で打率.284、19HR、57打点という好成績を残した。対左投手の打率としては.358と勝負強さも発揮。ブルージェイズを地区2位に引き上げる原動力となったのである。オフに再度FAとなると、今後はジャイアンツと3年間1600万ドルという内容で契約合意に至ったのである。
2007年、移籍先のジャイアンツを好守でチームを引っ張ったモリーナ。134試合に出場し、打率.276、19HR、81打点をマークした。5月7日の対メッツ戦では1イニングで2HRを放ったが、これは球団史上ウイリー・マッコビー(1977年)以来の快挙となる。捕手として出場した試合では78打点を挙げており、これはジャイアンツの捕手としては史上2番目に高い数字である(最多は1970年のディック・ディエッツによる104打点)。
2008年はチームの主軸を任されるほど、打撃面が注目された。145試合に出場し、打率.292、16HR、95打点に加え、33本の2塁打をマーク。捕手として記録した打点は91点となり、前年の自らの記録は塗り替えた。5月の月間打率は.347と安定感を見せ、9月も打率.352をマークするなど、ジャイアンツの4番打者としての責任は果たしたと言える。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- ゴールドグラブ賞:2回(2002-AL、2003-AL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1998 Ana 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 1999 Ana 31 101 8 26 5 0 1 10 6 6 0 .312 .337 .257 2000 Ana 130 473 59 133 20 2 14 71 33 23 1 .318 .421 .281 2001 Ana 96 325 31 85 11 0 6 40 51 16 0 .309 .351 .262 2002 Ana 122 428 34 105 18 0 5 47 34 15 0 .274 .322 .245 2003 Ana 119 409 37 115 24 0 14 71 31 13 1 .304 .443 .281 2004 Ana 97 337 36 93 13 0 10 54 35 18 0 .313 .404 .276 2005 LAA 119 410 45 121 17 0 15 69 41 27 0 .336 .446 .295 2006 Tor 117 433 44 123 20 1 19 57 47 19 1 .319 .467 .284 2007 SF 134 497 38 137 19 1 19 81 53 15 0 .298 .433 .276 2008 SF 145 530 46 155 33 0 16 95 38 19 0 .322 .445 .292 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1112 3944 378 1093 180 4 119 595 369 171 3 .310 .415 .277
キャリアハイライト一覧
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