- 2009-01-12 (月) 0:06
- MLB Players

#26 ビリー・ウイリアムス(Billy WILLIAMS) | OF

- 1959年・カブスと契約
- 1938年6月15日生 右投左打 185センチ 80キロ
- アラバマ州出身
選手の紹介文
1960年代から1970年代にかけてカブスで活躍したビリー・ウイリアムス。新人王を受賞後、安定した数字を残し続けた点は評価が高い。1117試合連続試合出場記録を作るなど、カブスを語るに欠かせない選手だが、チームをワールドシリーズに運ぶことが出来なかった点が惜しまれる。背番号26番はカブスの永久欠番に指定されている。
アラバマ州に生まれたウイリアムスは同郷のハンク・アーロンに憧れていたという。高校時代は野球で思うような成績を残せず、大学からはアメリカンフットボールの奨学生としての提示を受けるが野球を選択した。セミプロチームでのプレーを続けることで経験を積み、1959年にカブスと契約した。
2Aサンアントニオでプレーしていた際、往年の大打者であるロジャース・ホーンスビーの指導を受ける幸運に恵まれたウイリアムス。2Aでは94試合に出場し、打率.318、10HR、79打点と非凡な成績を残し、3Aで5試合だけの出場を経て、8月にはメジャー昇格を果たしたのである(この年はメジャーではわずか18試合だけの出場に留まっている)。
1960年は大半を3Aで過ごし、126試合の出場で打率.323、26HR、80打点という好成績を残すと、翌1961年にはメジャーに定着することとなった。カブスのレフトに定着すると146試合に出場し、打率.278、25HR、86打点という好成績を残して、新人王を獲得。メジャーリーガーとして順調な門出を切ったのである。
1962年にはオールスターゲームにも初出場し、リーグを代表する選手となった。1962年から始まった連続試合出場記録は1972年まで続き、1117試合という当時のナショナルリーグ記録を樹立した。これはスタン・ミュージアルの895試合連続試合出場を抜くものだが、後にスティーブ・ガービー(1207試合/1975~83年)にて更新されている。
1964年には打率.312、33HR、98打点、翌1965年にも打率.315、34HR、108打点というカブスの3番打者として十分な成績を残していた。当時のカブスにはアーニー・バンクスやロン・サントという主軸選手を抱えながら、優勝には縁がなかったのである。特に1969年は9月最初まで地区首位を守っていたが、9月の月間成績が9勝18敗に終わり、メッツに逆転を許した。この年の9月は打率.304をマークするも孤軍奮闘に終わった。
1970年、打率.322、42HR、129打点とキャリア最高のシーズンを過ごすこととなったウイリアムス。リーグトップの205安打を記録し、本塁打と打点はジョニー・ベンチ(45HR、148打点)に次ぐ2位に終わり、MVP投票でもベンチに次ぐ2位となっている。1972年には打率.333、37HR、122打点をマークして、キャリア初の打撃タイトルとなる首位打者の栄冠を手にした。
1974年を最後にカブスのユニフォームを脱ぐこととなった。交換トレードでアスレティックスへ移籍することになったのである。移籍1年目の1975年、主に指名打者として打率.244、23HR、81打点という成績でチームの地区優勝に貢献した。ウイリアムスにとって初めてのポストシーズンとなったが、リーグチャンピオンシップシリーズ(対レッドソックス)では3連敗で敗退し、念願のワールドシリーズ出場は果たせなかった(ウイリアムスも8打数無安打に終わっている)。そして、1975年限りで現役を引退した。
メジャーでの通算成績は打率.290、2711安打、426HR、1475打点というものである。引退後は殿堂入り投票でなかなか75%を越えないでいたが、1987年にようやく殿堂入りが決まった。その年にカブスはウイリアムスの背番号26番を永久欠番にすることを発表。地味な印象のあるウイリアムスだが、堅実なプレーの積み重ねが高い評価を受けたのである。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
- 首位打者:1回(1972-NL)
受賞アワード一覧
- 新人王(1961-NL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1959 CHC 18 33 0 5 0 1 0 2 7 1 0 .176 .212 .152 1960 CHC 12 47 4 13 0 2 2 7 12 5 0 .346 .489 .277 1961 CHC 146 529 75 147 20 7 25 86 70 45 6 .338 .484 .278 1962 CHC 159 618 94 184 22 8 22 91 72 70 9 .369 .466 .298 1963 CHC 161 612 87 175 36 9 25 95 78 68 7 .358 .497 .286 1964 CHC 162 645 100 201 39 2 33 98 84 59 10 .370 .532 .312 1965 CHC 164 645 115 203 39 6 34 108 76 65 10 .377 .552 .315 1966 CHC 162 648 100 179 23 5 29 91 61 69 6 .347 .461 .276 1967 CHC 162 634 92 176 21 12 28 84 67 68 6 .346 .481 .278 1968 CHC 163 642 91 185 30 8 30 98 53 48 4 .336 .500 .288 1969 CHC 163 642 103 188 33 10 21 95 70 59 3 .355 .474 .293 1970 CHC 161 636 137 205 34 4 42 129 65 72 7 .391 .586 .322 1971 CHC 157 594 86 179 27 5 28 93 44 77 7 .383 .505 .301 1972 CHC 150 574 95 191 34 6 37 122 59 62 3 .398 .606 .333 1973 CHC 156 576 72 166 22 2 20 86 72 76 4 .369 .438 .288 1974 CHC 117 404 55 113 22 0 16 68 44 67 4 .382 .453 .280 1975 Oak 155 520 68 127 20 1 23 81 68 76 0 .341 .419 .244 1976 Oak 120 351 36 74 12 0 11 41 44 58 4 .320 .339 .211 ------------------------------------------------------------------------------ Total 2488 9350 1410 2711 434 88 426 1475 1046 1045 90 .361 .492 .290
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:6回(1962-NL、1964-NL、1965-NL、1968-NL、1972-NL、1973-NL)
- 殿堂入り:1987年(得票率:85.71%)
- 永久欠番:#26(Cubs)
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