- 2008-11-25 (火) 0:05
- MLB Players

#5 ボブ・ホーナー(Bob HORNER) | 3B

- 1978年6月ドラフト・ブレーブス1位(全米1番目)
- 1957年8月6日生 右投右打 186センチ 88キロ
- カンザス州出身
選手の紹介文
マイナーリーグを経験せずにメジャーデビューしたボブ・ホーナー。ブレーブスの中軸打者としてデビューから衝撃を与え、1試合4HRも記録したことがある。契約上の問題から1年だけ日本プロ野球でプレーし、現役メジャーリーガーの凄まじさを知らしめた。メジャーリーグに復帰するも極度の不振により若くして引退している。
カンザス州に生まれたホーナーだが、幼少時にアリゾナ州へ引っ越し。野球の才能は高校時代からずば抜けており、卒業時にはアスレティックスから15位指名(全米357番目)を受けている。その指名を拒否し、アリゾナ州立大学へ進学。大学通算で58HRを記録する打棒を見せて、アメリカ代表に選出されるほどの評価を手にした。
1977年にはシーズン25HRという記録を樹立し、大学ワールドシリーズのMVPにも輝いている。大学時代はセカンドを守り、驚異の打撃を見せていたという。1978年ドラフトでブレーブスから全米1番目となる1位指名を受けてプロ入りを決めた。指名されたその年、マイナーリーグでのプレーを拒否し、そのままメジャーでプレー。メジャーではサードを守ることになった。
デビュー戦となった対パイレーツ戦ではバート・ブライレブンからHRを放っている。結局、89試合に出場し、打率.266、23HR、63打点という成績を残した。新人ではありながら、サードとして放った23HRはリーグトップとなる記録である。新人王投票ではオジー・スミスとの争いになり、見事新人王に選出されている。メジャー2年目となる1979年、121試合に出場し、打率.314、33HR、98打点と2年目のジンクスは軽く吹き飛ばすだけの成績を残した。
1980年は開幕から極度の不振に陥り、マイナー降格も噂されたが、入団時に交わしたノートレード条項を盾にホーナーはマイナー降格を拒否。解釈の問題もあったが、結果としてメジャーに残り、124試合に出場。打率.268、35HR、89打点と抜群の長打力は見せたのである。1981年こそ肩と足の怪我でシーズン半分を欠場したが、1982年は打率.261、32HR、97打点を記録して、初めてとなるオールスター出場を果たしている。
1983年、開幕序盤から好調を記録したが、試合中のスライディング時に手首を痛めるアクシデントに見舞われた。結果、104試合の出場で打率.303、20HR、68打点という成績を残すが、手首の怪我が高く付いた。1984年は守備の際、打球に飛びついた際、再度手首を骨折してしまい、シーズンの大半を欠場することになった(わずか32試合の出場に終わっている)。
1985年に復帰を果たし、ポジションもファーストを守る機会が増えている。130試合に出場し、打率.267、27HR、89打点をマーク。翌1986年、7月6日の対エクスポズ戦でメジャー史上11人目となる1試合4HRを記録した(しかし、試合には敗れている)。ホーナーはメジャーデビューから多くのHRを放ちながらも満塁HRだけは打ったことがなかった。しかし、通算211本目のHRが自身初の満塁HRとなったのである。この年は141試合に出場し、打率.273、27HR、87打点という数字を残している。
オフにFA宣言するも、相次ぐ年俸高騰からオーナー側の共闘より契約がまとまらなかった。結果、ホーナーは日本プロ野球のヤクルト・スワローズと契約することになった。シーズン途中からの登録となったが、スワローズが用意した背番号は50番で、それだけの本数のHRを打って欲しいという願いからだった。93試合の出場で打率.327、31HR、73打点と圧倒的な成績を残し、「赤鬼」とも呼ばれるほどの打棒で周囲を驚かせたのである。スワローズと再契約の話しはあったが、結果、メジャー復帰の道を選んだ(ホーナー側が日本野球を袖にする様な発言があったと報道されたが、後に本人が否定している)。
1989年、カージナルスと契約したホーナー。当初、テキサス州に家があることもあり、レンジャーズとの契約を望んていたとのことである。カージナルスでは不振に陥り、肩の負傷もあり、わずか60試合の出場で打率.257、3HR、33打点と大きく期待を裏切った。翌1989年はオリオールズの招待選手としてスプリングトレーニングに参加するもメジャー復帰は果たせなかった。メジャー通算成績は打率.277、218HR、685打点というものである。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- 新人王(1978-NL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1978 Atl 89 323 50 86 17 1 23 63 42 24 0 .313 .539 .266 1979 Atl 121 487 66 153 15 1 33 98 74 22 0 .346 .552 .314 1980 Atl 124 463 81 124 14 1 35 89 50 27 3 .307 .529 .268 1981 Atl 79 300 42 83 10 0 15 42 39 32 2 .345 .460 .277 1982 Atl 140 499 85 130 24 0 32 97 75 66 3 .350 .501 .261 1983 Atl 104 386 75 117 25 1 20 68 63 50 4 .383 .528 .303 1984 Atl 32 113 15 31 8 0 3 19 17 14 0 .349 .425 .274 1985 Atl 130 483 61 129 25 3 27 89 57 50 1 .333 .499 .267 1986 Atl 141 517 70 141 22 0 27 87 72 52 1 .336 .472 .273 1988 StL 60 206 15 53 9 1 3 33 23 32 0 .348 .354 .257 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1020 3777 560 1047 169 8 218 685 512 369 14 .340 .499 .277
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(1982-NL)
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