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Brad RADKE(ブラッド・ラドキー)

Major League Baseball

#22 ブラッド・ラドキー(Brad RADKE) | SP

ブラッド・ラドキー

  • 1991年6月ドラフト・ツインズ8位(全米207番目)
  • 1972年10月27日生 右投右打 193センチ 104キロ
  • ウィスコンシン州出身

選手の紹介文
ツインズでキャリアを全うしたラドキー。ツインズ一筋に投げ続けたブラッド・ラドキー。7年連続を含む10度のシーズン2桁勝利は誇るべき記録である。弱かった頃のツインズと強くなったツインズの両方を肌で知る選手でもある。チーム内の信頼も熱く、投手陣のリーダーとしても大いに貢献した。

ラドキーは1972年、ウィスコンシン州に生まれた。高校時代は打撃も得意で、投手をやりながら内野手も兼任しており、野球と共にバスケットボールにも汗を流していた。そして、1991年のドラフトでツインズから8位指名(全米207番目)を受け、プロ入りすることとなった。

1994年には2Aナシュビルで、28試合に先発し、12勝9敗、防御率2.66を記録した。しかし、制球力に定評のある投手とは言われていたが、当時はそれほど注目されていた投手という訳ではなかった。

1995年のメジャーリーグはストライキ明けということで、開幕が1ヶ月遅れる。先発投手不足に泣いていたツインズはラドキーをメジャーで開幕を迎えさせる。こうしてメジャーデビューを飾ったラドキーは、デビュー戦こそ中継ぎだったが、それ以後は常に先発ローテーションに入った。3Aを経験してないことから昇格が早すぎるとの声があったが、その中でラドキーは28試合に先発し、チームトップの11勝(14敗)を挙げ、防御率5.32を記録し、メジャー1年目のシーズンを終えた。

1996年も先発ローテーションに定着して35試合に先発。11勝16敗、防御率4.46を記録している。この年に打たれたHRはリーグトップの40本。前年も32本のHRを打たれており、2年連続でHR配球王という不名誉な記録を手にした。もちろん、HRがよく出ると言われているメトロドームを本拠地にしていることも理由の一つなのだが。

1997年は6月頭まで13試合の先発で、4勝5敗の防御率5.00と前年までの内容とほぼ変わっていなかった。しかし、6月7日の対エンゼルス戦で6安打1失点の完投勝利を手にしてからは、勝利街道を突っ走る。6月は5勝1敗で終えたラドキーは、7月20日の対アスレティックス戦で完封勝利を演じ、7月は6試合6勝の防御率1.57と文句のつけようのない内容。

勢いは留まらず、8月の最初の登板でも勝利を飾り、12試合先発登板における連続勝利という記録を作った。この記録は1950年以降では、ボブ・ギブソン(1968年)、パット・ドブソン(1971年)に次ぐ3人目という快挙であった。ただ単に12連勝という記録にしても、スコット・エリクソン(1991年)と並ぶ球団記録である。ラドキーはこの12試合での防御率が1.87を記録している。シーズン通しては35試合の先発で、20勝10敗、防御率3.87を記録。チームがわずか68勝しか挙げられなかった中での20勝であり、打たれたHRは28本にまで減っていた。

他球団移籍を考えるタイミングはあったが、残留を希望した。更なる飛躍が期待された1998年は、5月までの段階で7勝3敗の防御率3.43を記録し、昨年の好調を引き続けているかのようにみえたが、7月以降は1勝7敗の防御率6.85とスランプに陥った。結局、12勝14敗の防御率4.30でシーズンを終えた。翌1999年も同じ12勝14敗に終わるが、この年の防御率3.75はリーグ4位という安定感を見せており、これは打線の援護の足りなさを示していた。

2000年のラドキーの大きな話題は、オフにFAになるということだったが、シーズン中に4年間3000万ドルで契約を更新。他球団に移れば、さらに白星を増やすことも十分に可能かもしれないが、それでもラドキーはツインズ残留を望んだ。この年のラドキーは12勝16敗、防御率4.45に終わっている。

こうして迎えた2001年は開幕から素晴らしい働きを見せる。ラドキーは4月に6試合に投げて5勝0敗で乗り切り、月間MVPを獲得。オールスター前の前半戦最後の試合となる7月8日の対レッズ戦では3安打1失点に抑え、早くもシーズン10勝目を手にした。なお、この試合がラドキーにとって、シーズン5度目の完投勝利であり、チームも地区首位で前半戦を折り返すことを決定付けたのである。

8月に入り、折れたバットが右手薬指に当たり、急遽降板というアクシデントがあり、約2週間の離脱を経験する。ラドキーの離脱中に、チームは8連敗してしまうなど優勝戦線から脱落してしまった。8月後半にラドキーは戦線に復帰するが、チームの再浮上はなかった。結局、2001年のラドキーは15勝11敗、防御率3.94でシーズンを終えることとなってしまった。しかし、7年連続の2桁勝利に加え、4年ぶりに白星が黒星を上回ったシーズンでもあった。

2002年はチームの戦力が整い、地区優勝を果たした。ラドキー自身は2度の故障者リスト入りに苦しみながら9勝(5敗)を挙げて、チームに貢献。初めてのポストシーズン出場となったが、ディビジョンシリーズ(対アスレティックス戦)では2勝を挙げる活躍を見せたラドキー(しかし、リーグチャンピオンシップシリーズではエンゼルスの前に敗れてしまった)。翌2003年は14勝10敗、防御率4.49という成績で2年連続地区優勝をもたらした。

2004年に11勝8敗、防御率3.48という成績を残すと、オフには2年間1800万ドルでツインズと再契約に合意。2005年に9勝(12敗)、2006年に12勝(9敗)を挙げるが、右肩を痛めた影響で2006年限りでの現役引退を発表した。まだ33歳という若さでの現役引退となったのである。

2006年限りでの現役引退を発表。ストレートとスライダー、チェンジアップを中心に打たせて取る投球が身上だったラドキー。特にそチェンジアップはチームメイトだったヨハン・サンタナフランシスコ・リリアーノといった若手投手に引き継がれている。通算成績は148勝139敗、防御率4.22というものである。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 1995  Min   29  28   2   1  11  14   0  181.0  195   75   47  112  107   5.32
 1996  Min   35  35   3   0  11  16   0  232.0  231  148   57  125  115   4.46
 1997  Min   35  35   4   1  20  10   0  240.2  238  174   48  114  103   3.87
 1998  Min   32  32   5   1  12  14   0  214.2  238  146   43  109  102   4.30
 1999  Min   33  33   4   0  12  14   0  219.2  239  121   44   97   91   3.75
 2000  Min   34  34   4   1  12  16   0  227.2  261  141   51  119  112   4.45
 2001  Min   33  33   6   2  15  11   0  226.0  235  137   26  105   99   3.94
 2002  Min   21  21   2   1   9   5   0  118.1  124   62   20   64   62   4.72
 2003  Min   33  33   3   1  14  10   0  212.1  242  120   28  111  106   4.49
 2004  Min   34  34   1   1  11   8   0  220.2  229  143   26   92   85   3.48
 2005  Min   31  31   3   1   9  12   0  201.2  214  117   23   98   90   4.04
 2006  Min   28  28   0   0  12   9   0  162.1  197   83   32   87   78   4.32
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      378 377  37  10 148 139   0 2451.0 2643 1467  445 1233 1150   4.22

受賞タイトル一覧

  • オールスター出場:1回(1998-AL)

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