- 2009-03-27 (金) 0:04
- MLB Players
#4 ブランドン・フィリップス(Brandon PHILLIPS) | 2B

- 1999年6月ドラフト・エクスポズ2位(全米57番目)
- 1981年6月28日生 右投両打 180センチ 86キロ
- ノースカロライナ州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Cin 149 536 65 148 28 1 17 75 88 35 25 .324 .427 .276 2007 Cin 158 650 107 187 26 6 30 94 109 33 32 .331 .485 .288 2008 Cin 141 559 80 146 24 7 21 78 93 39 23 .312 .442 .261 ------------------------------------------------------------------------------ Total 583 2177 295 570 101 16 74 285 382 126 84 .308 .425 .262
選手の紹介文
レッズの主力選手として、セカンドを守るブランドン・フィリップス。2007年には30HR、32盗塁で「30-30」クラブ入りし、2008年にはゴールドグラブ賞受賞と走攻守で高いレベルを維持している。2008年からの4年間2700万ドルという契約延長に合意しており、若手選手の台頭が目立つレッズを引っ張る存在である。
ノースカロライナ州に生まれたフィリップスは、スポーツ家族の中に育った。父親はフットボールのランニングバックとして活躍しており、母親は大学時代にバスケットボールのスター選手だったという。さらに兄はレンジャーズ傘下でプレー経験があり、妹は陸上選手として名を馳せるほどだった。その中でフィリップスは野球やバスケットボールに興じていた。
1999年ドラフトでエクスポズから2位指名(全米57番目)を受けてプロ入りを決めた。子供の頃からバリー・ラーキンに憧れていたこともあり、ポジションはショートストップだった。グラブ裁き、広い守備範囲に強肩とラーキンと比較されるほど、高い潜在能力を持っていたのである。指名後にルーキーリーグに参加し、47試合の出場で打率.290と非凡な数字を残している。
2000年は1Aキャペフィアーで126試合に出場し、打率.242、11HR、72打点、23盗塁という数字を残したフィリップス。翌2001年、1Aジュピターと2Aハリスバーグの2つのランクでプレー。合わせて打率.292、11HR、59打点、30盗塁と31本の2塁打を放つなど、好成績を残した。10代の選手として2Aでプレーしたが、これはこのチームにおいてウーゲット・ウルビナ(1993年)以来の快挙となる。
2002年、2Aで開幕を迎えると21試合連続ヒットを記録するなど好調を維持。2Aでは60試合の出場で打率.327、9HR、35打点と好成績を残し、6月には3Aオタワに昇格。すると6月末には、バートロ・コロンとの大型交換トレードに含まれる形でインディアンズ傘下への移籍が決まった。フィリップスと一緒に移籍する選手の中にはグレイディ・サイズモア、クリフ・リーらが含まれていたのである。
インディアンズ傘下の3Aバッファローに移ると、それまでメインで守ってきたショートストップの他にセカンドを守る機会を増えたのである。これはインディアンズにはオマー・ビスケルという不動のショートストップがいたためである。移籍後、55試合に出場し、打率.283、8HR、27打点という数字を残すと9月にはメジャー昇格を果たすこととなったのである。この年はメジャーではわずかに11試合に出場するに留まっている。
2003年、インディアンズの開幕ロースター入りを果たしたフィリップス。セカンドのレギュラーの座を掴むも、2割前半の打率に苦しんだ。5月20日の対タイガース戦ではサヨナラ3ランHRを放つ活躍を見せるも、5月末から29打数連続ノーヒットということもあった。7月半ばにはマイナー降格。8月後半に復帰すると浮上することなく、結果としては112試合の出場で打率.208、6HR、33打点という数字に終わっている。しかし、守備率.981と高い守備力は評価されている。
2004年は3Aに逆戻りとなった。移籍してきたロニー・ベリヤードにセカンドのポジションを奪われて、押し出されてしまったのである。3Aでは135試合に出場し、打率.303、8HR、50打点、14糖類と好成績をマーク。3Aのポストシーズンでも活躍するなど、マイナーレベルではないことを証明するものの昇格の声はかからなかった。メジャーの舞台に戻るのは9月後半のことで、わずか6試合に出場するのみに留まっている。
2005年も大半を3Aで過ごすことなり、112試合の出場で打率.256、15HR、46打点とパワー面で進歩を見せた。メジャーには7月の一時期にだけ昇格し、わずか6試合に出場するのみ。潜在能力は高いが、セカンドのベリヤードやショートには若いジョニー・ペラルタの台頭を許してしまい、メジャー定着の機会を失っていたのである。
2006年開幕時はインディアンズ傘下に在籍していたが、開幕直後にセカンドを探しているレッズからの誘いもあり、フィリップスを放出。移籍先のレッズですぐさまセカンドのレギュラーポジションを獲得。移籍間もない4月には17試合に出場し、打率.349、3HR、22打点という鮮烈な数字を残している。シーズン通して安定した数字を残したフィリップス。149試合の出場で打率.276、17HR、75打点、25盗塁という記録を残したことになる。
真価が問われた2007年も勢いは全く失われず、158試合に出場して打率.288、30HR、94打点、32打点をマークした。187本の安打と26本の2塁打を記録するなどチームを引っ張る存在となったのである。セカンドベースマンとしての「30-30」達成はアルフォンゾ・ソリアーノ以来となり、レッズに限れば史上初のことである(過去にジョー・モーガンが「20-20」を達成している)。レッズ全体とすれば、エリック・デービス(1987年)、ラーキン(1996年)に次ぐ3人目の大台達成となる。オフには4年間2700万ドルという内容での契約延長に合意している。
2008年、開幕から好調を維持したフィリップス。後半戦は不振に苦しみ、9月に入ってはバントを試みた際に右手人差し指を骨折し、そのままシーズンを終えた。結果として141試合の出場で打率.261、21HR、78打点、23盗塁という数字に終わっている。チームは若返りを図る中、フィリップスを始めとしてジョーイ・ボット、ジェイ・ブルースらの果たさなければ役割は非常に大きい。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- ゴールドグラブ賞:1回(2008-NL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2002 Cle 11 31 5 8 3 1 0 4 6 3 0 .343 .419 .258 2003 Cle 112 370 36 77 18 1 6 33 77 14 4 .242 .311 .208 2004 Cle 6 22 1 4 2 0 0 1 5 2 0 .250 .273 .182 2005 Cle 6 9 1 0 0 0 0 0 4 0 0 .000 .000 .000 2006 Cin 149 536 65 148 28 1 17 75 88 35 25 .324 .427 .276 2007 Cin 158 650 107 187 26 6 30 94 109 33 32 .331 .485 .288 2008 Cin 141 559 80 146 24 7 21 78 93 39 23 .312 .442 .261 ------------------------------------------------------------------------------ Total 583 2177 295 570 101 16 74 285 382 126 84 .308 .425 .262
キャリアハイライト一覧
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