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Brett MYERS(ブレット・マイヤーズ)

Philadelphia PHILLIES

#39 ブレット・マイヤーズ(Brett MYERS) | SP

ブレット・マイヤーズ

  • 1999年6月ドラフト・フィリーズ1位(全米12番目)
  • 1980年8月17日生 右投右打 193センチ 98キロ
  • フロリダ州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2006  Phi   31  31   1   0  12   7   0  198.0  194  189   63   93   86   3.91
 2007  Phi   51   3   0   0   5   7  21   68.2   61   83   27   33   33   4.33
 2008  Phi   30  30   2   1  10  13   0  190.0  197  163   65  103   96   4.55
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      222 173   8   3  69  60  21 1113.0 1119  936  390  573  541   4.38

選手の紹介文
フィリーズのトップエースになることが期待されていたマイヤーズ。フィリーズ投手陣の中で欠かせない存在感を見せるブレット・マイヤーズ。先発投手として実績を残し、3年間2575万ドルで契約延長するも、1年目の2007年はチーム事情からクローザーに回って投げるが、2008年は不振でマイナー落ちも経験するなど苦しんだ。契約最終年に復活をかけることとなる。

フロリダ州に生まれたマイヤーズは、高校時代から高い評価を受けた投手だった。高校最終学年時に8勝2敗、防御率0.80、130奪三振(投球回数は78回)という数字を残すと、1999年ドラフトでフィリーズから1位指名(全米12番目)を受けて、プロの世界へ足を踏み入れることになった。指名を受けたこの年は、ルーキーリーグで7試合にだけ登板している(2勝1敗、防御率2.33)。

2000年は1Aピードモントでフルシーズン過ごすことになり、27試合に登板(全て先発)して、13勝7敗、防御率3.18、140奪三振をマーク。さらに翌2001年は2Aリーディングへ昇格し、そこで26試合に登板(先発は23試合)して、13勝4敗、防御率3.87、130奪三振という高い成績を残している。

まだ20歳と若いマイヤーズは、フューチャーゲームの全米選抜にも選出され、2番手として登板。2イニングを1安打無失点に抑えて、その評価を高めた。以前は投球内容が安定せず、ブルペンに回った方がいいのではないかという評価もあったが、技術的に高まっていくうちにその投球内容も安定し始め、ますますマイヤーズへの期待が大きくなってきたのである。

開幕を3Aスクラントンで開幕を迎えると、チームの開幕投手にも選ばれたマイヤーズ。開幕直後の4月後半の試合では1安打完封勝利をマークした。5月には右手人差し指を痛め、先発を2試合とばされ、さらにはドリュー・ヘンソンの背中へ投球したことから、罰金に5試合の出場停止を食らうなどということもあった。そして、2年連続でフューチャーズゲームの全米選抜に選出され、試合の終盤にわずかだけ投げている。19試合に登板して、9勝6敗、防御率3.59、97奪三振という好成績で3Aを代表する投手として活躍していたマイヤーズにフィリーズから声がかかったのは7月末のことだった。

メジャーデビューは7月24日のカブス戦であり、舞台はリグレーフィールド。さらに対戦投手はマイヤーズと同い年で、鳴り物入りでメジャー入りしてきたマーク・プライアーである。その中でマイヤーズは8回を2安打1失点に抑える堂々たる内容でデビュー戦を白星で飾った。そのまま先発ローテーションに定着したマイヤーズは、8月14日のブリュワーズ戦で4安打1失点に抑える完投勝利をマークしている。結局、12試合に登板し、4勝5敗、防御率4.25という成績でシーズンを終えた。

2003年、開幕ロースター入りを果たしたマイヤーズ。先発ローテーションにも名を連ね、初登板となる4月6日のフィリーズ戦では6回を4安打1失点に抑え、1奪三振を奪う好投を見せた(しかし、打線の援護なく負け投手)。6月22日のレッドソックス戦では散発3安打無失点に抑えるメジャー初完封も記録している。終わってみれば、32試合に登板し、14勝9敗、防御率4.43、143奪三振とメジャー2年目としては十分に合格点といえる数字といえる。

2004年のフィリーズは新球場シチズンズバンクボールパークが開場するという中で、課題となっていたクローザーにビリー・ワグナーを獲得するなど、ブルペン陣の補強がうまくいった。しかし、23歳のマイヤーズは苦しみ、32試合の登板(先発は31試合)で11勝11敗、防御率5.52という数字に終わっている。夏場には5連敗を喫するなど、苦しいシーズンだった。

150キロを超える速球に加え、カーブとチェンジアップを組み合わせた投球を見せる。2005年、マイヤーズは5月途中まで防御率1点台をキープする安定感を見せた。打線の援護にはなかなか恵まれなかった不運はあったが、34試合に先発して13勝8敗、防御率3.72、208奪三振(投球回数は215回1/3)と全てでキャリアハイの数字を残したのである。ジョン・リーバーの17勝に次ぐ、チーム2位タイの13勝(コーリー・ライドルと並ぶ)を挙げ、チームの地区2位に大きく貢献したのである。

2006年は開幕間もない4月16日の対ロッキーズ戦で7回2/3を7安打無失点に抑える快投を見せた。この試合はライアン・ハワードのソロHRにより、1対0で勝利を収めるが、クローズフィールドを舞台として、相手チームの投手が1対0で勝ち投手となるのは、史上初の快挙でもある。この試合から10試合連続でクオリティスタート(6回以上投げて3失点以下)を記録している。結果的に31試合に先発して、12勝7敗、防御率3.91、189奪三振という数字を残した。オフには3年間2575万ドルで契約延長に合意している。

2007年、フィリーズの開幕投手に選ばれたが、打ち込まれる試合が続いた。4月途中からブルペンへと回ることになり、さらにクローザーのトム・ゴードンが怪我したこともあり、5月からはクローザーに転身した。途中で肩を痛めて故障者ロスト入りすることもあったが、シーズン終盤には大車輪の活躍を見せた。地区首位メッツを猛烈な勢いで追撃し、逆転での地区優勝を果たしたフィリーズに大きく貢献したのである。結果としては51試合の登板(先発は3試合)して、5勝7敗21セーブ、防御率4.33という数字を残した。自身初のポストシーズンを経験するが、フィリーズを上回る勢いを見せたロッキーズの前に敗れ、マイヤーズらしい投球は見せられなかった。

2008年はブラッド・リッジを獲得したことにより、マイヤーズへ先発へ復帰。2年連続での開幕投手となるも、白星に恵まれなかった。6月までの17試合の先発で3勝9敗、防御率5.84と結果を残せずにマイナー降格。7月後半にメジャー復帰し、持ち直しはしたが、シーズン通しては30試合の先発で10勝13敗、防御率4.55、163奪三振という数字に終わった。この年も地区優勝を果たすと、ディビジョンシリーズ(対ブリュワーズ)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対ドジャース)で共に白星を挙げた。ワールドシリーズ(対レイズ)では敗戦投手にはなったが、7回を4失点に抑える内容を見せて、チームの世界一に貢献した。マイヤーズにとって、マイナー落ちも経験したこの年、まさに地獄から天国を味わった1年であった。そして、2009年は契約最終年ということで、注目が集まる。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2002  Phi   12  12   1   0   4   5   0   72.0   73   34   29   38   34   4.25
 2003  Phi   32  32   1   1  14   9   0  193.0  205  143   76   99   95   4.43
 2004  Phi   32  31   1   1  11  11   0  176.0  196  116   62  113  108   5.52
 2005  Phi   34  34   2   0  13   8   0  215.1  193  208   68   94   89   3.72
 2006  Phi   31  31   1   0  12   7   0  198.0  194  189   63   93   86   3.91
 2007  Phi   51   3   0   0   5   7  21   68.2   61   83   27   33   33   4.33
 2008  Phi   30  30   2   1  10  13   0  190.0  197  163   65  103   96   4.55
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      222 173   8   3  69  60  21 1113.0 1119  936  390  573  541   4.38

キャリアハイライト一覧

  • 世界一経験:1回(2008-Phi)

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