- 2008-09-20 (土) 0:03
- MLB Players
#13 カール・クロフォード(Carl CRAWFORD) | LF

- 1999年6月ドラフト・デビルレイズ2位(全米52番目)
- 1981年8月5日生 左投左打 187センチ 100キロ
- テキサス州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 TB 156 644 101 194 33 15 15 81 84 27 46 .331 .469 .301 2006 TB 151 600 89 183 20 16 18 77 85 37 58 .348 .482 .305 2007 TB 143 584 93 184 37 9 11 80 112 32 50 .355 .466 .315 ------------------------------------------------------------------------------ Total 816 3343 490 990 145 74 62 377 505 166 277 .331 .439 .296
選手の紹介文
スピード溢れるプレーでレイズを引っ張るカール・クロフォード。すでに4度の盗塁王に輝き、通算1000本安打を達成するなど実績は十分である。チームの歯車がようやくあった2008年は怪我での離脱があり、満足できるシーズンを送れているとは言えないが、ポストシーズンでの復活が待たれるところである。
クロフォードは幼少時から非常に高い能力の持ち主で、高校時代には野球だけでなくフットボール、バスケットボールでも大活躍を見せた。高校卒業時にフットボールとバスケットボールで大学の奨学生としての誘いがあったが、その才能に惚れ込んだデビルレイズが1999年のドラフトで全米52番目となる2位指名を行ったのである。そして、契約金125万4000ドルでクロフォードは野球の道を選択した。
指名後に契約したクロフォードはルーキーリーグでプレーし、持ち前のスピード溢れるプレーで存在感をアピール。60試合の出場で打率.319をマークするなど、その将来性は高く評価された。2000年は1Aキャルレストンでフルシーズンプレーし、135試合の出場で、打率.301、6HR、57打点を記録している。特にクロフォードがこの年に記録した170安打はリーグトップの記録であり、55個の盗塁数はこの年のデビルレイズのマイナー組織の中でトップとなるものでもあった。
2Aオーランドに昇格した2001年、スランプに悩まされたこともあったが、それでもリーグ3位の盗塁数(36個)、リーグ5位の安打数(147本)を記録。そして、この年のオフに台湾で行われたワールドカップに全米代表として選出された。全米代表のトップバッターとして期待が大きかったが、打率.219という成績しか残せず、チームに金メダルをもたらすことが出来ずに終わった(結果は銀メダル)。しかし、スピードあるクロフォードのプレーに対する評価は落ちることはなかった。
2002年、3Aデューラムで開幕を迎えるも3割近い打率を残し、フューチャーズゲームにも全米選抜として選出された。7月21日には20歳の若さでメジャー昇格を果たした。開幕から絶不調だったグレッグ・ボーンを押しのけ、レフトのポジションを自分のものとしたクロフォード。メジャーでは63試合に出場し、打率.259、9盗塁という成績でメジャー1年目を終えた。
2003年は開幕戦に同じ21歳のロコ・バルデッリと共にスタメンに名を連ねた。開幕戦に21歳以下の選手が2人同時に並ぶというのは、1972年のフィリーズ(グレッグ・ルイジンスキー、マイク・アンダーソン)以来のことでもある。クロフォードはこの開幕戦でランニングHRを放つなど、快調な開幕スタートを切った。終わってみれば151試合に出場し、打率.281、177安打、5HR、54打点、55盗塁をマークし、盗塁王のタイトルを手にしたのである。。22歳1ヶ月の若さにしての盗塁王獲得は、タイ・カッブ(20歳9ヶ月)、リッキー・ヘンダーソン(21歳9ヶ月)、ティム・レインズ(22歳0ヶ月)に次ぐメジャー史上4番目の最年少記録となる。
また、1925年以降のメジャーリーグで175安打、50盗塁を同時に記録した選手としてはクロフォードはリーグ史上15番目の選手となったのである。選球眼などの課題は多いが、スピードスターとしての実力を早くも証明した。なお、低空飛行を続けているデビルレイズの中で、クロフォード、バルデッリ、オーベリー・ハフという平均年齢23歳という若い外野手3人で記録した総安打数は559本を数え、チームの外野手総安打数としてはメジャートップである。
2004年も勢いは衰えず、152試合の出場で打率.296、11HR、55打点、59盗塁、185安打をマークし、2年連続盗塁王となった。さらに2年連続で175安打、50盗塁を達成したことになるが、メジャーでフル出場した最初の2年でこれを達成したのは、エディー・コリンズ(1909~10年)、ウイリー・ウイルソン(1979~80年)、レインズ(1982~83年)、ムーキー・ウイルソン(1982~83年)、ホアン・サミュエル(1984~85年)、トニー・ウォーマック(1997~98年)に次いでクロフォードが7人目となる。この年、3塁打数もリーグトップの19本記録し、さらにオールスターゲームにも初選出を果たしている。
2005年、開幕直前に4年間1525万ドルという契約延長に合意。2年間のオプションが含まれており、オプションを含めた6年間総額となれば3100万ドルになる契約である。オールスター後の後半戦の打率は.326を記録する好調を維持し、シーズン通しては156試合の出場で打率.301、15HR、81打点、46盗塁、194安打を記録している。デビルレイズ史上、シーズン打率3割を記録するのは、ハフの打率.311(2003年)、フレッド・マグリフの打率.310(1999年)に次いで3人目の快挙となる。この年の24歳の誕生日の時点での通算記録が565安打、46本の2塁打、157盗塁と高いレベルの数字を残しており、その将来性に大きな期待が寄せられた。
2006年、151試合に出場し、打率.305、18HR、77打点、58盗塁という成績を残し、2年ぶり3度目の盗塁王に輝いたクロフォード。打率とHRに関してはデビューから5年連続で毎年増加しており、毎年250打席以上を記録している選手で記録が上がり続けるというのはロジャース・ホーンスビー(1918~22年)以来の快挙となる。2年連続でのシーズン打率3割はデビルレイズ史上初の記録である。しかし、オールスター前に打率.323、13HR、32盗塁という好成績を残していながら、オールスターゲームには出場できなかった。
2007年、右手首の痛みに苦しみながらのプレーとなったが、143試合の出場で打率.315、11HR、80打点、50盗塁をマーク。シーズン打率.315は球団新記録である。ブライアン・ロバーツと並ぶ形で自身4度目の盗塁王に輝いた。26歳の年齢までに4度以上の盗塁王を獲得するのはヘンダーソン、ルイス・アパリシオ、レインズ、ジョージ・ケース、バート・キャンパネリス、ビンス・コールマンに次ぐ史上7人目の快挙である。また、この年はオールスターゲームにも2度目の出場を果たし、フランシスコ・コルデロからHRを放っている。
2008年、チームは愛称をデビルレイズからレイズに変更し、大躍進を果たした。クロフォードも開幕早々に通算1000本安打を達成。27歳になる前に1000本安打と250盗塁を達成したメジャー史上8人目の選手となった。夏場に右手中指を負傷し、故障者リスト入り。しかし、自身初となるポストシーズンには間に合う見込みで、新しい舞台で更なる飛躍が期待されている。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2002 TB 63 259 23 67 11 6 2 30 41 9 9 .290 .371 .259 2003 TB 151 630 80 177 18 9 5 54 102 26 55 .309 .362 .281 2004 TB 152 626 104 185 26 19 11 55 81 35 59 .331 .450 .296 2005 TB 156 644 101 194 33 15 15 81 84 27 46 .331 .469 .301 2006 TB 151 600 89 183 20 16 18 77 85 37 58 .348 .482 .305 2007 TB 143 584 93 184 37 9 11 80 112 32 50 .355 .466 .315 ------------------------------------------------------------------------------ Total 816 3343 490 990 145 74 62 377 505 166 277 .331 .439 .296
受賞タイトル一覧
- 盗塁王4回(2003-AL、2004-AL、2006-AL、2007-AL)
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