- 2009-09-03 (木) 0:05
- MLB Players
#48 カール・パバーノ(Carl PAVANO) | SP

- 1994年6月ドラフト・レッドソックス13位(全米355番目)
- 1976年1月8日生 右投右打 196センチ 108キロ
- コネチカット州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2005 NYY 17 17 1 1 4 6 0 100.0 129 56 18 66 53 4.77 2007 NYY 2 2 0 0 1 0 0 11.1 12 4 2 7 6 4.77 2008 NYY 7 7 0 0 4 2 0 34.1 41 15 10 23 22 5.77 ----------------------------------------------------------------------------- Total 193 175 6 4 66 66 0 1083.1 1167 692 301 572 520 4.32
選手の紹介文
2009年シーズン途中にインディアンズからツインズへと移籍が決まったカール・パバーノ。ヤンキースでの4シーズンでは期待された結果を全く残せず、苦しい時期を過ごしたが、そこからの復帰の道を模索している。かつてはエース候補として大きな期待をかけられていたが、相次ぐ怪我に妨げられていたのである。
コネチカット州に生まれたパバーノは、高校時代から一目置かれるほどの才能を発揮した。高校2年生だった1993年には州のMVPに選出され、ベストナインにも選ばれた。翌1994年にもベストナインに選ばれると同時に、在籍したチームが州のチャンピオンにも輝くなど、注目された存在だったのである。
1994年のドラフトでレッドソックスから13位指名(全米355番目)を受けると、そのままプロ入りし、ルーキーリーグでプレー。9試合の登板(先発は7試合)で4勝3敗、防御率1.84、47奪三振(投球回数は44回)と非凡な数字を残している。翌1995年には1Aミシガンへと舞台を移し、22試合の先発で6勝6敗、防御率3.44、138奪三振(投球回数は141回1/3)マークしている。
1996年、早くも2Aトレントンに昇格すると27試合の登板(先発は26試合)で6完投、2完封を含み、16勝5敗、防御率2.63、146奪三振(投球回数は185回)という数字を残したのである。このリーグの最多勝、最優秀防御率を受賞し、WHIP(1イニングに許した出塁)もリーグトップの1.09と抜群の安定感を見せたのである。
1997年は右肩痛で開幕に出遅れるが、5月以降に復帰を果たすと23試合の先発で11勝6敗、防御率3.12(リーグ3位)をマークした。147奪三振を記録する一方で、34与四球という安定感も高い評価を受けた。まさにメジャー昇格も時間の問題と思われたが、オフには移籍話が待っていた。トニー・アーマスと共にエクスポズへ移籍することとなったのである。交換相手はサイヤング賞投手のペドロ・マルチネスであった。
1998年、右肩痛を再発したこともあり、開幕から出遅れてしまった。エクスポズ傘下のマイナーでの調整を経て、5月後半には待望のメジャー昇格を果たしたパバーノ。エクスポズの先発ローテーションに名を連ねると、24試合の登板(先発は23試合)で6勝9敗、防御率4.21をマーク。シーズン終盤にはマーク・マグワイアに第70号HRを献上している。
1999年、開幕から4連敗しながらも5月以降は立て直した。しかし、後半戦に入るなり、右肘痛に苦しみ、結果としては19試合の登板(先発は18試合)で6勝8敗、防御率5.63に留まっている。翌2000年は快調に白星を挙げていったが、またもや右肘痛から7月以降はマウンドに立っていない。残した数字は15試合の先発で8勝4敗、防御率3.06というもので、非常に惜しまれるものだった。
2001年は開幕前から故障者リスト入りし、メジャー復帰は8月まで待たなければいけなかった。復帰後も8試合に先発して1勝6敗、防御率6.33と全く振るっていない。翌2002年には開幕から先発として登板するも、負けが混み始めると6月半ばにはマイナー降格。7月半ばに3対5の交換トレードがまとまり、マーリンズへの移籍が決まった(交換相手にはクリフ・フロイドも含まれている)。マーリンズ移籍後はブルペンで投げ、シーズン終盤には先発復帰。9月だけで3勝を挙げるなど光明を見せたのである。
2003年、開幕からマーリンズの先発ローテーションを守った。好不調の波はあったが、33試合の登板(先発は32試合)で、クオリティスタート(6回を3失点以下)はチームトップの21試合を記録するなど安定感を見せている。残した数字は12勝13敗、防御率4.30というもので、チームのワイルドカードとしてのポストシーズン進出に大きく貢献した。
ポストシーズンでは最初はブルペンに回ったパバーノ。ディビジョンシリーズ(対ジャイアンツ)では3試合にリリーフ登板し、2勝する幸運を手にした。リーグチャンピオンシップシリーズ(対カブス)でも最初はブルペンだったが、2勝3敗と追い詰められた第6戦に先発し、5回2/3を7安打2失点に抑える快投を見せた(チームは終盤に逆転勝ち)。そのままワールドシリーズ(対ヤンキース)へと進出し、世界一の美酒を味わったのである。
2004年は開幕序盤から安定した投球を披露。6月には5試合で5勝負けなし、防御率1.37という好成績を挙げ、そのまま自身初となるオールスターゲームにも選出された。後半戦に入っても勢いは衰えず、結果として31試合の先発で18勝8敗、防御率3.00という好成績を残したのである。サイヤング賞投票でも6位にランクしている。オフに晴れてFA宣言すると、ヤンキースと4年間3995万ドルという大型契約を交わしたのである。
2005年、鳴り物入りでのヤンキース入りとなったパバーノ。最初の10試合の先発では1完封を含む4勝2敗、防御率3.69をマークしたが、徐々に右肩の痛みから負けが続いた。結果として6月末に故障者リスト入りし、そのままシーズンを終えた。翌2006年には復活が期待されるが、スプリングトレーニングでつまずき、そのまま故障者リスト入り。8月には復帰が近づいたが、今度は自動車事故であばら骨を折るアクシデントで、結果としてマウンドに上がることが出来なかった。
2007年、ヤンキースの開幕投手を任されるが、開幕戦でKO。開幕2試合目を最後に右肘痛で離脱。そのまま手術に踏み切ることとなり、シーズンを終えてしまった。契約最終年となる2008年はリハビリが大半を占め、マイナーリーグで調整登板を行ったのでは7月末になってからのこと。8月後半にメジャー復帰し、7試合に先発し、4勝2敗、防御率5.77という数字を残し、FAとなっている。
2009年、パバーノはインディアンズと1年間150万ドルで契約を交わし、再起をかけることとなった。4月は炎上し、月間防御率が9.50と火を噴いたが、5月には5勝1敗、防御率3.60と安定感を取り戻した。その後も先発を守り続けると、8月に入ってツインズへの移籍が決まった。怪我に苦しむシーズンが続きながらも、5年ぶりとなるシーズン2桁勝利をマークするなど、復活が期待されている。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 1998 Mon 24 23 0 0 6 9 0 135.2 130 83 43 70 63 4.21 1999 Mon 19 18 1 1 6 8 0 104.0 117 70 35 66 65 5.63 2000 Mon 15 15 0 0 8 4 0 97.0 89 64 34 40 33 3.06 2001 Mon 8 8 0 0 1 6 0 43.2 59 36 16 33 30 6.33 2002 Mon 15 14 0 0 3 8 0 74.1 98 51 31 55 52 6.30 2002 Fla 22 8 0 0 3 2 0 62.2 76 41 14 33 26 3.80 2003 Fla 33 32 2 0 12 13 0 201.0 204 133 49 99 96 4.30 2004 Fla 31 31 2 2 18 8 0 222.1 212 139 49 80 74 3.00 2005 NYY 17 17 1 1 4 6 0 100.0 129 56 18 66 53 4.77 2007 NYY 2 2 0 0 1 0 0 11.1 12 4 2 7 6 4.77 2008 NYY 7 7 0 0 4 2 0 34.1 41 15 10 23 22 5.77 ----------------------------------------------------------------------------- Total 193 175 6 4 66 66 0 1083.1 1167 692 301 572 520 4.32
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(2004-NL)
- 世界一経験:1回(2003-Fla)
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