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Carlos BELTRAN(カルロス・ベルトラン)

New York METS

#15 カルロス・ベルトラン | CF

カルロス・ベルトラン

  • 1995年6月ドラフト・ロイヤルズ2位
  • 1977年4月24日生 右投両打 183センチ 79キロ
  • プエルトルコ出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2005  NYM  151  582   83  155  34   2  16   78   96   56   17  .303 .414  .266
 2006  NYM  140  510  127  140  38   1  41  116   99   95   18  .388 .594  .275
 2007  NYM  144  554   93  153  33   3  33  112  111   69   23  .353 .525  .276
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1320 5113  919 1433 278  58 236  875  947  591  250  .354 .496  .280

選手の紹介文
メッツの主軸として活躍中のベルトラン。メジャーリーグを代表する外野手として、パワー、スピードあふれる打撃に守備を披露するカルロス・ベルトラン。2005年から7年間1億1900万ドルという大型契約でメッツ入りしており、メッツのセンターとして欠かせない選手となっている。大舞台では勝負強い面を持っており、打線の中軸を任されながら、盗塁の技術も優れている点は見逃せない。

プエルトリコに生まれたベルトランは父と兄の影響もあり、5歳の頃から野球に興味を持ち始めた。高校時代にはプロのスカウトからも注目される存在となり、ドラフト1位指名を確約されるほどの選手にまで成長したのだった。しかし、ドラフト前に腰を痛めてしまうアクシデントがあり、1995年ドラフトではロイヤルズから2位指名という形でプロの世界に足を踏み入れることになった。

指名されたその年はルーキーリーグでプレーし、打率.278ながらも広い守備範囲と強肩で注目を浴びた。さらに1年目に本人の希望もあり、それまでの右打ちからスイッチヒッターへの転向に挑戦。この挑戦は翌1997年、1Aウィルミントンで打った11本のHRのうち、10本が左打席から打ったということで一つの結果を出したのである。

1998年は1Aで開幕を迎えるが、6月に打率.323、3HR、20打点を記録し、リーグの月間MVPを獲得。オールスター後に2Aウィチスタへ昇格し、47試合の出場で打率.352、14HR、44打点という桁違いの成績を残した。9月に入って、ついにメジャーからお呼びがかかる。9月14日の対アスレティックス戦で初めてのメジャーリーグの舞台に立ったベルトラン。シーズンも終盤だったため、わずか14試合の出場ながら、1試合で2本の3塁打を放つ試合もあるなど、存分に若い才能を発揮。翌年以降の活躍を期待させた。

1999年、スプリングトレーニングで結果を残したベルトランは、見事に開幕から「1番センター」の座を掴んだ。メジャーでフルシーズンを戦い、156試合に出場を果たし、打率.293、22HR、108打点、27盗塁をマーク。新人王投票では1位票28票のうちで26票を独占し、文句なしでの新人王を受賞をした。新人での100打点以上となると、マイク・ピアザ(1993年/112打点)以来の快挙であり、アメリカンリーグに限れば、マーク・マグワイア(1987年/118打点)以来となる。なお、112得点も記録しており、新人での100打点と100得点の同時達成となると、1975年に新人王とMVPを同時受賞したフレッド・リン以来の記録となる。

ロイヤルズでメジャーデビューし、新人王受賞。2000年は、背番号も前年までの36番から15番に変更し、更なる飛躍が期待された。しかし、膝の故障により約2ヶ月間も故障者リストで過ごすことになってしまった。結果として、わずか98試合の出場に留まり、打率.247、7HR、44打点と期待を裏切ってしまった。オフになるとジョニー・デーモンを移籍で失い、ベルトランにかかる期待はより大きくなったのである。

2001年、ロイヤルズは投打がうまく噛み合わず、5月末の段階で地区最下位が指定席になってしまっていた。主砲マイク・スウィーニーが絶不調に陥ったこともその原因だが、優勝戦線から完全に脱落したこともあり、主力のジャーメイン・ダイの放出を決断。その中でもベルトランは孤軍奮闘した。155試合に出場し、打率.306、24HR、101打点、31盗塁を記録。スピード感溢れるプレーは打撃にも守備にも現れ、地区最下位に終わったチームの中で充分に光る輝きを見せたのである。

2002年、162試合全てに出場したベルトラン。打率.273、29HR、105打点、35打点を記録し、「30-30」クラブ入りにはHR1本足りなかったが、2塁打を44本記録するなど、長打力の面で結果を残した。翌2003年は開幕を故障者リストで迎えるが、戦線復帰後は141試合に出場し、打率.307、26HR、100打点、41盗塁をマーク。MVP投票では9位にランクされており、スイッチヒッターで打率3割、25HR、40盗塁を同じシーズンで記録した史上11人目の選手となったのである。

2004年はオフにFAとなることから移籍の噂が開幕前からあり、結果としては6月24日にロイヤルズ、アストロズ、アスレティックスの3球団間での三角トレードで、ベルトランはアストロズ入りすることになった。ロイヤルズ在籍中にオールスター投票で初選出され、アメリカンリーグの外野手として出場するはずが、アストロズへ移籍が決まったこともあり、ナショナルリーグの選手として出場することになった。幸いなことにケン・グリフィーが故障者リスト入りしたこともあり、ナショナルリーグの選手として先発出場することが出来たのである。

一時期在籍したアストロズでは大活躍。移籍前のロイヤルズでは69試合に出場し、打率.278、15HR、51打点をマークしており、移籍後のアストロズでは90試合の出場で、打率.258、23HR、53打点を記録している。キャリアハイとなる38HRを達成しており、メジャー史上28人目となる「30-30」も達成した。ベルトランの真骨頂はポストシーズンにて発揮され、ディビジョンシリーズ(対ブレーブス)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対カージナルス)の計12試合で5試合連続を含む計8HRを記録。これはバリー・ボンズの記録(2002年)に並ぶポストシーズンタイ記録である。ポストシーズンでの成績は打率.435、8HR、14打点、6盗塁、21得点と大活躍を見せ、自らの価値を上げたベルトランである(ワールドシリーズには進出できなかった)。

2005年、FAとなったベルトランはメッツと7年間1億1900万ドルという大型契約を結んだ。契約が1億ドルを超えるのはメジャー史上10人目のことである。大きな期待を受けての大都市チームでのプレーとなったが、移籍1年目は試合中の守備時にマイク・キャメロンと激突し、頬骨を骨折するアクシデントに見舞われた。本来の力を発揮できず、151試合の出場で打率.266、16HR、78打点、17盗塁という成績に終わってしまった。

2006年は開幕前のWBCで、プエルトリコ代表として出場。シーズンが開幕してから、ようやく期待通りの活躍を見せ、この年は140試合に出場し、打率.275、41HR、116打点、18盗塁という数字を残した。7月には月間3本の満塁HRを放ったが、これはメジャー史上9人目の快挙となる。オールスターゲームにも先発出場し、全イニング出場を果たしたベルトランは、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を同時に初受賞している。

2007年、膝の故障に悩まされることもあったが、夏場には復調を果たし、144試合の出場で打率.276、33HR、112打点という数字を残した。2年連続で30HR、100打点を達成したことになるが、これはメッツ史上でダリル・ストロベリー、ピアザに次ぐ3人目の記録となる。オールスターゲームにも4年連続で出場し、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞はそれぞれ2年連続で受賞している。

メジャーリーグを代表する5ツールプレイヤーとして知られるベルトラン。走攻守の全てで高いレベルを維持しており、メッツの主力としても欠かせない選手である。メジャーデビュー以来残してきた成績がボンズに似ていることから、ボンズのような成長曲線を描くのでは、という期待が持たれているが果たして。

<written by Kenji@webmaster>

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1998  KC    14   58   12   16   5   3   0    7   12    3    3  .317 .466  .276
 1999  KC   156  663  112  194  27   7  22  108  123   46   27  .337 .454  .293
 2000  KC    98  372   49   92  15   4   7   44   69   35   13  .309 .366  .247
 2001  KC   155  617  106  189  32  12  24  101  120   52   31  .362 .514  .306
 2002  KC   162  637  114  174  44   7  29  105  135   71   35  .346 .501  .273
 2003  KC   141  521  102  160  14  10  26  100   81   72   41  .389 .522  .307
 2004  KC    69  266   51   74  19   2  15   51   44   37   14  .367 .534  .278
 2004  Hou   90  333   70   86  17   7  23   53   57   55   28  .368 .559  .258
 2005  NYM  151  582   83  155  34   2  16   78   96   56   17  .303 .414  .266
 2006  NYM  140  510  127  140  38   1  41  116   99   95   18  .388 .594  .275
 2007  NYM  144  554   93  153  33   3  33  112  111   69   23  .353 .525  .276
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1320 5113  919 1433 278  58 236  875  947  591  250  .354 .496  .280

受賞タイトル一覧

  • 新人王1回(1999)
  • ゴールドグラブ賞1回(2006,07)
  • シルバースラッガー賞1回(2006,07)

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