- 2008-08-23 (土) 0:06
- MLB Players
#15 カルロス・ベルトラン | CF

- 1995年6月ドラフト・ロイヤルズ2位
- 1977年4月24日生 右投両打 183センチ 79キロ
- プエルトルコ出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 NYM 151 582 83 155 34 2 16 78 96 56 17 .303 .414 .266 2006 NYM 140 510 127 140 38 1 41 116 99 95 18 .388 .594 .275 2007 NYM 144 554 93 153 33 3 33 112 111 69 23 .353 .525 .276 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1320 5113 919 1433 278 58 236 875 947 591 250 .354 .496 .280
選手の紹介文
メジャーリーグを代表する外野手として、パワー、スピードあふれる打撃に守備を披露するカルロス・ベルトラン。2005年から7年間1億1900万ドルという大型契約でメッツ入りしており、メッツのセンターとして欠かせない選手となっている。大舞台では勝負強い面を持っており、打線の中軸を任されながら、盗塁の技術も優れている点は見逃せない。
プエルトリコに生まれたベルトランは父と兄の影響もあり、5歳の頃から野球に興味を持ち始めた。高校時代にはプロのスカウトからも注目される存在となり、ドラフト1位指名を確約されるほどの選手にまで成長したのだった。しかし、ドラフト前に腰を痛めてしまうアクシデントがあり、1995年ドラフトではロイヤルズから2位指名という形でプロの世界に足を踏み入れることになった。
指名されたその年はルーキーリーグでプレーし、打率.278ながらも広い守備範囲と強肩で注目を浴びた。さらに1年目に本人の希望もあり、それまでの右打ちからスイッチヒッターへの転向に挑戦。この挑戦は翌1997年、1Aウィルミントンで打った11本のHRのうち、10本が左打席から打ったということで一つの結果を出したのである。
1998年は1Aで開幕を迎えるが、6月に打率.323、3HR、20打点を記録し、リーグの月間MVPを獲得。オールスター後に2Aウィチスタへ昇格し、47試合の出場で打率.352、14HR、44打点という桁違いの成績を残した。9月に入って、ついにメジャーからお呼びがかかる。9月14日の対アスレティックス戦で初めてのメジャーリーグの舞台に立ったベルトラン。シーズンも終盤だったため、わずか14試合の出場ながら、1試合で2本の3塁打を放つ試合もあるなど、存分に若い才能を発揮。翌年以降の活躍を期待させた。
1999年、スプリングトレーニングで結果を残したベルトランは、見事に開幕から「1番センター」の座を掴んだ。メジャーでフルシーズンを戦い、156試合に出場を果たし、打率.293、22HR、108打点、27盗塁をマーク。新人王投票では1位票28票のうちで26票を独占し、文句なしでの新人王を受賞をした。新人での100打点以上となると、マイク・ピアザ(1993年/112打点)以来の快挙であり、アメリカンリーグに限れば、マーク・マグワイア(1987年/118打点)以来となる。なお、112得点も記録しており、新人での100打点と100得点の同時達成となると、1975年に新人王とMVPを同時受賞したフレッド・リン以来の記録となる。
2000年は、背番号も前年までの36番から15番に変更し、更なる飛躍が期待された。しかし、膝の故障により約2ヶ月間も故障者リストで過ごすことになってしまった。結果として、わずか98試合の出場に留まり、打率.247、7HR、44打点と期待を裏切ってしまった。オフになるとジョニー・デーモンを移籍で失い、ベルトランにかかる期待はより大きくなったのである。
2001年、ロイヤルズは投打がうまく噛み合わず、5月末の段階で地区最下位が指定席になってしまっていた。主砲マイク・スウィーニーが絶不調に陥ったこともその原因だが、優勝戦線から完全に脱落したこともあり、主力のジャーメイン・ダイの放出を決断。その中でもベルトランは孤軍奮闘した。155試合に出場し、打率.306、24HR、101打点、31盗塁を記録。スピード感溢れるプレーは打撃にも守備にも現れ、地区最下位に終わったチームの中で充分に光る輝きを見せたのである。
2002年、162試合全てに出場したベルトラン。打率.273、29HR、105打点、35打点を記録し、「30-30」クラブ入りにはHR1本足りなかったが、2塁打を44本記録するなど、長打力の面で結果を残した。翌2003年は開幕を故障者リストで迎えるが、戦線復帰後は141試合に出場し、打率.307、26HR、100打点、41盗塁をマーク。MVP投票では9位にランクされており、スイッチヒッターで打率3割、25HR、40盗塁を同じシーズンで記録した史上11人目の選手となったのである。
2004年はオフにFAとなることから移籍の噂が開幕前からあり、結果としては6月24日にロイヤルズ、アストロズ、アスレティックスの3球団間での三角トレードで、ベルトランはアストロズ入りすることになった。ロイヤルズ在籍中にオールスター投票で初選出され、アメリカンリーグの外野手として出場するはずが、アストロズへ移籍が決まったこともあり、ナショナルリーグの選手として出場することになった。幸いなことにケン・グリフィーが故障者リスト入りしたこともあり、ナショナルリーグの選手として先発出場することが出来たのである。
移籍前のロイヤルズでは69試合に出場し、打率.278、15HR、51打点をマークしており、移籍後のアストロズでは90試合の出場で、打率.258、23HR、53打点を記録している。キャリアハイとなる38HRを達成しており、メジャー史上28人目となる「30-30」も達成した。ベルトランの真骨頂はポストシーズンにて発揮され、ディビジョンシリーズ(対ブレーブス)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対カージナルス)の計12試合で5試合連続を含む計8HRを記録。これはバリー・ボンズの記録(2002年)に並ぶポストシーズンタイ記録である。ポストシーズンでの成績は打率.435、8HR、14打点、6盗塁、21得点と大活躍を見せ、自らの価値を上げたベルトランである(ワールドシリーズには進出できなかった)。
2005年、FAとなったベルトランはメッツと7年間1億1900万ドルという大型契約を結んだ。契約が1億ドルを超えるのはメジャー史上10人目のことである。大きな期待を受けての大都市チームでのプレーとなったが、移籍1年目は試合中の守備時にマイク・キャメロンと激突し、頬骨を骨折するアクシデントに見舞われた。本来の力を発揮できず、151試合の出場で打率.266、16HR、78打点、17盗塁という成績に終わってしまった。
2006年は開幕前のWBCで、プエルトリコ代表として出場。シーズンが開幕してから、ようやく期待通りの活躍を見せ、この年は140試合に出場し、打率.275、41HR、116打点、18盗塁という数字を残した。7月には月間3本の満塁HRを放ったが、これはメジャー史上9人目の快挙となる。オールスターゲームにも先発出場し、全イニング出場を果たしたベルトランは、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を同時に初受賞している。
2007年、膝の故障に悩まされることもあったが、夏場には復調を果たし、144試合の出場で打率.276、33HR、112打点という数字を残した。2年連続で30HR、100打点を達成したことになるが、これはメッツ史上でダリル・ストロベリー、ピアザに次ぐ3人目の記録となる。オールスターゲームにも4年連続で出場し、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞はそれぞれ2年連続で受賞している。
メジャーリーグを代表する5ツールプレイヤーとして知られるベルトラン。走攻守の全てで高いレベルを維持しており、メッツの主力としても欠かせない選手である。メジャーデビュー以来残してきた成績がボンズに似ていることから、ボンズのような成長曲線を描くのでは、という期待が持たれているが果たして。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1998 KC 14 58 12 16 5 3 0 7 12 3 3 .317 .466 .276 1999 KC 156 663 112 194 27 7 22 108 123 46 27 .337 .454 .293 2000 KC 98 372 49 92 15 4 7 44 69 35 13 .309 .366 .247 2001 KC 155 617 106 189 32 12 24 101 120 52 31 .362 .514 .306 2002 KC 162 637 114 174 44 7 29 105 135 71 35 .346 .501 .273 2003 KC 141 521 102 160 14 10 26 100 81 72 41 .389 .522 .307 2004 KC 69 266 51 74 19 2 15 51 44 37 14 .367 .534 .278 2004 Hou 90 333 70 86 17 7 23 53 57 55 28 .368 .559 .258 2005 NYM 151 582 83 155 34 2 16 78 96 56 17 .303 .414 .266 2006 NYM 140 510 127 140 38 1 41 116 99 95 18 .388 .594 .275 2007 NYM 144 554 93 153 33 3 33 112 111 69 23 .353 .525 .276 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1320 5113 919 1433 278 58 236 875 947 591 250 .354 .496 .280
受賞タイトル一覧
- 新人王1回(1999)
- ゴールドグラブ賞1回(2006,07)
- シルバースラッガー賞1回(2006,07)
-
Tags :
- Newer: Mark TEIXEIRA(マーク・テシェーラ)
- Older: J.D. DREW(JD・ドリュー)
Comments:0
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://circlechange.com/players/carlos-beltran/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- Carlos BELTRAN(カルロス・ベルトラン) from Circle Change



