- 2008-08-30 (土) 0:08
- MLB Players
#38 カルロス・ザンブラーノ | SP

- 1997年7月・カブスと契約
- 1981年6月1日生 右投右打 196センチ 115キロ
- ベネズエラ出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2005 ChC 33 33 2 0 14 6 0 223.1 170 202 86 88 81 3.26 2006 ChC 33 33 0 0 16 7 0 214.0 162 210 115 91 81 3.41 2007 ChC 34 34 1 0 18 13 0 216.1 187 177 101 100 95 3.95 ----------------------------------------------------------------------------- Total 201 180 7 2 82 55 0 1193.1 986 1042 548 506 452 3.41
選手の紹介文
カブスのエースとして活躍するパワーピッチャーのカルロス・ザンブラーノ。重い速球に加え、変化球も巧みに操る器用さを兼ね備える。スタミナ面も問題なく、チームの頼れる存在である。投手でありながらスイッチヒッターとしての打撃には一目置かれており、シルバースラッガー賞を受賞している。
ベネズエラで生まれ育ったザンブラーノは野球を当たり前のように楽しみ、当時は外野を守り、打撃面で目立った存在だったという。テレビでロジャー・クレメンスのピッチングを見てから投手に転向したという。カブスと契約したのは1997年7月であり、まだザンブラーノが16歳の頃だった。
1998年、ルーキーリーグでプロとしてのキャリアをスタートさせた。14試合に登板(先発は2試合)し、0勝1敗1セーブ、防御率3.15という数字が残っている。投球回数40回に対して被本塁打0という点が剛球ぶりを示している。翌1999年は1Aランシングに移り、27試合に登板(先発は24試合)し、13勝7敗、防御率4.17という成績を残している。
2000年は開幕を2Aウエストテネシーで迎え、先発として9試合に登板し、3勝1敗、防御率1.34という成績を残したところで3Aアイオワに昇格。昇格は5月末のタイミングでザンブラーノが19歳になる直前のことだった。3Aでは34試合に登板するも、全てが救援登板で2勝5敗6セーブ、防御率3.97という数字を残している。当時のカブスとしては、将来のクローザーとしての可能性を試していたという。
2001年、メジャーのスプリングトレーニングに参加するも空き枠がないこともあり、開幕は3Aで迎えることになった。先発に復活し、26試合に登板(先発は25試合)して、10勝5敗、防御率3.88という数字を残し、投球回数150回2/3に対して、155奪三振を記録している。8月末にメジャーからお呼びがかかり、8月20日の対ブリュワーズ戦でデビューを飾った。メジャーでは6試合に登板(先発は1試合)し、1勝2敗、防御率15.26でシーズンを終えた。
2002年、開幕時こそ3Aで迎えるが、カイル・ファーンズワースの故障者リスト入りに伴い、4月早々にはメジャーに戻った。最初はブルペンからの登板がほとんどであり、5月に入って右肘を痛めて故障者リスト入りすることもあった。7月以降は先発ローテーション入りを果たし、結果的にこの年は32試合に登板(先発は16試合)し、4勝8敗、防御率3.66という数字を残している。
2003年以降は先発投手として完全に定着。マーク・プライアー、ケリー・ウッド、マット・クレメントに次ぐ第4の先発投手として、32試合に先発し、13勝11敗、防御率3.11、168奪三振という成績をマーク。8月22日の対ダイヤモンドバックス戦ではカート・シリングと投げ合い、シリングが14奪三振を記録すれば、ザンブラーノは8回までノーヒッターに抑える快投を見せた(9回に入って記録は途切れたが)。
さらに投球回数214回に対して被本塁打はわずかに9本という数字は、1950年以降のカブスの球団史上でグレッグ・マダックス(1992年)の268回で被本塁打7本という記録以来の快挙である。この年で言えば、ペドロ・マルチネスも被本塁打7本だったが、投球回数は186回2/3だった。チームもポストシーズンへ進出し、ザンブラーノも3試合に登板したが本来の投球は出来ずに終わってしまっている。
2004年、31試合に先発し、16勝8敗、防御率2.75、188奪三振という圧巻の投球内容を見せた。シーズン16勝は、この年からチームメイトとなったマダックスと並ぶチームトップタイの記録であり、防御率もチームトップであり、リーグ4位となる記録である。また、初めてのオールスター出場も果たしており、23歳43日での出場はカブス史上で最年少での出場となる。なお、8月23日の対ブリュワーズ戦では7回途中までノーヒッターに抑える快投も見せている。
2005年はウッド、プライアーの怪我により開幕投手の名誉が転がり込んできた。しかし、その名誉のマウンドでストライクの判定で審判と口論となり、5回で退場させられている。その後は安定した投球を見せ、33試合の先発で14勝6敗、防御率3.26、202奪三振という数字を残し、カブスの若きエースの座を自らの元にたぐり寄せたのである。
2006年、開幕前のWBCではベネズエラ代表としてマウンドに立った。シーズンに入ってからも好投を見せ、7月には月間6勝を挙げる活躍を見せた。6月5日の対アストロズ戦では8回途中までノーヒッターに抑えるも、またもや大記録には縁がなかった。この年は33試合に先発し、16勝7敗、防御率3.41、210奪三振という記録で、最多勝のタイトルを受賞している。
2007年はザンブラーノの荒々しい面が表に出てしまった。捕手を務めるマイケル・バレットのプレーに対してバレット自身と口論になり、殴り合いになってしまったのである。結果的にバレットはパドレスへ移籍したが、ザンブラーノはカブスのエースとして安定感ある投球を見せている。34試合に先発し、18勝13敗、防御率3.95、177奪三振という数字をマーク。
開幕前には調停を回避し、1年間1240万ドルで契約を交わしていたが、シーズン中の8月には5年間9150万ドルという大型契約に合意。年齢としても若く、故障者リスト入りは1度しか経験していない丈夫さはチームにとっても非常にありがたい存在である。ポストシーズンでの脆さが課題ではあり、2008年以降のザンブラーノの課題となる。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2001 ChC 6 1 0 0 1 2 0 8.2 11 4 8 13 13 15.26 2002 ChC 32 16 0 0 4 8 0 108.1 94 93 63 53 44 3.66 2003 ChC 32 32 3 1 13 11 0 214.0 188 168 94 88 74 3.11 2004 ChC 31 31 1 1 16 8 0 210.2 174 188 81 73 64 2.75 2005 ChC 33 33 2 0 14 6 0 223.1 170 202 86 88 81 3.26 2006 ChC 33 33 0 0 16 7 0 214.0 162 210 115 91 81 3.41 2007 ChC 34 34 1 0 18 13 0 216.1 187 177 101 100 95 3.95 ----------------------------------------------------------------------------- Total 201 180 7 2 82 55 0 1193.1 986 1042 548 506 452 3.41
受賞タイトル一覧
- 最多勝1回(2006)
- シルバースラッガー賞1回(2006)
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