- 2008-07-31 (木) 0:02
- MLB Players
#52 CC・サバシア(C.C. SABATHIA) | SP

- 1998年6月ドラフト・インディアンズ1位
- 1980年7月21日生 左投左打 200センチ 106キロ
- カリフォルニア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2005 Cle 31 31 1 0 15 10 0 197.2 185 161 62 92 88 4.03 2006 Cle 28 28 6 2 12 11 0 192.2 182 172 44 83 69 3.22 2007 Cle 34 34 4 1 19 7 0 241.0 238 209 37 94 86 3.21 ----------------------------------------------------------------------------- Total 219 219 16 5 100 63 0 1406.1 1318 1142 464 646 598 3.83
選手の紹介文
2メートルを超える長身のCC・サバシアは、パワーピッチャーの側面もありながら、効果的なチェンジアップとスライダーでアウトを積み重ねる大型投手である。2007年には19勝をマークしてサイヤング賞を受賞。契約最終年となる2008年、シーズン途中に優勝を目指すブリュワーズに電撃移籍。移籍後は好調をキープしており、今後の活躍に大きな注目が集まる。
1980年、カリフォルニア州に生まれたサバシア。高校時代は野球とフットボールに汗を流していたが、1998年6月のドラフトでインディアンズの1位指名(全米20番目)を受けると、そのまま野球を選択。契約金は130万ドルだった。160キロ近い速球を投げるサバシアは注目の的だった。
1999年は肘を痛め、開幕から2ヶ月半もの間を離脱。復帰後、1Aの3つのクラスで登板し、5勝3敗という成績ながらも投球回数よりも多い三振を奪った。翌2000年は1Aキンストンで開幕を迎える。1Aで10試合に登板した後、2Aアクロンへ昇格。17試合の登板で、3勝7敗とパッとしない成績ながら、フューチャーゲームや2Aのオールスターゲームにも選出されるなど、その潜在能力は周囲の誰もが認めていた。
さらにこの年の秋のシドニーオリンピックのアメリカ代表選手に選ばれていたが、その名誉を蹴ってメジャーのインディアンズに同行した。しかし、メジャーでマウンドに立つことはなかった。仮に代表メンバーに加わっていれば、ナンバー1の左投手であることは間違いなく、決勝のキューバ戦のマウンドは、ベン・シーツではなくこのサバシアが上がっていたかもしれない。
こうして迎えた2001年、開幕メジャーとして名を連ねる。しかし、若すぎる年齢からあと1年、マイナーリーグで鍛えようというチームの方針も垣間見えたが、現場の強い要請でローテーション投手としてメジャーに残った。そして4月8日、対オリオールズ戦でメジャーデビューを飾る。初回にジェフ・コナインに3ランホームランを打たれるが、後続を160キロの速球で見事に抑えきる。5回2/3を投げ3安打3失点という内容に終わったサバシアだが、降板後にチームが逆転したため、黒星はつかなかった。将来性のある投手ということから球数は必然的に100球前後、もしくはそれ未満に抑えられ、イニングにすれば、5回から6回、7回でマウンドに降りることが多かったサバシア。その中でオールスターまでの前半戦で7勝3敗を記録。
オールスター明けの後半戦、7月13日の対レッズ戦では、6回2/3を投げ4安打1失点に抑え、キャリア最多の11奪三振を記録。これはサバシアにとって初めてのメジャーにおける2桁奪三振であり、この三振の中には、サバシアが子供の頃からずっと憧れていたというケン・グリフィー・ジュニアから奪った三振も1つ入っている。さらにインディアンズの新人投手として1試合11奪三振というのは、1994年のアルビー・ロペスが記録して以来のものである
シーズンではチームトップの17勝(5敗)をマーク。マリナーズとのディビジョンシリーズ第3戦、先発のマウンドに立ったサバシアは6回を2失点に抑える好投でチームに勝利をもたらした。シーズン開幕前に母親と賭けをしており、もしサバシアがシーズン10勝をマークしたら、母親が禁煙するというものだ。サバシアは7月終わりの段階であっさりと10勝をマークし、その賭けに勝利した。さらにサバシアの勢いはとどまらず、8月にも4勝を挙げている。新人王こそイチローに譲ったが、十分に新人王受賞に値する活躍を見せたことはいうまでもない。サバシアはかつてインディアンズで1960年代に活躍し、5度もの奪三振王に輝いているサム・マクドウェル以来の逸材とも称された。
2002年、開幕前に4年間950万ドルで契約延長で合意したサバシア。開幕序盤は壁にぶち当たり、思うような結果は残せなかったが、シーズン最後の11試合の登板では7勝2敗、防御率2.54という結果を残した。シーズン通算では13勝11敗、防御率4.37というものである。デビュー後最初の2年で計30勝を挙げた投手としては、1987年以降のアメリカンリーグでは5人目となる快挙である。
2003年は自身初の開幕投手に指名されたサバシア。7回2失点に抑える好投でその期待に応えた(勝敗はつかず)。8月15日の対デビルレイズ戦ではメジャー初の完封勝利をマーク。22歳の若さでオールスター出場を果たしたが、これはインディアンズ史上、1977年のデニス・エカーズリーが22歳で出場して以来の若手選手の出場となる。この年、30試合に先発し、うち29試合は5回以上を投げるタフさを見せたサバシアは、13勝9敗、防御率3.60という成績を残している。
2004年、30試合に先発し、11勝10敗、防御率4.12という成績に終わったサバシア。まだ24歳と若いこともあり、精神的に不安定な面はあったのも事実である。とはいえ、5月には23歳の時点で100試合先発を果たしており、24歳未満での登板数としてはインディアンズ史上、ボブ・フェラー(175試合先発)以来となる大台到達である。また、24歳で通算50勝を達成したことになり、これはスティーブ・エイバリーの23歳170日での50勝到達以来の最年少記録となる。
2005年、開幕早々にインディアンズは2005年までの契約に加え、5年目となる2006年のオプション契約を行使。2年間1775万ドルという契約内容で2008年までの契約延長する形で合意に至った。キャリア初となる故障者リスト入りも経験するが、31試合の先発で15勝10敗、防御率4.03をマーク。特に8月以降の登板では9勝1敗、防御率2.24を記録するなど、尻上がりに良くなる投球を見せている。
2006年、サバシアの投球内容が洗練されてきたこともあり、2完封含む6完投をマーク。12勝11敗という数字に終わったが、防御率はリーグ3位となる3.22とこれまで格段に向上した。6試合連続で2桁奪三振を記録するなど安定感も見せている。左腕投手として6年連続10勝以上となると、インディアンズ史上で誰も達成していない快挙であり、インディアンズのエースとして地位を固めている。
2007年はサバシアにとって、更なる飛躍を果たしたシーズンとなった。34試合に先発し、1完封含む4完投を記録し、19勝7敗、防御率3.21を記録。奪三振数も209個と、初の200の大台を突破し、投球回数も241回とキャリアハイを記録している。通算1000奪三振も、かつて新人王を争ったイチローから奪った。さらに27歳69日という若さでの通算100勝も達成し、これはグレッグ・マダックス以来の若さでの大台到達である。この安定感が認められ、この年のサイヤング賞を見事に受賞した。なお、チームメイトのファウスト・カルモナも19勝を挙げたこともあり、19勝コンビを形成している。
2008年、契約最終年となり動向が注目される中、インディアンズとの事前調整に合意せず、この年限りの移籍が濃厚となった。開幕後は大きな不振に陥り、期待通りの結果を残せなかった中で復調の兆しが見えかけたところでブリュワーズへの移籍が決定。若手4選手との交換によるもので、優勝を目指すブリュワーズのユニフォームを着ることになった。移籍後は好調をキープしており、かつてシドニーオリンピックで同じユニフォームを着る可能性のあったシーツと同じユニフォームで世界一を目指すことになる。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2001 Cle 33 33 0 0 17 5 0 180.1 149 171 95 93 88 4.39 2002 Cle 33 33 2 0 13 11 0 210.0 198 149 88 109 102 4.37 2003 Cle 30 30 2 1 13 9 0 198.2 190 141 66 85 79 3.60 2004 Cle 30 30 1 1 11 10 0 188.0 176 139 72 90 86 4.12 2005 Cle 31 31 1 0 15 10 0 197.2 185 161 62 92 88 4.03 2006 Cle 28 28 6 2 12 11 0 192.2 182 172 44 83 69 3.22 2007 Cle 34 34 4 1 19 7 0 241.0 238 209 37 94 86 3.21 ----------------------------------------------------------------------------- Total 219 219 16 5 100 63 0 1406.1 1318 1142 464 646 598 3.83
受賞タイトル一覧
- サイヤング賞1回(2007)
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