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Cliff FLOYD(クリフ・フロイド)

San Diego PADRES

#16 クリフ・フロイド(Cliff FLOYD) | LF

クリフ・フロイド

  • 1991年6月ドラフト・エクスポズ1位(全米14番目)
  • 1972年12月5日生 右投両打 193センチ 109キロ
  • イリノイ州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2006  NYM   97  332   45   81  19   1  11   44   58   29    6  .324 .407  .244
 2007  ChC  108  282   40   80  10   1   9   45   47   35    0  .373 .422  .284
 2008  TB    80  246   32   66  13   0  11   39   58   28    1  .349 .455  .268
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1611 5303  824 1477 340  23 233  865 1057  600  148  .359 .483  .279

選手の紹介文
相次ぐ怪我により、本来の力は発揮できなかった感のあるクリフ・フロイド。高い打撃能力は誰もが認めながらも、怪我に苦しめられるクリフ・フロイド。マーリンズの球団創立5年目での世界一などを経験し、2002年には移籍に次ぐ移籍で3球団を渡り歩くなど、話題には事欠かない選手でもある。「ガラス」とまで皮肉られる故障がちな体がネックであり、徐々に年齢も重ね、プレーできる時間が限られてきた。

イリノイ州に生まれたフロイドは、幼少時から高い運動能力を見せていた。特に高校時代には野球、アメリカンフットボール、バスケットボールでそれぞれ桁違いの実力を見せた。高校最後の2年間での打撃成績は打率.508、130打点と圧倒的な数字である。大学からも奨学生の誘いがある中、1991年ドラフトでエクスポズからの1位指名(全米14番目)を受けて、プロへの道を選んだ。

指名された年はルーキーリーグで56試合に出場し、打率.262、6HR、30打点をマーク。主にファーストを守っていた。翌1992年からは1Aアルバニーへと舞台を移し、ファーストの他に外野も守るようになった。134試合の出場で打率.304、16HR、97打点、32盗塁という結果を残し、打点王を獲得。三塁打(16本)もリーグトップであり、パワーとスピードで評価を高めたのである。

1993年、2Aハリスバーグで開幕を迎えると、20歳とは思えない打棒を発揮。ポジションも外野からファーストを主に守るようになり、101試合の出場で打率.329、26HR、101打点、31盗塁という桁違いの成績で、打率、HR、打点の三冠王に輝いたのである。そして、3Aを経由して、9月半ばには早くもメジャー昇格。わずか10試合に出場するだけだったが、メジャー初HRもマークしている。

1994年、早くもエクスポズのファーストのポジションを掴んだフロイド。ストライキで途中中断されたシーズンだったこともあり、100試合の出場に留まり、残した数字も打率.281、4HR、41打点というものである。この年のエクスポズは地区首位のままシーズンを終えたが、ペドロ・マルチネスラリー・ウォーカーモイゼス・アルーなど若い才能が溢れた魅力的なチームだった。

ストライキ明けの1995年は、開幕から打撃成績も低空飛行を続けたが、守備中の接触プレーが元で右手首を痛めてしまった。この痛みが原因となり、シーズンの大半を欠場し、わずか29試合の出場に留まっている。翌1996年は開幕を3Aで迎えるが、4月末にメジャー復帰。第4の外野手という位置づけで、117試合に出場し、打率.242、6HR、26打点に終わっている。

1997年、開幕直前にはダスティン・ハーマンソンとの交換でマーリンズ移籍が決まった。当時のマーリンズにはケビン・ブラウンアル・ライター、アレックス・フェルナンデス、ロブ・ネンといった豪華投手陣に対して、ゲーリー・シェフィールド、ボビー・ボニーヤ、デボン・ホワイトなど戦力のコマが揃っていた。その中でクリフには控え外野手としての活躍が求められることとなる。

メジャーデビュー時は選手が揃っていた頃のエクスポズだった。最初は代打などの途中出場がほとんどで、そのうちに背中を痛め、左足ハムストリングを痛めるなど、相次ぐ怪我で出場機会は減っていった。フロイドは61試合しか出場出来ず、打率.234に終わる中で、チームはワイルドカードとしてポストシーズン出場。ロースターには名を連ねるもののポストシーズンでの出場機会は巡ってこず、ワールドシリーズ(対インディアンズ)にかろうじて出場したのみである(打席には2度立った)。しかし、チームは世界一となり、フロイドもその美酒を味わうことが出来た。

1998年、チームは財政面で苦しみ、前年までの主力選手を次々と放出。その中でフロイドはレフトのポジションを手にして、打順も1番や5番などポイントとなる場所を任せられた。153試合に出場して、打率.282、22HR、90打点、27盗塁をマークし、球団史上初となる「20-20」を達成。さらに45本の2塁打を放つなど、落ち込むチーム成績の中で目立った成績を残したのである。

1999年からは4年間1900万ドルという内容で契約延長に合意したフロイド。その計約1年目は、膝を痛めた影響で開幕に3週間出遅れ、復帰した後も6月にはアキレス腱を痛めて、再び故障者リスト入り。戦線復帰は9月まで待たなければならない状況で、シーズン通しては69試合の出場で打率.303、11HR、49打点に終わっている。

2000年、開幕序盤は低打率に苦しんでいたが、徐々に調子を上げていった。4月末から約1ヶ月半もの間、37試合連続出塁を記録。夏場に1ヶ月の離脱はあったが、121試合に出場し、打率.300、22HR、91打点、24盗塁とチームを引っ張る活躍を見せた。オフにはずっと苦しめられていた右手首の手術を行い、翌年からの大爆発に期待を持たせたのである。

2001年、マーリンズの3番レフトに定着したフロイドは大きな離脱なく、シーズンを通して戦線に留まり、高打率をキープした。チームも後半には失速するが、前半戦には優勝争いにも絡む快進撃も見せた。フロイド自身はボール球に手を出さず、内角の速球にも長い腕でうまくさばく天性の打撃センスをいかんなく発揮できた。課題の外野守備でも、守備範囲の狭さが指摘されるが、無難にシーズンを乗り切った。

結果として149試合に出場し、打率.317、31HR、103打点、18盗塁という高い数字を残すことができた。44本の2塁打、4本の3塁打を放ち、長打は79本記録しており、これはマーリンズの球団記録でもある。オールスターゲームの選手選抜時に、リーグの監督を務めるボビー・バレンタインと出場の確約をしたしないで揉めたが、結局は出場することができた(結果は2打数無安打)。

マーリンズに在籍していた1997年には球団史上初の世界一を経験した。2002年、契約最終年ということもあり、その動向に注目が集まった。7月に入り、3対5の大型トレードで古巣エクスポズへの移籍が決まった。さらに7月末にはレッドソックスへの移籍が決まり、1シーズンで3球団を渡り歩く形になった。シーズン通しては計146試合に出場し、打率.288、28HR、79打点という数字を残している。オフにはFAとなるとメッツと4年間2600万ドルで契約合意に至った。

2003年、メッツの主軸打者として大きな期待をかけられるが、8月半ばに右足アキレス腱を痛めて離脱。手術することになり、そのままシーズンを終えた。108試合の出場で打率.290、18HR、68打点という数字に留まっている。翌2004年も開幕早々に故障者リスト入りするなど怪我に苦しみ、結果は113試合に出場して、打率.260、18HR、68打点と期待を裏切ってしまった。

2005年、久々にメジャーでフルシーズン過ごすことが出来たフロイドは150試合の出場で、打率.273、34HR、98打点、12盗塁という本来の実力の片鱗を見せつけた。さらに外野手としてリーグトップの15個の捕殺を記録。攻守でメッツに貢献するも、チームのポストシーズン進出につなげることは出来なかった。翌2006年は左足首の痛みに苦しみ、97試合の出場に終わっている(打率は.244)。

2007年、FAとなったフロイドはカブスと1年契約で合意。レギュラーとしての扱いではなく、チーム事情に合わせてレフトとライトを守るという形で108試合の出場に留まった。翌2008年にはレイズに移籍するも80試合しか出場機会に恵まれなかった。パドレスと契約した2009年も出場機会はほとんどなく、厳しい状況が続いている。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1993  Mon   10   31    3    7   0   0   1    2    9    0    0  .226 .323  .226
 1994  Mon  100  334   43   94  19   4   4   41   63   24   10  .332 .398  .281
 1995  Mon   29   69    6    9   1   0   1    8   22    7    3  .221 .188  .130
 1996  Mon  117  227   29   55  15   4   6   26   52   30    7  .340 .423  .242
 1997  Fla   61  137   23   32   9   1   6   19   33   24    6  .354 .445  .234
 1998  Fla  153  588   85  166  45   3  22   90  112   47   27  .337 .481  .282
 1999  Fla   69  251   37   76  19   1  11   49   47   30    5  .379 .518  .303
 2000  Fla  121  420   75  126  30   0  22   91   82   50   24  .378 .529  .300
 2001  Fla  149  555  123  176  44   4  31  103  101   59   18  .390 .578  .317
 2002  Fla   84  296   49  85   20   0  18   57   68   58   10  .414 .537  .287
 2002  Bos   47  171   30   54  21   0   7   18   28   15    4  .374 .561  .316
 2002  Mon   15   53    7   11   2   0   3    4   10    3    1  .263 .415  .208
 2003  NYM  108  365   57  106  25   2  18   68   66   51    3  .376 .518  .290
 2004  NYM  113  396   55  103  26   0  18   63  103   47   11  .352 .462  .260
 2005  NYM  150  550   85  150  22   2  34   98   98   63   12  .358 .505  .273
 2006  NYM   97  332   45   81  19   1  11   44   58   29    6  .324 .407  .244
 2007  ChC  108  282   40   80  10   1   9   45   47   35    0  .373 .422  .284
 2008  TB    80  246   32   66  13   0  11   39   58   28    1  .349 .455  .268
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 Total     1611 5303  824 1477 340  23 233  865 1057  600  148  .359 .483  .279

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:1回(2001-NL)
  • 世界一経験:1回(1997-Fla)

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