- 2009-02-08 (日) 0:04
- MLB Players
#31 クリフ・リー(Cliff LEE) | SP

- 2000年6月ドラフト・エクスポズ4位(全米105番目)
- 1978年8月30日生 左投左打 191センチ 86キロ
- アリゾナ州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 Cle 33 33 1 0 14 11 0 200.2 224 129 58 114 98 4.40 2007 Cle 20 16 1 0 5 8 0 97.1 112 66 36 73 68 6.29 2008 Cle 31 31 4 2 22 3 0 223.1 214 170 34 68 63 2.54 ----------------------------------------------------------------------------- Total 160 156 7 2 76 39 0 965.0 979 719 289 489 445 4.15
選手の紹介文
一躍インディアンズのエースにのし上がったクリフ・リー。先発定着後、怪我によりマイナー落ちも経験した選手が、2008年は22勝を挙げる抜群の安定感でサイヤング賞を文句なしで受賞した。オールスターゲームでも先発投手の栄誉を手にするなど、もはや誰もが認めるリーグを代表する投手である。
高校卒業時の1997年ドラフトでマーリンズから8位指名(全米246番目)を受けるが、拒否して短大進学を選択。翌1998年のドラフトでもオリオールズから20位指名(全米609番目)を受けるも、これも拒否している。短大で実績を積み上げたリーは2000年ドラフトでエクスポズから4位指名(全米105番目)を受けて、ようやくプロ入りを決めた。
2001年、1Aジュピターで21試合に登板(先発は20試合)し、6勝7敗と黒星が先行するも、防御率は2.79と安定感を見せた。投球回数109回2/3に対して、被安打78本、129奪三振という非凡な数字を残している。9イニング換算の奪三振率は10.53個はこのリーグのトップでる。この年は8回までノーヒッターに抑えた試合もあった。シーズン終盤は肩を痛めて離脱している。
2002年は2Aハリンスバーグで開幕を迎えると、リーの投球は冴え渡った。6月末までの段階で15試合に先発し、7勝2敗、防御率3.23とこのリーグを代表するほどの数字を残していた。そこで待っていたのは移籍話であった。エクスポズはインディアンズからバートロ・コロンを獲得すべく、その交換要員の一人にリーが加わっていたのである。リー以外の交換要員としてはグレイディ・サイズモア、ブランドン・フィリップス、リー・スティーブンスらがいた。
急遽インディアンズ傘下の2Aアクロンに加入し、3試合に登板しただけで3Aバッファローへ昇格。そして9月になるとメジャーからお呼びがかかったのである。わずか2試合に先発し、白星を挙げることは出来なかったが、9月15日のデビュー戦(対ツインズ)では、5回1/3を投げて2安打1失点に抑えるなど非凡な結果を残している。
2003年は腰を痛めた影響で開幕を故障者リストで迎えることとなった。戦線復帰は6月に入ってからのことであり、2A、3Aと経て、6月後半にはメジャー復帰。3Aに戻されることもあったが、この年はメジャーで9試合に先発し、3勝3敗、防御率3.61をマーク。シーズン終了後にはヘルニアの手術を受けている。
2004年、インディアンズの先発ローテーションの座を手に入れたリー。開幕から負けなし5連勝と抜群の結果を残した。インディアンズ史上、ここ30年で開幕から負けなしで5勝以上するのはデニス・マルチネス(9勝0敗/1995年)、グレッグ・スウェンデル(6勝0敗/1988年)以来、3人目の快挙でもある。しかし、シーズン中盤からは打ち込まれ、7月と8月の月間防御率は7点以上。シーズンが終わってみれば、ジェイク・ウエストブルックと並ぶチームトップタイの14勝(8敗)を挙げるも、防御率は5.43と課題は残った。
2005年、開幕から順調に白星を積み重ね、結果的に32試合の先発で18勝5敗、防御率3.79という数字を残した。投球回数も202回と大台を越えたのである。この年の勝率(.783)はリーグトップであり、インディアンズとしてはボブ・フェラー(1951年)以来のリーグトップとなった。また,シーズン18勝というのも球団史上コロン(18勝5敗/1999年)以来であり、左腕に限ればスウェンデル(18勝14敗/1988年)以来の快挙でもあった。
2006年は開幕から5月までは黒星が先行する状態だったが、6月に入って以降は5連勝と持ち直したリー。シーズン最終戦で完投勝利をマーク。この年は苦しみながらも14勝11敗、防御率4.40という数字に終わっている。開幕直前に1年間40万ドルで契約合意していたが、シーズン中にその契約を破棄して新たに4年間1500万ドルで契約延長に合意。オプションを含めば2010年までの長期契約となる。
2007年は開幕から怪我(右脇腹痛)に苦しんだ。開幕を故障者リスト入りで迎え、5月には戦線復帰するも本来の投球とはほど遠いものだった。特に7月6日以降の4試合の登板に限ると0勝4敗、防御率11.70と散々たる結果に終わり、マイナー降格となった。チームはポストシーズンを果たすもロースターから外されてもいる。この年は5勝8敗、防御率6.29に終わっている。
2008年、前年の悪夢を取り払うかのように開幕から圧巻の投球を披露した。開幕7試合投げたところで、6勝0敗、防御率0.67と抜群の安定感を見せたのである。オールスター前の前半戦で11勝2敗、防御率2.43という成績で、初めてオールスターゲームにも選出。アメリカンリーグの先発投手の名誉も手にし、2回を1安打無失点に抑えている。
後半戦に入っても勢いは全く衰えず、実に11連勝を重ねた。シーズンが終わってみれば、22勝3敗、防御率2.54という好成績で、最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得し、サイヤング賞のタイトルも手にした。どん底と頂点を味わった左腕リーの今後には注目が集まる。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
- 最多勝:1回(2008-AL)
- 最優秀防御率:1回(2008-AL)
受賞アワード一覧
- サイヤング賞:1回(2008-AL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2002 Cle 2 2 0 0 0 1 0 10.1 6 6 8 2 2 1.74 2003 Cle 9 9 0 0 3 3 0 52.1 41 44 20 28 21 3.61 2004 Cle 33 33 0 0 14 8 0 179.0 188 161 81 113 108 5.43 2005 Cle 32 32 1 0 18 5 0 202.0 194 143 52 91 85 3.79 2006 Cle 33 33 1 0 14 11 0 200.2 224 129 58 114 98 4.40 2007 Cle 20 16 1 0 5 8 0 97.1 112 66 36 73 68 6.29 2008 Cle 31 31 4 2 22 3 0 223.1 214 170 34 68 63 2.54 ----------------------------------------------------------------------------- Total 160 156 7 2 76 39 0 965.0 979 719 289 489 445 4.15
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(2008-AL)
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