- 2008-06-21 (土) 0:02
- MLB Players
#28 カーティス・グランダーソン(Curtis GRANDERSON) | CF

- 2002年6月ドラフト・タイガース3位
- 1981年3月16日生 右投左打 185センチ 84キロ
- イリノイ州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Det 47 162 18 44 6 3 8 20 43 10 1 .314 .494 .272 2006 Det 159 596 90 155 31 9 19 68 174 66 8 .335 .438 .260 2007 Det 158 612 122 185 38 23 23 74 141 52 26 .361 .552 .302 ------------------------------------------------------------------------------ Total 373 1395 232 390 76 36 50 162 366 131 35 .343 .493 .280
選手の紹介文
巨大戦力のタイガースの先頭打者として、3塁打数の多さや高い守備能力でその存在感を強めているカーティス・グランダーソン。2007年はメジャー史上2人目となる30本の2塁打、20本の3塁打、20本の本塁打、20個の盗塁を達成(1911年のフランク・シュルト以来であり、同じ2007年にジミー・ロリンズも達成)。2008年は開幕前に右手中指を骨折してしまい、出遅れてしまったが、野球に対する真摯な姿勢は将来の不安を感じさせない。
高校時代に打率4割以上を記録するなど高い数字を残したグランダーソンは、大学進学後もチームの中心選手として活躍し、2002年のドラフトでタイガースから3位指名を受けてプロ入りすることになる。大学最終年となった2002年はリーグ戦で打率.483をマーク。これはその翌年のドラフトで全米2番目に指名を受けるリッキー・ウィークスの記録した.495に次ぐものである。
プロ入り後、1Aでプロのキャリアをスタートさせたグランダーソンは、52試合の出場で打率.344をマークする非凡さを発揮。しかし、翌2003年は打率.286に終わりながらもリーグトップの10本の3塁打を記録。当時、グランダーソンの打撃に関してはそれほど評価が高くなかったとも言う。評価を一変させたのは2Aに上がった2004年のこと。123試合に出場し、打率.301、21HR、94打点(14盗塁)をマークし、パワーのあるところを見せた。この年の9月には初のメジャー昇格も果たしている。
2005年、3Aで開幕を迎えると、111試合に出場して打率.290、15HR、65打点、22盗塁をマークし、チームの主力選手として活躍。リーグ2位となる13本の3塁打や、リーグトップの15個の捕殺を記録するなど既にメジャーレベルの実力を持っていることを証明。9月にはメジャー昇格を果たし、インサイドパークHRを記録したり、1試合5安打を記録するなど印象的な活躍を見せた。
2006年は開幕メジャーに名を連ね、センターとして開幕スタメンの座も手にした。チームもジム・リーランド新監督の下、開幕から快進撃を続けた。12年連続負け越しており、3年前にリーグ記録となるシーズン119敗を喫したチームの快進撃として大きな話題となった。若いジャスティン・バーランダー、ジェレミー・ボンダーマン、ジョエル・ズマヤの台頭や、ベテラン勢となるケニー・ロジャース、カルロス・ギーエンらの活躍が光ったのだが、グランダーソンもシーズンを通して先頭打者を任されて、壁にぶつかりながらもシーズンを乗り切った。
注目を浴びたのは高い守備能力であり、2004年のメジャー初昇格からノーエラーでチームに貢献。2006年7月に初めてのエラーを記録したが、150試合連続ノーエラーは、投手以外ではデーブ・ロバーツ(1999~2003年)の205試合に次ぐ記録でもある。シーズン通しての守備率は.997であり、外野手としてはリーグトップでもあった。打撃面では159試合の出場で、19HR、85打点、20盗塁を記録。シーズン後半に極度の不振に見舞われ、左腕投手に弱い面を露呈した点や、174個の三振を喫した点など課題も残った。
この年、ワイルドカードとしてポストシーズンにも進出。ヤンキースとのディビジョンシリーズでは2本のHRを放ち、チームの勝利に貢献したグランダーソン。アスレティックスとのリーグチャンピオンシップシリーズでも4試合全てに得点を記録する活躍を見せたグランダーソンだが、カージナルスとのワールドシリーズでは3戦までノーヒットと大ブレーキ。結果的に世界一は逃し、悔しいシーズンの幕切れとなった。
2007年はグランダーソンが大きく飛躍したシーズンとなる。158試合の出場で、打率.302、23HR、74打点、26盗塁をマーク。141三振を喫した点は課題だが、この年のオールスター投票にて、投票用紙に選択肢として名前がなかったにも関わらず、ライトインで最多となる376033票を集めた。これは球団側が外野手にゲーリー・シェフィールドの名を記載する方向で調整を進めたことに起因するが、結果としてグランダーソンに対する周囲の認知度の証明にもなった。惜しくもオールスター出場は果たせなかったが、リーグを代表する外野手であることは誰もが認めるところである。
さらに2塁打を38本、3塁打を23本記録したことが注目された。「2塁打-3塁打-本塁打-盗塁」で「30-20-20-20」以上を記録したのは1911年のシュルトに次ぐ史上2人目の達成となったグランダーソン。その21日後にロリンズも達成し、メジャー史上でも3人しか記録していない大記録である。「20-20-20-20」とすると1957年のウイリー・メイズも名を連ねることになる。この年、打率.363で首位打者となったマジリオ・オルドニェスに優に劣らない成績を残した。
2008年、開幕前に5年間3025万ドルで契約を更新したグランダーソン。オプションを含めると2013年までタイガースの一員としてプレーすることが予想される。開幕前の骨折で出遅れることとなったが、グランダーソン時代の評価を下げるというものではない。タイガース傘下のプロスペクト、キャメロン・メイビンを放出したことにより、グランダーソンのセンターとしての地位は安泰となり、今後の活躍も期待される。
両親が共に教師である家庭に育ったこともあり、厳しいしつけの中で好青年としてその人間性に一目置かれている。大学時代には経営学の学位も取っており、将来は州知事選に出るのではないかという噂まである。オフにはテレビの解説者を務め、今もESPNでブログを執筆し続けるなどメディアでの露出も高い。海外への野球普及にも貢献するなど、長い目で見てメジャーリーグの至宝となるにふさわしい人間である。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2004 Det 9 25 2 6 1 1 0 0 8 3 0 .321 .360 .240 2005 Det 47 162 18 44 6 3 8 20 43 10 1 .314 .494 .272 2006 Det 159 596 90 155 31 9 19 68 174 66 8 .335 .438 .260 2007 Det 158 612 122 185 38 23 23 74 141 52 26 .361 .552 .302 ------------------------------------------------------------------------------ Total 373 1395 232 390 76 36 50 162 366 131 35 .343 .493 .280
受賞タイトル一覧
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