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Dontrelle WILLIS(ドントレル・ウイリス)

Detroit TIGERS

#21 ドントレル・ウイリス(Dontrelle WILLIS) | SP

ドントレル・ウイリス

  • 2000年6月ドラフト・カブス8位(全米223番目)
  • 1982年1月12日生 左投左打 198センチ 108キロ
  • カリフォルニア州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2006  Fla   34  34   4   1  12  12   0  223.1  234  160   83  106   96   3.87
 2007  Fla   35  35   0   0  10  15   0  205.1  241  146   87  131  118   5.17
 2008  Det    8   7   0   0   0   2   0   24.0   18   18   35   25   25   9.38
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      170 169  15   8  68  56   0 1046.2 1064  775  379  501  455   3.91

選手の紹介文
タイガース移籍後は不振に苦しんでいるウイリス。特異な投球フォームと共に、過去に鮮烈なメジャーデビューを飾ったドントレル・ウイリス。ハイキック投法と呼ばれる投球フォームは、Dトレイン(D-Train)と呼ばれ、メジャーデビュー時には新人王受賞とマーリンズの世界一奪取を両取りした。しかし、徐々に勢いは衰え、タイガース移籍後は全く振るわず、復活が待たれる。

カリフォルニア州オークランドに生まれたウイリスは、生まれて間もなく父親がいなくなり、母親の手によって育てられた。母親は溶接工として働く一方、ソフトボールの選手としてもプレーしており、ウイリスを身籠もって妊娠7ヶ月までソフトボールの捕手を務めていたという逸話を持つ。ウイリスが野球を始めるのも自然なことで、幼少時に覚えているのはスラッガーとしての母親だったという。

母親はアスレティックスの大ファンで、好きな選手はヴァイダ・ブルーだった。息子ウイリスも同じくアスレティックスのファンとなり、当時のエースであるデーブ・スチュワートに憧れたのである。アスレティックスが強かったというのもあるが、ウイリスはスチュワートの堂々たる振る舞いに惹かれたという。そして、スチュワートが引退後は、同じ左腕投手であるランディ・ジョンソントム・グラビンへと対象が移っている。

高校時代のウイリスはエースとして揺るがない存在となり、投球回数70回に対して、12勝1敗、防御率0.82、111奪三振と桁違いの数字を残した。140キロを超える速球に加え、カーブ、チェンジアップも評価された。そして、2000年ドラフトでカブスから8位指名(全米223番目)を受けて、プロ入りを果たすこととなる。

契約後にルーキーリーグに参加すると、9試合に登板(先発は1試合)して3勝1敗、防御率3.86という数字を残した。翌2001年には1Aボイシに昇格し、先発ローテーション入りを果たしたウイリス。15試合の先発で8勝2敗、防御率2.98という好成績を残した。チームメイトのエンジェル・グーズマンは9勝、セルジオ・ミトレも8勝を挙げて、若手投手の活躍でチームの優勝に花を添えている。

2002年はカブスのスプリングトレーニングに参加したが、開幕前に待っていたのはマーリンズへの移籍話だった。マット・クレメントアントニオ・アルフォンセカらとの交換相手の4人の中にウイリスが含まれたのである。そして、マーリンズ傘下の1Aの2つのランクでプレーしたウイリスは、計24試合に先発して、12勝2敗、防御率1.83という数字を残している。

右足を胸まで高く上げる投球フォームが特徴である。2003年、2Aカロライナで開幕を迎えると、6試合の先発で4勝0敗、防御率1.49と抜群の成績を残していたウイリス。5月に入って、ジョシュ・ベケットの故障者リスト入りに伴い、メジャー昇格が決定した。マーリンズの先発ローテーションに入り、そのまま破竹の勢いでメジャーに残り続けることとなる。6月の月間成績は5試合の登板で5勝0敗、防御率1.04という圧巻の成績で、6月16日の対メッツ戦では被安打1本の完封勝利もマーク。

前半戦で9勝1敗、防御率2.08という数字を残すと、オールスターゲームには怪我で離脱することとなったケビン・ブラウンの代役として出場を果たした。リーグのオールスター選出としては、アルバート・プホルス(2001年)以来の最年少出場となり、投手としてはドワイト・グッデン(1985年)まで遡らなければならない。シーズン通しては、27試合の先発で14勝6敗、防御率3.31、142奪三振という成績を挙げた。

ウイリスの快投がチーム力の刺激につながり、マーリンズはワイルドカードとしてポストシーズンに出場。そのポストシーズンではウイリスは打ち込まれ、途中からはブルペンに回った。しかし、ベケットやベテランのイバン・ロドリゲス、新人ミゲル・キャブレラなどの活躍もあり、世界一の栄冠を手にした。ウイリスは新人にして世界一の美酒に酔ったのである。オフには新人王受賞の知らせも届いた。マーリンズとしての史上初となる新人王輩出となった。

2004年は開幕から3連勝と最高のスタートを切るが、終わってみれば32試合の先発で10勝11敗、防御率4.02、139奪三振という成績に終わった。翌2005年は開幕から2試合連続完封勝利をマークし、その後も勝ち続け、実に5月最初までで7連勝。前半戦だけで13勝(4敗)を挙げて、自身2度目のオールスター出場。結果としては34試合に先発して22勝10敗、防御率2.63、170奪三振という成績で最多勝のタイトルを受賞。サイヤング賞投票でもクリス・カーペンターに次ぐ2位に付けている。

2006年、開幕前のWBCにアメリカ代表として出場するも全く結果を残せず、シーズンに入ってからも安定感を欠いた。34試合の先発で12勝12敗、防御率3.87と前年よりも大きく成績を落とした。翌2007年も35試合に先発して10勝15敗、防御率5.17とさらに数字を落とし、期待を裏切る形になってしまったのである。オフには球団の緊縮財政の方針から、主砲キャブレラと共にタイガースへの移籍が決まったのである。実績ある2人と若手選手6人(キャメロン・メイビンアンドリュー・ミラーを含む)による大型トレードが成立することで、大きな話題となった。

2008年、開幕前には移籍先のタイガースと3年間2900万ドルで契約を合意。しかし、開幕してからは制球力が定まらず、マイナー降格するなど最悪な状況となった。わずか8試合にしか登板できず、白星は挙げていない。翌2009年に至っては血液検査により不安障害と診断され、開幕を故障者リストで迎えることとなった。マイナーで調整中だが、結果を残せておらず、今後の動向が注目される。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

  • 最多勝:1回(2005-NL)

受賞アワード一覧

  • 新人王(2003-NL)

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2003  Fla   27  27   2   2  14   6   0  161.2  148  142   58   61   59   3.31
 2004  Fla   32  32   2   0  10  11   0  197.0  210  139   61   99   88   4.02
 2005  Fla   34  34   7   5  22  10   0  236.1  213  170   55   79   69   2.63
 2006  Fla   34  34   4   1  12  12   0  223.1  234  160   83  106   96   3.87
 2007  Fla   35  35   0   0  10  15   0  205.1  241  146   87  131  118   5.17
 2008  Det    8   7   0   0   0   2   0   24.0   18   18   35   25   25   9.38
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 Total      170 169  15   8  68  56   0 1046.2 1064  775  379  501  455   3.91

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:2回(2003-NL、2005-NL)
  • 世界一経験:1回(2003-Fla)

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