- 2009-04-05 (日) 0:03
- MLB Players
#3 エリック・チャベス(Eric CHAVEZ) | 3B

- 1996年6月ドラフト・アスレティックス1位(全米10番目)
- 1977年12月7日生 右投左打 183センチ 93キロ
- カリフォルニア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Oak 137 485 74 117 24 2 22 72 100 84 3 .351 .435 .241 2007 Oak 90 341 43 82 21 2 15 46 76 34 4 .306 .446 .240 2008 Oak 23 89 10 22 7 0 2 14 18 6 0 .295 .393 .247 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1279 4642 720 1247 273 20 229 776 884 556 47 .346 .484 .269
選手の紹介文
かつてはゴールドグラブ賞の常連だったという輝かしい実績のあるエリック・チャベス。しかし、ここ数年は相次ぐ怪我で不本意なシーズンが続いている。メンバーの入れ替わりが激しいアスレティックスの中で古株としての存在感があり、過去に結んだ6年間6600万ドルという長期契約はまだ期間を残している。
ロサンゼルスで生まれたチャベスは高校時代からその才能をいかんなく発揮した。高校2年時には打率.537、9HR、35打点、51盗塁をマークし、全米選抜に選ばれる大活躍。3年生に進級しても、打率.458、11HR、24打点、33盗塁と順調な成長曲線を示し、2年連続で全米選抜入り。1996年のドラフトでアスレティックスに1位指名(全米10番目)を受けた。契約交渉は長引いたが、8月末にようやく契約成立。こうしてチャベスはプロの世界に足を踏み入れた。
1997年はルーキーリーグを飛び越して、1Aバイセリアで開幕を迎える。この年は134試合に出場し、打率.271、18HR、100打点と好成績を残し、リーグのベストナインに選出された。高校時代はショートを守っていたチャベスも、プロ入り後はサードにコンバート。課題とされていたスローイングにも成長の跡を見せた。
2Aハンツビルから始まった1998年は、88試合の出場で、打率.328、22HR、86打点をマークし、3Aエドモントンへ昇格。3Aでも47試合に出場し、打率.325、11HR、40打点を記録し、9月に入ると、プロ入り2年目にしてメジャー昇格を果たした。メジャーで16試合に出場し、打率.311と高い数字を残すなど才能の片鱗を見せた。この年のチャベスは2AでリーグのMVPを獲得している。
1999年は期待通り、アスレティックスのサードとして開幕を迎えた。21歳と119日の若さでアスレティックスの開幕オーダーに名を連ねたチャベスは、1980年のリッキー・ヘンダーソン(21歳と106日)に次ぐ若さでの開幕スタメンである。新人王候補として期待されていたが、開幕から極度のスランプに陥り、8月末には右足を痛めて初めての故障者リスト入りを経験するなど苦しんだシーズンとなった。
2000年、開幕から好調をキープし、4月の月間打率は.310。ハイライトは6月21日のオリオールズ戦であり、この試合でチャベスはサイクルヒットを記録した。ネットワークアソシエイツコロシアムではじめてサイクルヒットを記録した選手となり、球団史上14人目の記録達成者となったチャベス。22歳と197日での達成はメジャー史上8番目に若い達成でもある。この年は153試合に出場し、打率.277、26HR、86打点をマークし、チームも地区優勝を果たした。オフには4年間1175万ドルで契約延長に合意している。
2001年、チャベスはさらに成長の跡を見せた。151試合に出場し、打率.288、32HR、114打点とリーグを代表する選手に成長。サードの守備でも無難なところを見せ、初めてのゴールドグラブ賞も受賞。アスレティックスのサードを守る選手としての32HRは、1969年にサル・バンドが記録した31HRを塗り替えるものである。
2001年開幕前にカブスから期待のプロスペクト、エリック・ヒンスキーを獲得したが、チャベスと同じポジションのためにヒンスキーをブルージェイズへ放出(ビリー・コッチと交換)。アスレティックスのサードはチャベスのものだということは、誰も疑っていなかったのである。しかし、肝心のチームはポストシーズンにコマを進めるが、ディビジョンシリーズを勝ち抜けないシーズンが続いた。
2002年も156試合に出場し、打率.275、34HR、109打点をマークしたチャベス。ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を同時受賞。アスレティックスの選手として2年連続30HRを記録したのはアル・シモンズ、ジミー・フォックス、デーブ・キングマン、ホゼ・カンセコ、マーク・マグワイア、ジェイソン・ジオンビー、ミゲル・テハダに次ぐ8人目の快挙である。この年のディビジョンシリーズ(対ツインズ)では、チャベスは打率.381と大当たりするも敗れ去っている。
2003年は156試合の出場で打率.282、29HR、101打点を記録し、3年連続でのシーズン100打点をマークした。この年のチャベスの打率はチームトップであったが、これはアスレティックスとしては1982年にジェフ・バローズが打率.277でチームトップだったこと以来の低打率でのチームトップ記録となった。オフには現在の契約が消える2005年以降の6年間6600万ドルでの契約延長に合意し、オプションを含めると2011年までの長期契約となる。MVPを獲得したジェイソン・ジオンビー、ミゲル・テハダのFA流出を引き留めなかったことを考えても、球団のチャベスへの期待の高さが伺える。
2004年、右手骨折のアクシデントで約1ヶ月の離脱があり、125試合の出場に留まる中で打率.276、29HR、77打点という数字を残している。出場試合数は少ないながらも選んだ四球数は95個はキャリアハイであり、リーグトップである。出塁率を重視するチーム方針の中で、チャベスは出塁率.397を記録している。サードとしてゴールドグラブ賞を受賞するほどの鉄壁さを見せたが、4月19日の対マリナーズ戦では、試合が延長14回までもつれたことで外野手がいなくなり、チャベスがレフトを守る珍事も発声した。
2005年は160試合の出場で打率.269、27HR、101打点とチームを引っ張る活躍を見せた。翌2006年はハムストリングを痛めた影響で故障者リスト入りした影響により、137試合の出場で打率.241、22HR、72打点と数字を落としている。その中でもゴールドグラブ賞は6年連続で受賞しており、アメリカンリーグのサードベースマンとしてはブルックス・ロビンソン(16回)に次ぎ、バディ・ベル(6回)に並ぶ受賞回数となる。
2007年は両肩、腰を痛めてしまったことから7月末を最後にシーズンを終えてしまった。結果的には90試合の出場で打率.240、15HR、46打点という数字に終わっており、続けていた連続ゴールドグラブ賞受賞の記録も途絶えてしまっている。オフには手術を決断。これにより2008年は出遅れが決定的となった。その2008年は5月末に復帰するも、1ヶ月後には右肩の痛みを訴え再離脱。ほとんど結果を残せずにシーズンを終えてしまった。2009年こそ完全復帰が待たれることになる。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- ゴールドグラブ賞:6回(2001-AL~2006-AL)
- シルバースラッガー賞:1回(2002-AL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1998 Oak 16 45 6 14 4 1 0 6 5 3 1 .354 .444 .311 1999 Oak 115 356 47 88 21 2 13 50 56 46 1 .333 .427 .247 2000 Oak 153 501 89 139 23 4 26 86 94 62 2 .355 .495 .277 2001 Oak 151 552 91 159 43 0 32 114 99 41 8 .338 .540 .288 2002 Oak 153 585 87 161 31 3 34 109 119 65 8 .348 .513 .275 2003 Oak 156 588 94 166 39 5 29 101 89 62 8 .350 .514 .282 2004 Oak 125 475 87 131 20 0 29 77 99 95 6 .397 .501 .276 2005 Oak 160 625 92 168 40 1 27 101 129 58 6 .329 .466 .269 2006 Oak 137 485 74 117 24 2 22 72 100 84 3 .351 .435 .241 2007 Oak 90 341 43 82 21 2 15 46 76 34 4 .306 .446 .240 2008 Oak 23 89 10 22 7 0 2 14 18 6 0 .295 .393 .247 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1279 4642 720 1247 273 20 229 776 884 556 47 .346 .484 .269
キャリアハイライト一覧
- サイクルヒット:1回(2000-6-21-Oak/オリオールズ戦)
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