- 2009-02-06 (金) 0:07
- MLB Players
#56 フレディ・ガルシア(Freddy GARCIA) | SP

- 1993年10月・アストロズと契約
- 1976年10月6日生 右投右打 193センチ 106キロ
- ベネズエラ出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 CWS 33 33 1 0 17 9 0 216.1 228 135 48 116 109 4.54 2007 Phi 11 11 0 0 1 5 0 58.0 74 50 19 39 38 5.90 2008 Det 3 3 0 0 1 1 0 15.0 11 12 6 8 7 4.20 ----------------------------------------------------------------------------- Total 266 265 12 4 118 77 0 1716.2 1669 1264 554 822 777 4.07
選手の紹介文
大柄な体から速球に加えて、変化球を巧みに操る投球でアウトを重ねるフレディ・ガルシア。コンスタントに2桁勝利を続け、2005年にはホワイトソックスの一員として世界一も経験した。その後は肩を痛めた影響で満足できる結果は残していない。2009年はメッツとマイナー契約を交わし、復活を目指す。
ベネズエラの首都カラカスで生まれたガルシアは、高校生の頃の1993年に州選抜チームに入り、才能の片鱗を見せた。翌1994年には17歳という若さでアストロズと契約。ルーキーリーグで2シーズンを過ごした後、1996年から1Aに昇格。しかし、この年は6月に右肘を故障し、後半戦を棒に振ってしまう。再起を掛ける1997年はシーズン通してローテーションを守った。27試合に先発し、チームトップの10勝(8敗)をマークしている。投球回数179回で、防御率は2.56を記録するほどの安定感を見せるなど、その将来性は周囲に大きな期待を抱かせたのである。
そして迎えた1998年は開幕から2Aジャクソンに昇格。開幕早々の登板試合で8回までノーヒッターに抑えるほどの圧巻の投球も披露した。7月までの段階で6勝7敗と負け越してはいるが、150キロ台の速球を中心に力強いピッチングで、防御率3.24を記録。3Aニューオーリンズへ昇格が決まったのである。順調に成長を続けるガルシアの転機が起きたのが、この年の7月31日のことだった。
トレード期限最終日にアストロズとマリナーズのトレードが成立し、ガルシアがマリナーズへ移籍することが決まった。しかもこのガルシアとの交換相手が、メジャー最高の左投手といわれるランディ・ジョンソンだった(この時、ガルシアとともにマリナーズ入りしたのはジョン・ハラマ投手とカルロス・ギーエン遊撃手である)。移籍後の8月からマリナーズ傘下の3Aタコマで5試合に登板し、3勝1敗という成績を残し、メジャー昇格にいよいよ秒読みとなった。
迎えた1999年、シーズン前のエキシビジョンゲームで4勝をマークし、開幕メジャーを決めた。新人でありながら開幕からローテーションに入り、1度もはずれることなく1年間メジャーリーグに定着し、17勝8敗、防御率4.07という成績を残した。新人王こそ、カルロス・ベルトランに譲ったものの、33試合の先発のうち、29試合は5イニング以上投げるタフさを見せ、先発投手としての役割を十分に果たしたのである。
2年目となる2000年は開幕4試合目に頸骨を痛め、そのまま約2ヶ月半の離脱。7月から復帰したガルシアが4月以来の勝利を手にするのは、7月28日のことだった。苦しんでいたガルシアは9月に入ってから、6試合の先発で5勝1敗、防御率2.97を記録し、チームのワイルドカードでのプレーオフ進出に大きく貢献した。この年のディビジョンシリーズでは思うようなピッチングができなかったが、ヤンキースとのリーグチャンピオンシップシリーズにおいて、1人で2勝をマークする大活躍を見せた。惜しくもチームは敗れたが、大舞台に強いという証明を見せた。
2001年は昨年の怪我のこともあり、1月からアリゾナ州ピオリアでトレーニングを開始。その成果もあり、オールスターまでに10勝1敗と好成績を残す。圧巻なのは7月に入ったばかりの時に2試合連続完封勝利を記録。さらに、地元セーフコフィールドでのオールスターゲームに選出され、1イニングだけの登板だったが、運良く勝利投手の名誉も手にした。
マリナーズはメジャーリーグ史上タイ記録となるリーグ116勝をマークし、満を持してポストシーズンに臨んだ。ディビジョンシリーズの第1戦では、相手インディアンズ先発のバートロ・コロンとのパワーピッチャー同士の対戦。ガルシアは6回途中までで4失点という内容で降板となり、初戦を落とすが、1勝2敗と追いつめられて迎えた第4戦、再びコロンとの投げ合いで6回まで1失点に抑える粘り強いピッチングで打線の奮起を促した。こうして、マリナーズは2年連続でリーグチャンピオンシップシリーズへ駒を進めることになる。惜しくもヤンキースの前に2年連続で敗れ去ったマリナーズだが、タフなガルシアへの期待は大きく高まったのである。
2002年、2年連続で開幕投手となる栄誉を勝ち取ったガルシア。前半戦で11勝(5敗)をマークして、オールスターゲームにも出場。この年のオールスターは延長11回の末に引き分けた試合だが、ガルシアは最後の2イニングを投げている。後半戦は失速してしまったが、結果としては34試合に先発し、16勝10敗、防御率4.39という数字に終わった。34本のHRを打たれた点は課題としても残った。
2003年、6月の月間成績は5勝0敗、防御率2.05と抜群の安定感を見せた。しかし、シーズン中盤にかけて打ち込まれる試合が続き、7月以降で6連敗を喫している。この年は33試合の先発で12勝14敗、防御率4.51と負け越しに終わった。昼間のゲームでは5勝(2敗)と勝ち越しているのに対し、夜間のゲームでは7勝(12敗)で負け越すということもあったのである。
2004年は開幕から白星に恵まれない試合が続いていたが、そんな6月末にホワイトソックスへの移籍が決まったのである。移籍後にホワイトソックスと3年間2700万ドルという内容で契約延長に合意。ホワイトソックスでは16試合に先発し、9勝(4敗)を挙げる活躍でチームに貢献した。チームは地区2位に終わり、ポストシーズンには進出できなかったが、マーク・バーリー、ジョン・ガーランドという先発陣にガルシアの加入は翌年以降の飛躍が期待されたのである。
2005年のガルシアは33試合に先発し、14勝8敗、防御率3.87とチームの勝利に貢献。ホワイトソックスの先発陣はバーリー(16勝)、ガーランド(18勝)とこの年から加入したホゼ・コントレラス(15勝)の4人が14勝以上を挙げる安定感で地区優勝を勝ち取ったのである。ポストシーズンでもディビジョンシリーズ(対レッドソックス)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対エンゼルス)、ワールドシリーズ(対アストロズ)でそれぞれ1勝を挙げる活躍で、ホワイトソックス世界一に大きく貢献したのである。特にワールドシリーズ第4戦では先発して7回無失点に抑える投球を見せている。
2006年も17勝9敗、防御率4.53と好成績を残した。特にシーズン終盤の9月、キャリアハイとなる20回1/3イニング連続無失点記録を作った。これで2桁勝利と投球回数200回以上は6年連続も続けたことになる。またベネズエラ出身投手として、これまでウイルソン・アルバレスが持っていた通算102勝という記録を塗り替えるなど、順風満帆なメジャー生活だった。
2007年からはフィリーズへ移籍することとなったガルシア(交換相手は若いギャビン・フロイドとジオ・ゴンザレス)。しかし、肩を痛めた影響でわずか11試合しか登板できず、1勝(5敗)に終わった。オフにはFAとなるもどの球団とも契約を結ばなかった。2008年8月にタイガースとマイナー契約を結び、9月にメジャー復帰。オフになると再度FAとなり、今度はメッツとマイナー契約を結び、完全復活にかける。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
- 最優秀防御率:1回(2001-AL)
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 1999 Sea 33 33 2 1 17 8 0 201.1 205 170 90 96 91 4.07 2000 Sea 21 20 0 0 9 5 0 124.1 112 79 64 62 54 3.91 2001 Sea 34 34 4 3 18 6 0 239.2 199 163 69 88 81 3.05 2002 Sea 34 34 1 0 16 10 0 224.2 227 181 63 110 109 4.39 2003 Sea 33 33 1 0 12 14 0 201.1 196 144 71 109 101 4.52 2004 Sea 15 15 1 0 4 7 0 107.0 96 82 32 39 38 3.20 2004 CWS 16 16 0 0 9 4 0 103.0 96 102 32 53 51 4.46 2005 CWS 33 33 2 0 14 8 0 228.0 225 146 60 102 98 3.87 2006 CWS 33 33 1 0 17 9 0 216.1 228 135 48 116 109 4.54 2007 Phi 11 11 0 0 1 5 0 58.0 74 50 19 39 38 5.90 2008 Det 3 3 0 0 1 1 0 15.0 11 12 6 8 7 4.20 ----------------------------------------------------------------------------- Total 266 265 12 4 118 77 0 1716.2 1669 1264 554 822 777 4.07
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:2回(2001-AL、2002-AL)
- 世界一経験:1回(2005-CWS)
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