- 2009-05-04 (月) 0:03
- MLB Players
#12 フレディ・サンチェス(Freddy SANCHEZ) | 2B

- 2000年6月ドラフト・レッドソックス11位(全米332番目)
- 1977年12月21日生 右投右打 178センチ 84キロ
- カリフォルニア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Pit 157 582 85 200 53 2 6 85 52 31 3 .378 .473 .344 2007 Pit 147 602 77 183 42 4 11 81 76 32 0 .343 .442 .304 2008 Pit 145 569 75 154 26 2 9 52 63 21 0 .298 .371 .271 ------------------------------------------------------------------------------ Total 622 2275 302 683 149 12 31 259 241 113 5 .336 .417 .300
選手の紹介文
過去には首位打者に輝いたこともあるほどの巧打力を持つフレディ・サンチェス。一躍チームの顔的な存在となるが、怪我を抱えてのプレーが続き、成績は下降してきている。2009年は2年間1100万ドルという契約の最終年ということで、身の振りも含めて、その動向が注目される。
カリフォルニア州で生まれたサンチェスは先天性内反足を煩っており、将来は歩けなくなるのではないかとも言われていた。しかし、幼少時に手術を受けて、その後の懸命なリハビリもあり、それを克服したのである。すると高校時代には野球で指折りの選手に成長。障害を克服した選手としてはまさに奇跡的な活躍を見せたのである。
高校3年時には打率.419をマークして、リーグのMVPにも輝いた。卒業時の1996年ドラフトではブレーブスから30位指名(全米902番目)を受けて、それを拒否している。後にサンチェスが高校時代に付けていた背番号21番が永久欠番になるほど、印象的な結果を残したのである。ショートストップとして将来を嘱望されており、大学への進学の道を選んだ。
大学1年時は打率.407、10HR、33打点という成績で、在籍する大学を1981年ぶりとなるプレーオフに導いた。2年生になると別の大学へと編入し、そのチームで大学ワールドシリーズに進出。3年生になるとさらに別の大学へと移り、打率.434、13HR、59打点という好成績で全米代表にも選出されている。そして、2000年ドラフトでレッドソックスから11位指名(全米332番目)を受けて、プロ入りを決めた。
契約後に1Aロールに参加し、34試合の出場で打率.288をマーク。8月には上のランクの1Aオーガスタへ舞台を移し、30試合に出場して打率.303を記録している。翌2001年は1Aサラソタと2Aトレントンの2ランクでプレー。計113試合に出場して、打率.334をマークしたが、これはマイナーリーグ全体のショートストップとしてはトップの打率となり、注目を浴びることとなった。
2002年は2Aで開幕を迎えると、27試合連続ヒットを含む活躍を見せた。80試合に出場して打率.328、19盗塁という数字を残し、2Aオールスターゲームにも選出された。7月半ばに3Aポータケットに昇格すると、それまで守っていたショートストップに加え、セカンドも守るようになった。これは当時のレッドソックスのショートにはノマー・ガルシアパーラがいたためである。3Aでも45試合に出場して、打率.301をマークして。9月に入ったところで待望のメジャー昇格を果たした(12試合に出場しただけで、打率.188)。
2003年、3Aで開幕を迎え、58試合の出場で打率.341と高い数字を残し、5月末にはメジャーからお呼びがかかった。しかし、セカンドにトッド・ウォーカー、ショートにガルシアパーラがいることから出場機会には恵まれなかった(わずか20試合に出場したのみ)。そして、7月末にはパイレーツへの移籍が決まったのである。共にパイレーツ入りしたのはマイク・ゴンザレスであり、交換相手はジェフ・スパーン、ブランドン・ライオンらである。パイレーツ傘下の3Aナシュビルに移るが、1試合に出場しただけで右足首を痛めて、そのままシーズンを終えることとなったのである。
2004年は前年から痛めていた右足首の状態が思わしくなく、開幕から故障者リスト入りとなったサンチェス。6月後半に3Aに戦線復帰するもすぐに離脱。8月には復帰し、9月にはパイレーツに昇格するも、パイレーツにもセカンドにホゼ・カスティーヨ、ショートにジャック・ウイルソンがいることから出場機会には恵まれていない。
2005年、待望の開幕ロースター入りを果たしたサンチェス。与えられた役割はユーティリティプレイヤーとしてのチームへの貢献であり、セカンド、ショート、サードを守った。シーズン終盤には主にサードとして常時試合に出場することとなり、9月の月間打率は.325と高い打撃能力の片鱗も見せている。この年は132試合に出場し、打率.291、5HR、35打点という数字を残した。
2006年も開幕当初は前年と同じ立場だった。サードにはジョー・ランダがおり、控えという立場でありながらも、5月に入ってランダが怪我で離脱するとそのままレギュラーの座を手にした。そこからの打撃成績がサンチェスの存在感を大いに高めた。5月の月間打率は.360、6月は.380という高打率をキープ。前半戦の戦績は打率.358というものだった。
この年のオールスターゲームの投票では、開幕時にレギュラーでなかったこともあり、名前は無かったが、ファンが書き込む形で85万票を集めた。監督推薦としてオールスターゲームに選出され、リーグを代表する立場になったのである。オールスターゲームではヒットは無かったが、守備ではショートとして途中出場し、好プレーを見せている。
そして、後半に入っても勢いは全く衰えず、終わってみれば157試合の出場で打率.344、6HR、85打点をマークして、首位打者のタイトルを獲得したのである。パイレーツの首位打者となるとビル・マドロック(1983年)以来の快挙でもある。また、リーグトップとなる53本の2塁打を放つなど、中距離打者として揺るがない実績を作った。
2007年からはセカンドに回り、147試合に出場して打率.304、11HR、81打点をマーク。オールスターゲームにも監督推薦で選出された。オフには2年間1100万ドルで契約延長に合意。翌2008年は右肩の故障に悩まされながら、145試合に出場して、打率.271、9HR、52打点という成績に終わった。2009年は真価が問われる1年となりそうだ。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
- 首位打者:1回(2006-NL)
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2002 Bos 12 16 3 3 0 0 0 2 3 2 0 .278 .188 .188 2003 Bos 20 34 6 8 2 0 0 2 8 0 0 .235 .294 .235 2004 Pit 9 19 2 3 0 0 0 2 3 0 0 .158 .158 .158 2005 Pit 132 453 54 132 26 4 5 35 36 27 2 .336 .400 .291 2006 Pit 157 582 85 200 53 2 6 85 52 31 3 .378 .473 .344 2007 Pit 147 602 77 183 42 4 11 81 76 32 0 .343 .442 .304 2008 Pit 145 569 75 154 26 2 9 52 63 21 0 .298 .371 .271 ------------------------------------------------------------------------------ Total 622 2275 302 683 149 12 31 259 241 113 5 .336 .417 .300
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:2回(2006-NL、2007-NL)
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