- 2009-04-21 (火) 0:05
- MLB Players
#55 ギル・メッシュ(Gil MECHE) | SP

- 1996年6月ドラフト・マリナーズ1位(全米22番目)
- 1978年9月8日生 右投右打 191センチ 100キロ
- ルイジアナ州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 Sea 32 32 1 0 11 8 0 186.2 183 156 84 106 93 4.48 2007 KC 34 34 1 0 9 13 0 216.0 218 156 62 98 88 3.67 2008 KC 34 34 0 0 14 11 0 210.1 204 183 73 98 93 3.98 ----------------------------------------------------------------------------- Total 215 211 5 2 78 68 0 1241.2 1232 914 498 649 602 4.36
選手の紹介文
ロイヤルズのエースとして、チームを浮上させるだけの活躍が求められるギル・メッシュ。FAとなり、ロイヤルズと5年間5500万ドルという契約を結んだ際は疑問の声が相次いだが、時間がその不評を振り払いつつある。元々、若い頃からその潜在能力は高く評価されており、怪我が苦しめていた面もあった。
ルイジアナ州に生まれたメッシュは16歳の頃には全米でも高く評価される選手ではあり、1995年にはジュニアの全米代表にも名を連ねていた。しかし、その年の冬にウイルス感染してしまい、その後しばらくはまともに野球をすることすら出来ない状態となった。苦しい時期ではあったが、その能力が評価され、1996年ドラフトでマリナーズから1位指名(全米22番目)を受けることとなった。
指名された年はそのままルーキーリーグに参加するが2試合に登板しただけで肩に痛みを訴え、そのまま離脱。翌1997年の6月半ばに戦線復帰し、1Aエバレットでの初先発した試合で7回無失点に抑える快投を見せた。1Aでは12試合の先発で3勝4敗、防御率3.98をマークし、8月後半には上のランクの1Aウイスコンシンで2試合にだけ登板している。
1998年は1Aウイスコンシンでフルシーズン過ごしたメッシュ。26試合に先発し、8勝7敗、防御率3.44という成績を残した。投球回数149回に対して、168奪三振を挙げており、これは9イニング換算では10.2個の三振を奪う計算となる。まだ19歳と若い存在ではあったが、マリナーズ傘下での期待は高まる一方だった。
1999年、開幕を2Aニューヘイブンで迎えると10試合の先発で3勝4敗、防御率3.05という数字を残した。そのまま3Aタコマに昇格し、6試合に登板する(防御率は3.19)と、7月にはメジャー昇格の声がかかった。7月6日の対エンゼルス戦で先発デビューし、5回2/3を2失点に抑える最高のスタートを切ったのである。
メッシュのメジャーデビューは20歳と9ヶ月28日という若さでのデビューとなったが、これはマリナーズ史上ではアレックス・ロドリゲス(18歳と11ヶ月11日/1994年)以来の最年少記録となり、投手としてはマイク・ハンプトン(20歳と7ヶ月8日/1993年)以来の最年少記録となる。この年のメッシュはこのままマリナーズの先発ローテーションに入り、16試合の登板(先発は15試合)で、8勝4敗、防御率4.73という数字を残している。
2000年は飛躍が期待されたメッシュだったが、相次ぐ右肩の痛みに苦しめられた。故障者リスト明けの6月は月間成績で3勝0敗、防御率1.61という好成績を残した。その中でも6月13日の対ロイヤルズ戦では5回無失点に抑えたところで雨で中断して試合は成立したため、メジャー初完封を記録したことになる。しかし、シーズントータルとしては15試合の先発で4勝4敗、防御率3.78という成績に終わった。
肩の痛みは亜脱臼した状態となるデッドアーム症候群であることが判明し、2001年2月に右肩の手術を決断。これにより2001年シーズンの全休が決定。順調な回復を示さず、10月には再手術することとなり、大いに苦しんだのである。
2002年にようやくマウンドに戻ってきた。舞台は2Aサンアントニオであり、最初はブルペンからスタートし、終盤には先発も経験。25試合の登板(先発は13試合)で4勝6敗、防御率6.51という成績に終わっている。オフにはベネズエラでのウインターリーグに参加し、5試合の先発で2勝1敗、防御率3.54をマーク。ようやく復活の手応えを掴み始めたのである。
2003年、開幕からマリナーズの先発ローテーションに名を連ねたメッシュ。すると前半戦だけで10勝を挙げる活躍を見せたのである。後半戦は打ち込まれる試合が多く、防御率は跳ね上がってしまったが、年間を通してローテーションを守った点は評価される。この年は32試合に先発し、15勝13敗、防御率4.59、130奪三振という数字を残し、怪我からの完全復活を十二分にアピールした。
2004年は開幕序盤から苦しみ、6月以降に3Aへの降格も経験した。7月末にメジャー復帰し、ようやく本来の投球を取り戻したのである。9月12日の対レッドソックス戦では、この年世界一となるレッドソックス打線を相手に散発5安打の完封勝利を記録している。結果的にこの年は23試合に先発して、7勝7敗、防御率5.01という数字を残している。
2005年、シーズン終盤に右膝を痛めて、約1ヶ月ほど離脱したが、29試合の登板(先発は26試合)で10勝8敗、防御率5.09という数字を残している。翌2006年は32試合に先発し、11勝8敗、防御率4.48、156奪三振をマーク。オフにFAとなると、ロイヤルズから5年間5500万ドルの提示があり移籍することとなった。低迷するロイヤルズの起爆剤として球団の期待は非常に大きかったのである。
2007年、ロイヤルズのエースとして開幕から先発を守るものの打線の援護に恵まれない不運があった。シーズン通して先発ローテーションを守り、34試合の先発で9勝13敗と負け越すも、防御率3.67と安定感を見せた。キャリアハイの投球回数216回に対して156奪三振も記録。さらにオールスターゲームのメンバーとしても選出されるなど(登板機会はなし)、大型契約に見合う活躍を見せた。
2008年は34試合に先発して、14勝11敗、防御率3.98をマーク。低迷するチームをザック・グレインキー、ホアキム・ソリアなどの若手と共に支えた。若くしてメジャーデビューするも怪我に苦しみ続けたことが貴重な経験となり、大きな花を咲かせようとしている。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 1999 Sea 16 15 0 0 8 4 0 86.2 73 47 57 48 45 4.73 2000 Sea 15 15 1 1 4 4 0 86.2 75 60 40 37 36 3.78 2003 Sea 32 32 1 0 15 13 0 186.1 187 130 63 97 95 4.59 2004 Sea 23 23 1 1 7 7 0 128.2 139 99 47 73 71 5.01 2005 Sea 29 26 0 0 10 8 0 143.1 153 83 72 92 81 5.09 2006 Sea 32 32 1 0 11 8 0 186.2 183 156 84 106 93 4.48 2007 KC 34 34 1 0 9 13 0 216.0 218 156 62 98 88 3.67 2008 KC 34 34 0 0 14 11 0 210.1 204 183 73 98 93 3.98 ----------------------------------------------------------------------------- Total 215 211 5 2 78 68 0 1241.2 1232 914 498 649 602 4.36
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(2007-AL)
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