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Ivan RODRIGUEZ(イバン・ロドリゲス)

New York YANKEES

#12 イバン・ロドリゲス(Ivan RODRIGUEZ) | C

イバン・ロドリゲス

  • 1988年7月・レンジャーズと契約
  • 1971年11月30日生 右投右打 175センチ 92キロ
  • プエルトリコ出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2006  Det  136  547   74  164  28   4  13   69   86   26    8  .332 .437  .300
 2007  Det  129  502   50  141  31   3  11   63   96    9    2  .294 .420  .281
 2008  Det   82  302   33   89  16   3   5   32   52   19    6  .338 .417  .295
 2008  NYY   33   96   11   21   4   0   2    3   15    4    4  .257 .323  .219
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     2267 8645 1253 2605 524  48 295 1217 1288  469  124  .339 .475  .301

選手の紹介文
メジャーリーグを代表する捕手のイバン・ロドリゲス。ずんぐりむっくりな体型から、パッジという愛称で親しまれるイバン・ロドリゲス。ゴールドグラブ賞受賞13回を誇るイバンは過去にMVPを受賞し、世界一の座にも輝くなど、キャリアを彩る勲章は手にしている。優勝請負人というありがたい称号を頂きながらも、かつての強肩も衰えを見せ始めているのは事実である。晩年に向けて正念場を迎えることになりそうだ。

プエルトリコ出身のイバンは、父の影響もあり、子供の頃から自然に野球と触れあっていた。リトルリーグ時代に投手としてノーヒッターを7度も記録するなどの才能を発揮したイバンは、捕手というポジションに魅力を見出し、それにのめり込んでいく。イバンが生まれ育った町にはホアン・ゴンザレスもおり、幼き日からゴンザレスに負けず劣らずの打棒を見せていた。

16歳になったイバンはレンジャーズと契約を交わし、プロの世界に足を踏み入れることとなる。プエルトリコで生まれ育ったためにスペイン語しか話せずに苦労したが、本人の努力と高い野球センスでこれをカバーしていった。1990年、1Aシャーロットで109試合に出場し、打率.287に盗塁阻止率.390をマーク。この時点でイバンはまだ18歳だった。

メジャーのスプリングトレーニングに参加した1991年だったが、2Aタルサで開幕を迎えることとなる。当時のレンジャーズは固定した正捕手がいない状況もあり、6月20日にメジャーへ昇格させることになった。しかし、ちょうどその日はダブルヘッダーが予定されており、第1試合終了後にイバンの結婚式が行われるはずだった。しかし、メジャー昇格の知らせを聞いたイバンはそのまま婚約者を連れてメジャーに参加。いきなりメジャーでスタメン出場を果たす。非常に慌ただしい中、イバンのメジャー生活が始まることになった。

メジャー昇格後から守備にも打撃にも才能をいかんなく発揮し、正捕手の座を手にするのに時間はかからなかった。当時44歳の大投手ノーラン・ライアンとの25歳の年齢差バッテリーも大きな話題になった。新人王投票ではチャック・ノブロック、ホアン・グーズマン、ミルト・カイラーに次ぐ4位に終わったが、この強肩強打の19歳イバンの将来に、周囲は大きな期待を寄せた。

1992年に初めてゴールドグラブ賞を獲得したイバンは、オールスターゲームにも初選出。以降、それらの常連となる。守備面では強肩とフットワークでメジャーリーグナンバー1捕手と呼ばれるだけの実力を見せ、1995年には打率を初めて3割に乗せた(.303)。翌1996年は、打率.303、19HR、86打点をマークし、盗塁阻止率はリーグトップの.489を記録している。チームも地区優勝を飾り、初めてポストシーズンを戦った。ヤンキースとのディビジョンシリーズだったが、イバンは打率.375と大当たりするものの、チームは1勝3敗で敗れてしまった。

1997年、トレード期限のギリギリとなる7月末にヤンキースへの移籍話が浮上する。騒ぎの中、レンジャーズと5年間4200万ドルで契約延長を果たし、生涯レンジャーズも口にしていたのもこの頃である。この年は盗塁阻止率.560に加え、打率.313、20HR、77打点を記録した。翌1998年は開幕から好調で4月に打率.442、4HR、21打点をマークし、月間MVPを獲得。シーズン終盤の9月15日の対オリオールズ戦において、地区優勝を決定づける貴重な逆転2ランHRを放っている(ディビジョンシリーズではヤンキースに3連敗)。

力強い打撃も注目される。1999年、5年連続リーグトップとなる盗塁阻止率.547を挙げる一方、打撃面でも首位打者争いを演じるだけの活躍を見せた。打率.332、35HR、113打点と抜群の成績を残したイバンは、自身初のMVPも受賞している。この年は23勝4敗を挙げたペドロ・マルチネスがMVPの最有力候補だったが、ポイントでは252対239とわずか13ポイント差で振り切った形である。1位票8票のペドロに対し、イバンは1位票7票と少なかった。1位票2位でもMVP受賞となったのは、ハル・ニューハウザー(1944年)、ロジャー・マリス(1960年)、ロベルト・クレメンテ(1966年)に次ぐ4人目のことである。地元テキサスの記者2人は共にイバンには投票していなかったという事実もあった。「投手はMVPになれないのか」という点でもいろいろと議論の分かれるところだが、イバンは1976年のサーマン・マンソン以来となる捕手のMVPとなった。ちなみにこの年、25盗塁もマークし、史上初の20HR20盗塁を記録した捕手にもなっている。

こうして迎えた2000年は、7月24日の対エンゼルス戦で盗塁を刺そうとした際、右手親指を打者のバットに当たってしまい、右手親指を骨折。残りのシーズンを故障者リストで過ごすことになってしまった。この年はわずか91試合の出場で、打率.347、27HR、83打点という成績に終わっている。

2001年、チームはアレックス・ロドリゲスと大型契約による加入もあり期待された中で迎えた。しかも開幕戦は故郷のプエルトリコで迎えるというイバンにとっては最高の開幕スタートとなるはずだった。しかし、投手不足もあり序盤からチームもイバンも低空飛行。さらにはシーズン中に移籍話も浮上し、2度の故障者リスト入りに泣き、わずか111試合の出場に終わってしまう。そんな中でも打率.308、25HR、65打点をマークし、守備面でもジョニー・ベンチに並ぶ10年連続のゴールドグラブ賞は獲得している。

2002年も怪我に苦しんだイバン。108試合の出場に終わってしまうが、その中で打率.314、19HR、60打点という数字を残している。惜しくも連続で受賞していたゴールドグラブ賞は獲得できず、前年までの10年でストップしたが、打率3割以上は8年連続で記録したことになる。期待の大きなチームでありながらも結果を残せず、この年限りでイバンはレンジャーズを去ることとなった。

2003年、FAとなったイバンはマーリンズと1年契約を交わした。若い選手の多いマーリンズの中でイバンの存在は非常に大きかった。開幕戦でHRを放ち、そのままフルシーズンプレー。144試合の出場で、打率.297、16HR、85打点をマークした。連続打率3割は途切れてしまったが、得点圏打率.375はリーグ4位であり、勝負強さを見せた。チームはワイルドカードとしてポストシーズンへ進出し、カブスとのリーグチャンピオンシップシリーズでは2HR、10打点と大当たりし、シリーズMVPを受賞。ワールドシリーズでもヤンキースを退け、イバン自身として初の世界一の栄冠を手にしたのである。

2004年、再びFAとなるとタイガースと4年間4000万ドルで契約合意。前年のタイガースはシーズン119敗を喫しており、世界一チームから最多敗戦チームへの移籍ということで大きな話題になった。移籍1年目は打率.334、19HR、86打点と大当たりし、オールスターにも11度目の先発出場を果たし、3年ぶりにゴールドグラブ賞を受賞。タイガースの選手としてのゴールドグラブ賞受賞は1989年のゲーリー・ペティス以来となる。翌2005年もオールスターに出場を果たし、試合前のHR競争ではボブ・アブレウに次ぐ2位に食い込んでいる。しかし、シーズンでは打率.276、15HR、50打点と成績を落としてしまった。

ゴールドグラブ賞受賞13回はジョニー・ベンチを越えた。2006年、開幕前にはWBCのプエルトリコ代表としてプレー。シーズンでは136試合に出場し、打率.300、13HR、69打点という数字を残し、チームのリーグ優勝に貢献した(ワールドシリーズではカージナルスの前に敗れた)。この年のイバンは捕手以外にファースト、セカンドを守る機会があった。メジャーキャリア1914試合にして初めて捕手以外のポジションを守ったことになる。

2007年、捕手に専念する形で129試合に出場し、打率.281、11HR、63打点をマーク。盗塁阻止率も全盛期と比べると落ち、衰えを感じさせる結果にもつながった。しかし、捕手としての2000試合出場も達成し、これはカールトン・フィスク(2226試合)、ボブ・ブーン(2225試合)、ゲーリー・カーター(2056試合)に次ぐ、メジャー史上4人目の快挙である。

2008年は球団側がオプションを行使し、タイガースでの5年目のシーズンを送ることとなった。開幕前から好調を維持し、開幕早々に通算2500本安打を達成。衰えの見えるイバンに対して、将来的には元々捕手だったブランドン・インジとの捕手併用案も浮上しており、イバンにとっては衰えを払拭する必要に迫られている。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

  • シーズンMVP:1回(1999-AL)
  • ゴールドグラブ賞:13回(1992-AL~2001-AL、2004-AL、2006-AL~2007-AL)
  • シルバースラッガー賞:7回(1994-AL~1999-AL、2004-AL)

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1991  Tex   88  280   24   74  16   0   3   27   42    5    0  .276 .354  .264
 1992  Tex  123  420   39  109  16   1   8   37   73   24    0  .300 .360  .260
 1993  Tex  137  473   56  129  28   4  10   66   70   29    8  .315 .412  .273
 1994  Tex   99  363   56  108  19   1  16   57   42   31    6  .360 .488  .298
 1995  Tex  130  492   56  149  32   2  12   67   48   16    0  .327 .449  .303
 1996  Tex  153  639  116  192  47   3  19   86   55   38    5  .342 .473  .300
 1997  Tex  150  597   98  187  34   4  20   77   89   38    7  .360 .484  .313
 1998  Tex  145  579   88  186  40   4  21   91   88   32    9  .358 .513  .321
 1999  Tex  144  600  116  199  29   1  35  113   64   24   25  .356 .558  .332
 2000  Tex   91  363   66  126  27   4  27   83   48   19    5  .375 .667  .347
 2001  Tex  111  442   70  136  24   2  25   65   73   23   10  .347 .541  .308
 2002  Tex  108  408   67  128  32   2  19   60   71   25    5  .353 .542  .314
 2003  Fla  144  511   90  152  36   3  16   85   92   55   10  .369 .474  .297
 2004  Det  135  527   72  176  32   2  19   86   91   41    7  .383 .510  .334
 2005  Det  129  504   71  139  33   5  14   50   93   11    7  .290 .444  .276
 2006  Det  136  547   74  164  28   4  13   69   86   26    8  .332 .437  .300
 2007  Det  129  502   50  141  31   3  11   63   96    9    2  .294 .420  .281
 2008  Det   82  302   33   89  16   3   5   32   52   19    6  .338 .417  .295
 2008  NYY   33   96   11   21   4   0   2    3   15    4    4  .257 .323  .219
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     2267 8645 1253 2605 524  48 295 1217 1288  469  124  .339 .475  .301

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:14回(1992-AL~2001-AL、2004-AL~2007-AL)
  • 世界一経験:1回(2003-Fla)

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