- 2009-08-27 (木) 0:02
- MLB Players
#32 ジャック・カスト(Jack CUST) | DH

- 1997年6月ドラフト・ダイヤモンドバックス1位(全米30番目)
- 1979年1月16日生 右投左打 185センチ 104キロ
- ニュージャージー州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 SD 4 3 1 1 0 0 0 0 1 0 0 .333 .333 .333 2007 Oak 124 395 61 101 18 1 26 82 164 105 0 .408 .504 .256 2008 Oak 148 481 77 111 19 0 33 77 197 111 0 .375 .476 .231 ------------------------------------------------------------------------------ Total 342 1020 154 244 46 1 64 178 420 239 0 .382 .475 .239
選手の紹介文
HRも打つが、三振も多く、四球もよく選ぶ特徴的な選手であるジャック・カスト。選球眼の良さと長打力を併せ持っていることから、打率の低さを感じさせないほどにOPS(出塁率+長打率)が高い、アスレティックスの野球を代表する選手として捉えられている。チームを転々としていたが、アスレティックス移籍後にようやくメジャー定着した。
ニュージャージー州に生まれたカストは、父の指導の下、幼き日から打撃に磨きがかけられていった。父は大学時代に外野手としてプレーしており、その後もリトルリーグで指導を行っており、息子への指導も自宅に作られた打撃ケージで行われたという(ちなみにカストの実弟ケビンも2000年ドラフトでダイヤモンドバックスから11位指名されている)。
高校時代から長打力を発揮していたカストは、1997年ドラフトで翌年に球団が創立されることになるダイヤモンドバックスから1位指名(全米30番目)という高い評価を受けて、プロ入りを決めた。指名された年はルーキーリーグで35試合に出場し、打率.306、3HR、33打点と非凡さを見せた。翌1998年は1Aサウスベンドで開幕を迎えるも結果を残せずにルーキーリーグに戻ると、73試合の出場で打率.345、11HR、56打点をマーク。出塁率(.530)、得点(75点)、四球(86個)でリーグトップになる活躍を見せている。
1999年、1Aハイデザートでフルシーズン過ごすと、125試合に出場して打率.334、32HR、112打点という高い数字を残し、このリーグの本塁打王に輝いている。打率はリーグ2位であり、出塁率(.450)、長打率(.651)はいずれもリーグトップを記録するなど、自らの評価を大きく高めている。ちなみに守備に不安のあるカストはファーストに挑戦を試みたが、この年から外野と指名打者が主となる。
2000年は2Aエルパソで129試合に出場すると、打率.293、20HR、75打点という数字に終わった。四球(117個)、三振(150個)の両方でリーグトップになる特徴的な数字を残している。極度のアッパースイングはジェロミー・バーニッツを彷彿とさせるものがあった。守備力の不安から、一部ではアメリカンリーグ向きの選手ではないか、という声もあったのである。
2001年、3Aツーソンで135試合に出場し、打率.278、27HR、79打点をマーク。この年も四球(102個)、三振(160個)でいずれもリーグトップになっている。9月末に待望のメジャー昇格を果たし、3試合にだけ出場している。この年、劇的な形で世界一となるダイヤモンドバックスの空気をわずかながら感じる幸運に恵まれた。
2002年の開幕前に交換トレードでロッキーズへの移籍が決まった(交換相手はマイク・マイヤーズ)。ロッキーズ傘下の3Aコロラドスプリングスで105試合に出場し、打率.265、23HR、55打点という数字を残した。8月に入ってからメジャーへと昇格し、最初の試合となる8月2日の対カブス戦ではいきなりHRを放つ活躍を見せた。しかし、その後は打てず、結果としては35試合の出場で打率.169、1HR、8打点に終わっている。
2003年、開幕前にオリオールズへの移籍が決まり、大半を3Aで過ごすこととなった。出塁率こそ高いが、チームの期待に応えられる数字は残せずに、メジャー昇格は8月まで待たなければいけなかった。翌2004年においては開幕序盤の4月に1試合だけメジャーでプレーして以降は全てを3Aで過ごすこととなったのである。オフにはFAとなり、アスレティックスへと移籍することとなった。
2005年はアスレティックス傘下の3Aサクラメントでフルシーズン過ごす形となり、メジャー昇格を果たせなかった。134試合の出場で打率.257、19HR、75打点という数字に終わるが、四球(115個)、三振(153個)はいずれもリーグトップだった。オフには再びFAとなると今度はパドレスとマイナー契約を交わすこととなったのである。
2006年、パドレス傘下の3Aポートランドで開幕を迎え、138試合の出場で打率.293、30HR、77打点をマーク。出塁率(.467)、四球(143個)がリーグトップとなる活躍を見せるも、メジャー昇格は9月に入ってからで、出場は4試合、打席には3回立つだけに終わっている。翌2007年も3Aで開幕となると、25試合の出場で打率.300、9HR、20打点を挙げる活躍を見せると、5月に入ってから金銭トレードでアスレティックスへと出戻る形となった。アスレティックスとしては指名打者であるマイク・ピアザが怪我したこともあり、代役が急遽必要となった背景もある。
アスレティックス移籍後はメジャーに定着したカスト。初出場となる5月6日の対デビルレイズ戦で5番レフトとして出場すると、いきなりHRを放っている。さらに5月10日から4試合連続HRを放つなど、最初の10試合で7HRを放つ活躍を見せた。その後も主に指名打者として、さらにレフトやライトを守り、124試合の出場で打率.256、26HR、82打点とメジャー定着後としては十分な数字を残している。
2008年、開幕からメジャー定着を果たした。日本での開幕戦では4打席4三振と結果を残せなかったが、シーズン通しては好不調の波が激しかった。結果としては148試合に出場し、打率.231、33HR、77打点という数字に終わる一方、四球(111個)、三振(197個)はいずれもリーグトップというカストらしい結果となった。シーズン197三振は、アメリカンリーグの記録となる。翌2009年も高い出塁率を維持するなど、存在感を見せている。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2001 Ari 3 2 0 1 0 0 0 0 0 1 0 .667 .500 .500 2002 Col 35 65 8 11 2 0 1 8 32 12 0 .295 .246 .169 2003 Bal 27 73 7 19 7 0 4 11 25 10 0 .357 .521 .260 2004 Bal 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 .000 .000 2006 SD 4 3 1 1 0 0 0 0 1 0 0 .333 .333 .333 2007 Oak 124 395 61 101 18 1 26 82 164 105 0 .408 .504 .256 2008 Oak 148 481 77 111 19 0 33 77 197 111 0 .375 .476 .231 ------------------------------------------------------------------------------ Total 342 1020 154 244 46 1 64 178 420 239 0 .382 .475 .239
キャリアハイライト一覧
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