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Jackie ROBINSON(ジャッキー・ロビンソン)

Major League Baseball

#42 ジャッキー・ロビンソン(Jackie ROBINSON) | 2B

ジャッキー・ロビンソン

  • 1947年・ドジャースと契約
  • 1919年1月31日生 右投右打 180センチ 94キロ
  • ジョージア州出身

選手の紹介文
メジャーリーグに革命を起こしたジャッキー・ロビンソン。様々な人種が活躍する現代のメジャーリーグだが、古くは人種差別が大きな幅を利かせていた。その壁を破ったのがジャッキー・ロビンソンである。「黒人初のメジャーリーガー」として道を切り開いたロビンソンの功績は、メジャーリーグだけに留まらず、その他の社会でも大きな影響を与えた。メジャーリーグとしてもロビンソンが付けていた背番号42を全球団の永久欠番にしてまで、その功績を称えている。

1919年、ジョージア州で生まれたロビンソンは、生まれながらにして厳しい生活環境にあったが、生まれながらにスポーツの才能が宿っていたロビンソンはスポーツに打ち込んだ。その高い運動能力を持っていたロビンソンはUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)へ奨学金を得て入学し、野球、バスケットボール、フットボール、陸上のそれぞれで素晴らしい活躍を見せていた。

しかし、どれだけ才能に恵まれた選手でも、順風満帆とは行かなかった。それはロビンソンが黒人だからである。当時はメジャーリーグに関わらず、いかなる社会でも黒人の参加は公式には認められず、人種差別という大きな壁が立ちはだかっていた。メジャーリーグは白人のみのリーグであり、黒人は黒人のみのニグロリーグを形成し、そこでプロとして野球をやるしかなかった。

大学在学中に第二次世界大戦が始まったこともあり、軍隊に入隊したロビンソン。そこでニグロリーグの名門カンザスシティ・モナークスへの入団を進められ、戦争後にモナークスへ入団。プロの野球選手として新しい人生を歩むことを決めた。しかし、遠征先のホテルなどの出入りでも黒人であるということだけで不当な差別を受けるなど、苦しい日々が続いてた。しかし、水面下ではロビンソンを巡る、ある計画が進行していた。

この契約が、メジャーリーグ以外にも大きな影響を与えることになる。その仕掛け人は、当時ニューヨークのブルックリンに本拠を構えていたドジャースの会長ブランチ・リッキーであった。リッキーの目的はメジャーリーグに黒人選手を登用することであった。ニグロリーグの中にはとてつもない実力を持つ選手が多いが、黒人に対しての反発が大きいご時世を考えると、慎重に動かなければならない問題である。特に1番最初の選手で失敗すると、後々にまで影響を及ぼしてしまうため、より慎重に動かなければならない。そして、その候補としてロビンソンがリストアップされる。

リッキーとロビンソンが初めて会ったのは1945年のことで、「どれだけひどい仕打ちを受けようとも報復しないだけの勇気を君は持っているか」とリッキーは問いた。ロビンソン自身もかなり悩んだが、リッキーの真意を理解し、これを受け入れた。このロビンソンの決断が後々のメジャーリーグ、そして他のスポーツにおいても社会に大きな影響を及ぼしていく。

1946年、ロビンソンはドジャース傘下のモントリオール・ロイヤルズへ入団。数々の差別を受けながらも、打率.349、155安打をマークし、チームの優勝に大きく貢献。そして翌1947年、ついにメジャーリーグのドジャースへ昇格した。初めてメジャーリーグに黒人選手が登場したということで反発は非常に大きく、それは対戦チームのそれより、一緒に戦うチームメイトがひどかった。しかし、リッキーが壁となったことで、多少は和らいだこともあった。

その運動能力は元々、高い評価を受けていた。メジャー1年目から151試合に出場し、打率.297、12HR、48打点、29盗塁という成績を残したロビンソン。シーズンが進むにつれてチームメイトがロビンソンを認め、シーズン終了後には誰もが認めるドジャースの選手となった。そしてドジャースは見事にリーグ優勝を飾る。さらにこの年から最優秀新人を選ぶ新人王が制定されたばかりで、第1号としてロビンソンが受賞した。新人王が別名ジャッキー・ロビンソン賞と言われるのには、ロビンソンから始まったためである。

1949年には156試合の出場で、打率.342、16HR、124打点、37盗塁と好成績で、首位打者と盗塁王の2つのタイトルを獲得したロビンソン。この活躍によりチームは2年ぶりのリーグ優勝を飾り、MVPも受賞と、華々しい活躍を見せた。ロビンソンはこの年以降、6年連続で打率3割以上をマークする安定感でチームの戦力となった。そして、1955年にはロビンソン自身5度目のワールドシリーズにして初めてに世界一の味も味わった。

そして、1956年に同じニューヨークに本拠を構えるジャイアンツへの移籍話がまとまったしまう。この裏には1954年からドジャースの新監督となっていたウォルター・オルストンとの不仲が原因とも言われている。しかし、ロビンソンはこの移籍話を拒否し、1957年1月に自ら現役引退を発表。ロビンソンにとって、ドジャース以外のチームでのプレーは考えられないこともあった。

そのプレーでもメジャーリーグに鮮烈な印象を残した。引退を発表した段階では、ロビンソンがメジャーデビューした頃とは違い、多くの黒人選手がメジャーリーグに舞台で活躍しており、ロビンソンの当初の目的は達成できたということも言える。引退後のロビンソンは、積極的に人種差別問題に取り組み、球場に足を運ぶことはあまりなかった。1962年にメジャー殿堂入りを果たしたロビンソンは、1972年に交通事故で不慮の死を遂げるが、そうであろうともロビンソンの評価は接して色褪せるもんではない。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

  • 首位打者:1回(1949-NL)
  • 盗塁王:2回(1947-NL、1949-NL)

受賞アワード一覧

  • シーズンMVP:1回(1949-NL)
  • 新人王(1947-NL)

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1947  Bro  151  590  125  175  31   5  12   48   36   74   29  .383 .427  .297
 1948  Bro  147  574  108  170  38   8  12   85   37   57   22  .367 .453  .296
 1949  Bro  156  593  122  203  38  12  16  124   27   86   37  .432 .528  .342
 1950  Bro  144  518   99  170  39   4  14   81   24   80   12  .423 .500  .328
 1951  Bro  153  548  106  185  33   7  19   88   27   79   25  .429 .527  .338
 1952  Bro  149  510  104  157  17   3  19   75   40  106   24  .440 .465  .308
 1953  Bro  136  484  109  159  34   7  12   95   30   74   17  .425 .502  .329
 1954  Bro  124  386   62  120  22   4  15   59   20   63    7  .413 .505  .311
 1955  Bro  105  317   51   81   6   2   8   36   18   61   12  .378 .363  .256
 1956  Bro  117  357   61   98  15   2  10   43   32   60   12  .382 .412  .275
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1382 4877  947 1518 273  54 137  734  291  740  197  .409 .474  .311

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:6回(1949-NL~1954-ML)
  • サイクルヒット:1回(1948-8-29-Bro)
  • 世界一経験:1回(1955-Bro)
  • 殿堂入り:1962年(投票率:77.5%)※1回目
  • 永久欠番:#42(Dodgers)、#42(All Teams)

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