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Jarrod WASHBURN(ジャロッド・ウォッシュバーン)

Detroit TIGERS

#53 ジャロッド・ウォッシュバーン(Jarrod WASHBURN) | SP

ジャロッド・ウォッシュバーン

  • 1995年6月ドラフト・エンゼルス2位(全米31番目)
  • 1974年8月13日生 左投左打 185センチ 90キロ
  • ウイスコンシン州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2006  Sea   31  31   0   0   8  14   0  187.0  198  103   55  103   97   4.67
 2007  Sea   32  32   1   1  10  15   0  193.2  201  114   67  102   93   4.32
 2008  Sea   28  26   1   0   5  14   0  153.2  174   87   50   87   80   4.69
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      284 272   8   3  98 100   0 1687.2 1695 1003  520  823  774   4.13

選手の紹介文
2009年のトレード期限ギリギリにタイガースへ移籍したウォッシュバーン。かつての本格派から技巧派への転身を試みているジャロッド・ウォッシュバーン。デビューしたエンゼルス時代には世界一を経験するなど、4年連続2桁勝利と結果を残した。マリナーズと4年間の大型契約を結んだ後は苦しみ、ようやく光が見えつつあった契約最終年のシーズン途中にタイガースへの移籍が決まった。

ウイスコンシン州に生まれたウォッシュバーンの子供の頃の夢はヤンキースのファーストを守ることだった。小さな頃からメジャーリーガーになることに憧れ、野球カードを集めるなど、生粋の野球少年だったという。高校時代はピッチング同様も、バッティングも素晴らしかった。大学に進学すると球速もアップし、投手として注目を集めるようになる。そして、1995年ドラフトでエンゼルスから2位指名(全米31番目)を受け、プロの扉を叩いたのである。

契約した年は1Aの2つのランクでプレーし、11試合の先発で3勝3敗、防御率3.36という非凡な数字を残した。翌1996年は1Aレイクエルジノアで開幕を迎えると、14試合の先発で3完投含む6勝3敗、防御率3.30をマークすると、2Aミッドランドへと昇格。2Aでは13試合に先発し、5勝6敗、防御率4.40と数字を落としたが、途中で一時的に3Aバンクーバーへと昇格し、2試合にだけ登板している。

1997年は2Aでフルシーズン過ごし、29試合の先発で15勝12敗、防御率4.80、146奪三振(投球回数は189回1/3)という数字を残した。在籍していたリーグの最多奪三振のタイトルを獲得するなど、エンゼルス傘下での評価を高めることとなる。翌1998年は開幕こそ2Aだったが、即3Aへと昇格すると、6月には待望のメジャー昇格の知らせが届いたのである。

デビューは6月2日の対ロイヤルズ戦での先発となり、6回1/3を2安打6死球の1失点に抑える快投で白星を手にしている。そのまま7月末まで先発を守り、それまでに5勝(2敗)を挙げた。一旦マイナーに戻り、9月に再昇格した後はブルペンからの登板が主となった。結果としては15試合の登板(先発は11試合)で、6勝3敗、防御率4.62という数字に終わっている。

1999年、開幕は3Aで迎えることとなり、さらに開幕早々に故障者リスト入りするなど、苦しいスタートとなった。7月に入ってメジャーの舞台に舞い戻るが、結果を残せずに3週間で降格。8月半ばにようやく復帰した。結果として、16試合の登板(先発は10試合)で4勝5敗、防御率5.25をマークするに留まった。

2000年も開幕から故障者リスト入りすることとなり、怪我に苦しめられた。1Aと3Aでの調整登板後の5月にメジャー昇格。エンゼルスの先発ローテーションに加わり、徐々に安定感を取り戻していくが、7月半ば以降で2度も故障者リスト入りし、そのままシーズンを終えている。シーズン通しては14試合の先発で、7勝2敗、防御率3.74をマーク。ちなみにこの年のエンゼルスはウォッシュバーンとスコット・ショーエンワイスの挙げたシーズン7勝が先発投手の中での勝ち頭であり、全投手を含めるとセットアッパーの長谷川滋利による10勝が勝ち頭と厳しい状況だった。

2002年には12連勝を記録して、エンゼルス世界一に貢献。2001年も開幕を故障者リストで迎えてしまったウォッシュバーン。復帰後すぐの3試合は3連敗と苦しんだが、その後は安定感あるピッチングを見せた。この年は30試合に先発したが、最初の3試合での防御率が7.56だったのに対し、その後の27試合での防御率は3.77に抑え込んでいる。結果として11勝10敗、防御率3.77という数字を残した。シーズン中には8連勝を含め、さらに6回まで3失点に抑えたクオリティスタートが20試合を数えるなど安定感も見せるなど、先発としての役割は果たしたのである。

2002年はエンゼルスの開幕投手に指名された。開幕戦となる3月31日の対インディアンズ戦では5回を8安打5失点という内容で黒星スタートとなった。4試合目の登板となる4月19日の対アスレティックス戦で6回1/3を8安打3失点に抑えて初勝利をマークすると、その後は破竹の勢いで勝ち進んだのである。このまま7月まで黒星を喫することなく勝ち進んだウォッシュバーンは連勝を12まで伸ばした。7月27日の対マリナーズ戦で今季初の完投を記録するが、打線の援護なく連勝はここでストップ(8回を投げきり、4安打3失点という内容だった)。球団記録であるチャック・フィンリーの14連勝に並ぶことは出来なかった。

その後も大崩れすることなく、エンゼルスの先発陣の中で揺るがない存在感を見せた。結果として32試合に先発し、18勝6敗、防御率3.15、139奪三振とキャリアハイの数字を残している。チームの勝ち頭となり、ワイルドカードとしての16年ぶりのポストシーズン進出に大きく貢献。ポストシーズンでは満足できる成績は残せなかったが、チームは勝ち上がり、球団史上初となる世界一の美酒を味わうことができたのである。サイヤング賞投票でも4位にランクインするなど、飛躍のシーズンとなった。

2003年、スプリングトレーニングで左肩に痛みがあり、調整に遅れたウォッシュバーン。開幕にはかろうじて間に合うが、調整不足から前年のような成績は残せなかった。終わってみると32試合の先発で10勝15敗、防御率4.43、118奪三振という数字に終わっている。打たれたHR数(34本)はマイク・マロスライアン・フランクリンと並ぶリーグトップタイという不名誉な成績も残してしまった。

2004年は開幕から好調で、最初の8試合で7勝を挙げる快調なスタートを切った。7月7日の対ホワイトソックス戦では自身初となる完封勝利(散発4安打)もマークしている。7月後半には左胸を痛めた影響で約1ヶ月半もの間、戦線を離脱。結果として25試合の先発で11勝8敗、防御率4.64をマークしている。

マリナーズと4年間3750万ドルという内容で契約を交わした。2005年、左肘痛で夏場に故障者リスト入りすることはあったが、先発ローテーションをシーズン通して守りきり、29試合の先発で8勝8敗、防御率3.20(リーグ4位)という数字を残した。打線の援護に恵まれない面はあったが、敵地では防御率2.65、ナイトゲームでは防御率2.53と場によって成績に差が出た点は課題でもある。そして、オフにはFAとなるが、同地区のマリナーズと4年間3750万ドルで契約に合意している。

2006年、マリナーズでの移籍1年目は31試合に先発し、8勝14敗、防御率4.67と大きく負け越してしまうと、翌2007年も32試合の先発で10勝15敗、防御率4.32と結果を残せなかった。2008年に至っては打ち込まれる試合が続き、黒星が先行。6月と7月は防御率2.80と安定感を取り返しつつあったが、8月以降は5連敗と苦しんだ。終わってみれば、28試合の登板(先発は26試合)で5勝14敗、防御率4.69という数字を残すに留まった。

契約最終年となる2009年、初登板となる4月9日の対ツインズ戦では8回を5安打無失点に抑える投球で白星スタート。開幕3連勝し、その後は一時白星から縁が遠くなるが、7月に入っては4勝と好調を取り戻した。特に7月6日の対オリオールズ戦では1安打無失点、11奪三振の完封勝利を挙げている。トレード期限ギリギリの7月末にタイガースへの移籍が決定。優勝を目指すタイガースの力となることができるだろうか。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 1998  Ana   15  11   0   0   6   3   0   74.0   70   48   27   40   38   4.62
 1999  Ana   16  10   0   0   4   5   0   62.2   61   39   26   36   36   5.25
 2000  Ana   14  14   0   0   7   2   0   84.1   64   49   37   38   35   3.74
 2001  Ana   30  30   1   0  11  10   0  193.1  196  126   54   89   81   3.77
 2002  Ana   32  32   1   0  18   6   0  206.0  183  139   59   75   72   3.15
 2003  Ana   32  32   2   0  10  15   0  207.1  205  118   54  106  102   4.43
 2004  Ana   25  25   1   1  11   8   0  149.1  159   86   40   81   77   4.64
 2005  LAA   29  29   1   1   8   8   0  177.1  184   94   51   66   63   3.20
 2006  Sea   31  31   0   0   8  14   0  187.0  198  103   55  103   97   4.67
 2007  Sea   32  32   1   1  10  15   0  193.2  201  114   67  102   93   4.32
 2008  Sea   28  26   1   0   5  14   0  153.2  174   87   50   87   80   4.69
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      284 272   8   3  98 100   0 1687.2 1695 1003  520  823  774   4.13

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