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Jason KENDALL(ジェイソン・ケンドール)

Milwaukee BREWERS

#18 ジェイソン・ケンドール(Jason KENDALL) | C

ジェイソン・ケンドール

  • 1992年6月ドラフト・パイレーツ1位(全米23番目)
  • 1974年6月26日生 右投右打 183センチ 77キロ
  • カリフォルニア州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2006  Oak  143  552   76  163  23   0   1   50   54   53   11  .367 .342  .295
 2007  Oak   80  292   24   66  10   0   2   22   27   12    3  .261 .281  .226
 2007  ChC   57  174   21   47  10   1   1   19   15   19    0  .362 .356  .270
 2008  Mil  151  516   46  127  30   2   2   49   45   50    8  .327 .324  .246
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1833 6741  943 1975 357  33  73  664  583  638  170  .371 .388  .293

選手の紹介文
走攻守全てが備わっていたケンドール。かつては打って走って守れる捕手として一時代を築いたジェイソン・ケンドール。1998年からは3年連続で打率3割、盗塁20個以上を記録したこともある。高い打撃能力に加え、大怪我もあったことから捕手からのコンバート案はあったが、結果的に捕手のままに落ち着いている。死球の多い選手としても知られている。

父フレッドもパドレスを中心に活躍した元メジャーリーガーで、少年時代から父に連れられクアルコムスタジアムに足を運んでいたという。当然のように野球を始め、高校時代には全米タイ記録となる43試合連続ヒットを記録し、高校3年時には打率.549、3HR、39打点、21盗塁と桁違いの数字を残した。そして、1992年のドラフトでパイレーツから1位指名(全米23番目)を受け、プロ入りを決めている。

1994年に1Aセーラムで打率.318、7HR、66打点を記録。打率も出塁率(.406)も共にリーグ2位の好記録を残し、才能の片鱗を見せつけ、シーズン終盤には2Aカロライナへ昇格を果たす。翌1995年は2Aでシーズンを過ごし、打率.326、8HR、71打点という数字を残し、リーグのMVPを獲得するなど順調な成長の跡を見せる。捕手としての守備面においても、盗塁阻止率が.375(64回の試みを24回刺殺)で、守備率も.989(754回の守備機会でエラー7個)を記録する。

満を持して1996年にメジャー昇格を果たしたケンドール。新人で開幕スタメンに名を連ねるのは、パイレーツの球団史上、1957年のビル・マゼロスキー以来となる快挙である。4月1日の対マーリンズ戦がケンドールのメジャーデビュー戦となり、相手先発投手ケビン・ブラウンとの対決で4打数3安打2打点と素晴らしい成績を挙げ、華々しいデビューを飾った。こうして、あっさりレギュラーの座を勝ち取ると、捕手として130試合に出場。打率3割をマーク。新人王の候補に挙げられるのは当然のことだった。トッド・ホランズワースエドガー・レンテリアとの争いになったが、結局ホランズワースに奪われてしまったが、ケンドールの前途は非常に有望と思われた。

1997年、クレイグ・ビジオの34死球に次ぐ、リーグ2位となる31死球を受けるなど、忍耐強い選手とのイメージを植え付ける。死球の数が多いというのは一流選手の証明のひとつであり、この年は打率.294、8HR、49打点、18盗塁とメジャー2年目の選手としては合格点の数字である。守備面でも盗塁阻止率は.400(130回の試みを52回刺殺)であり、エラーの数は11個である。

1998年はリーグ5位となる打率.327をマーク。仮にケンドールが首位打者のタイトルを獲得していれば、1942年のアーニー・ロンバルディ以来の捕手での首位打者となるところだった。さらに盗塁数は26個を数え、これは1978年にジョーン・スターンズが記録した捕手の盗塁記録である25個というリーグ記録を更新した。死球も前年と同じ31個である。

大怪我を乗り越えた経験を持つケンドール。1999年、開幕から好調を続けていたケンドールだったが、不運が襲いかかった。それは独立記念日である7月4日の本拠地スリーリバーススタジアムで行われたブリュワーズ戦のことだ。セーフティバントを試み、1塁へ駆け込んだ際、右足首を捻り、骨折してしまった。白い骨が見えていたとまで言われる大怪我で残りシーズンを棒に振ってしまう。捕手というポジションから、医師からも完全復活はあり得ないとまで言われたが、ケンドール自身の持つ不屈の闘志で苦しいリハビリに耐え抜いた。「スプリングキャンプには100%の状態で行く」と宣言し、常にポジティブに考えていたというのもケンドールらしいエピソードである。

そして、2000年のスプリングトレーニングには宣言通りに参加。3月4日のヤンキースとのエキシビジョンゲームでは、先発メンバーに名を連ね、約8ヶ月ぶりのゲームへの復帰となる。4月4日の公式戦の開幕戦、1番キャッチャーで先発出場したケンドールに盛大な拍手が送られたというのは言うまでもない。こうして、ケンドールはフィールドに戻ってきた。そして、故障あがりではありながら、自己最多の152試合も出場。打率.320、14HR、58打点、22盗塁をマークし、完全復活をアピールした。そして、オフにはパイレーツと6年間6000万ドルで契約を結んだのである。

開幕から不調だった2001年だったが、5月22日のフィリーズとのダブルヘッダー第2戦、ケンドールは初めて、1番レフトで先発出場した。元々全試合出場したいという希望を持っていたケンドールだが、捕手という激務のため休養が必要となり、全試合出場という希望は叶えられてなかった。捕手として出場しない試合に外野手としてプレーすれば、本人にとってもチームにとってもメリットがあると思われていた。低空飛行を続けていた2割半ばの打率も上がると思われたが、そのまま低空飛行を続けてしまう。チームも怪我人が続出したということもあり早々に優勝戦線から脱落。地区最下位に沈み込んでしまったのである。終わってみれば打率.266、10HR、53打点、13盗塁に終わっている。開幕直後に痛めた左手親指の影響もあったとのことで、オフには手術に踏み切った。

2002年は145試合に出場し、打率.283、3HR、44打点、15盗塁をマーク。この年は三振が少なく、5月は月間で2個しか三振を喫していない。また、パイレーツとしてはジョニー・レイ(1981~87年)以来の通算1000本安打も達成した。翌2004年はリーグ6位となる打率.325を記録するなど復調を見せた。191安打もキャリアハイの数字であり、パイレーツとしてもアンディ・バンスライク以来のシーズン最多安打記録(199安打/1992年)となった。

捕手として宿命ともいえるクロスプレーも難なくこなす。2005年も打率.319(リーグ8位)、183安打をマークするなど捕手らしからぬ打撃を見せた。得点圏打率が.349と高く、勝負強い打撃でチームの1番打者として引っ張ったのである。この年のオフには交換トレードでアスレティックスへの移籍が決まった。交換相手はマーク・レッドマンアーサー・ローズであった。

アスレティックスへの移籍1年目となる2005年、打率.271と苦しんでしまった。打撃面ではHR0本と長打が欠乏し、守備面でも精彩を欠くなど苦しい1年となったのである。しかし、翌2006年は打率.295、1HR、50打点と復調の兆しを見せた。またチームも地区優勝を話し、自身初となるポストシーズンに出場。リーグチャンピオンシップシリーズ(対タイガース)で敗れてしまうが、ケンドールは32歳にして初めてポストシーズンに出場できたことは意味あることである。

2007年は開幕から極度の打撃不振に陥っていた。若いカート・スズキが台頭してきたこともあり、7月半ばにカブスへの移籍が決まった。移籍後は好調を取り戻し、カブスのワイルドカードとしてのポストシーズン進出に大きく貢献した(ディビジョンシリーズではダイヤモンドバックスの前に敗れる)。

オフにFAとなると若い選手の多いブリュワーズと1年間425万ドルで契約合意。151試合の出場で打率.246、2HR、49打点と数字こそ低いがチームを捕手の面から引っ張った。結果、ブリュワーズはポストシーズン進出を果たしている。しかし、ディビジョンシリーズではフィリーズの前に敗れた。ケンドールは父が出場していないワールドシリーズに出場したいのが希望であり、3年連続で異なるチームでポストシーズンを経験。希望を叶える日も近いのかもしれない。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1996  Pit  130  414   54  124  23   5   3   42   30   35    5  .372 .401  .300
 1997  Pit  144  486   71  143  36   4   8   49   53   49   18  .391 .434  .294
 1998  Pit  149  535   95  175  36   3  12   75   51   51   26  .411 .473  .327
 1999  Pit   78  280   61   93  20   3   8   41   32   38   22  .428 .511  .332
 2000  Pit  152  579  112  185  33   6  14   58   79   79   22  .412 .470  .320
 2001  Pit  157  606   84  161  22   2  10   53   48   44   13  .335 .358  .266
 2002  Pit  145  545   59  154  25   3   3   44   29   49   15  .350 .356  .283
 2003  Pit  150  587   84  191  29   3   6   58   40   49    8  .399 .416  .325
 2004  Pit  147  574   86  183  32   0   3   51   41   60   11  .399 .390  .319
 2005  Oak  150  601   70  163  28   1   0   53   39   50    8  .345 .321  .271
 2006  Oak  143  552   76  163  23   0   1   50   54   53   11  .367 .342  .295
 2007  Oak   80  292   24   66  10   0   2   22   27   12    3  .261 .281  .226
 2007  ChC   57  174   21   47  10   1   1   19   15   19    0  .362 .356  .270
 2008  Mil  151  516   46  127  30   2   2   49   45   50    8  .327 .324  .246
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 Total     1833 6741  943 1975 357  33  73  664  583  638  170  .371 .388  .293

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:3回(1996-NL、1998-NL、2000-NL)

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