- 2009-08-12 (水) 0:02
- MLB Players
#21 ジェイソン・マーキー(Jason MARQUIS) | SP

- 1996年6月ドラフト・ブレーブス1位(全米35番目)
- 1978年8月21日生 右投左打 185センチ 95キロ
- ニューヨーク州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 StL 33 33 0 0 14 16 0 194.1 221 96 75 136 130 6.02 2007 ChC 34 33 1 1 12 9 0 191.2 190 109 76 111 98 4.60 2008 ChC 29 28 0 0 11 9 0 167.0 172 91 70 87 84 4.53 ----------------------------------------------------------------------------- Total 257 198 4 2 79 70 1 1269.0 1310 752 498 705 642 4.55
選手の紹介文
2009年からロッキーズへと移籍し、チームを支える安定感を見せているジェイソン・マーキー。前半戦だけで2桁勝利を挙げ、早くも6年連続2桁勝利を決定づけた。3年間2100万ドルという大型契約の最終年ということもあり、来季以降を考えても重要なシーズンとなりそうである。
ニューヨーク州に生まれたマーキーは、地元に本拠を構えるヤンキースの大ファンであり、憧れの選手はドン・マッティングリーだった。リトルリーグで野球を始めると早々に頭角を現し、全米選抜としてリトルリーグのワールドシリーズにも出場。マーキーはこのときにカナダ相手にノーヒッターを達成するなどの活躍を見せている。
高校進学後も150キロ近い速球にカーブを武器に投手として実績を重ねる一方、打者としても非凡な力を見せている。高校3年生時には投手として14勝1敗、防御率0.71、136奪三振(投球回数は82回)という数字を残し、打者としても打率.468、11HR、45打点というとんでもない数字を残している。大学から奨学生としての誘いもある中で、1996年ドラフトでブレーブスから1位指名(全米35番目)を受けて、プロ入りを決めている。
指名された年はルーキーリーグで7試合にだけ登板。1997年には1Aメイコンでフルシーズンを過ごし、28試合の先発で14勝10敗、防御率4.38、121奪三振(投球回数は141回2/3)という結果を残し、このリーグの最多勝投手となった。翌1998年は上のランクの1Aダンビルに昇格するが、わずか2勝(12敗)しか挙げられなかった。その中でも135奪三振(投球回数は114回2/3)と奪三振率は高まったが、白星にはつながっていない。
1999年、開幕を1Aマイトルビーチで開幕を迎えると、いきなり20回連続イニング無失点を記録。6試合に先発して3勝0敗、防御率0.28、41奪三振(投球回数は32回)という成績を残していた5月半ばの段階で2Aグリーンビルへと昇格。その後は腹筋痛などにより故障者リスト入りすることもあるなど好不調の波があり、結果としては12試合の先発で3勝4敗、防御率4.58という数字に終わっている。
2000年は開幕は2Aであり、先発投手として11試合に先発し、4勝2敗、防御率3.57と一定の数字は残していた。すると6月に入るとメジャー昇格の声が届いたのである。ジョン・ロッカーのマイナー降格に伴うメジャー昇格である。メジャーではロングリリーフも出来る中継ぎ投手として登板。7月末には一旦3Aに降格し、9月に復帰。メジャーではわずか15試合に登板するのみに終わっている。
2001年、開幕メジャーの座を手に入れたマーキー。最初はブルペンからの登板が主だったが、6月半ば頃から先発としての登板機会が増えていく。投手王国と言われたグレッグ・マダックス、トム・グラビン、ケビン・ミルウッドらと先発ローテーションを形成したのである。シーズン通してメジャー定着し、結果としては38試合の登板(先発は16試合)で、5勝6敗、防御率3.48という結果を残した。
2002年はブレーブスの第5先発投手として開幕を迎えた。4月半ばに右肩痛で故障者リスト入りすることもあったが、先発の座は守りきった。しかし、先発としての責任を果たしたとは言いづらく、特にシーズン終盤は先発をスキップされたり、先発しても4回も持たずに降板することも続いたのである。結果、22試合の先発で8勝9敗、防御率5.04という数字に終わっている。
2003年に至っては開幕時こそブレーブスの先発を任されたが、それも2試合だけで後はブルペンに回った。この年から加入したマイク・ハンプトン、ラス・オーティス、シェーン・レイノルズや、マイナーから昇格してきたホレイシオ・ラミレスらに押し出されたのである。4月半ばから約2ヶ月もの間、3Aで調整し、メジャー復帰後もブルペンでの登板が続いた。その後も先発としての役割は巡ってこず、シーズンを終えたのである。オフに待っていたのはカージナルスへの移籍話だった。交換相手にはJD・ドリューが含まれており、共にカージナルスへと移籍する中にはまだマイナーにいたアダム・ウェインラインがいた。
2004年、カージナルスの先発に定着し、安定感を取り戻したのである。5月末から9月最初までの間で11連勝をマーク。カージナルスの投手としての11連勝となるとジョン・テューダー(1985年)以来の連勝記録となる。特に8月後半から9月最初までには、18回1/3連続イニング無失点記録も樹立している。結果として32試合に先発し、15勝7敗、防御率3.71、138奪三振(投球回数は201回1/3)と全てでキャリアハイを記録した。
チームが地区優勝を飾ったこともあり、ポストシーズンでの先発の役回りが巡ってきた(ブレーブス在籍時代にもポストシーズンの空気は感じているが、先発を任されたことはなく、マウンドに上がったのは2001年の2度の救援登板だけである)。しかし、ディビジョンシリーズ(対ドジャース)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対アストロズ)ともに5回を持たずにKOされた(しかし、チームは勝っている)。ワールドシリーズ(対レッドソックス)ではリリーフと先発を経験し、安定した投球は見せられたが、チームは世界一を逃した。
2005年は先発として波のあるシーズンとなった。白星と黒星が繰り返す展開となったが、7月半ばから7連敗を喫するなど安定感を欠いたのである。終わってみれば33試合の登板(先発は32試合)で13勝14敗、防御率4.13という数字に終わった。その中で打者としては打率.310(87打数27安打)、1HR、10打点を記録し、シルバースラッガー賞を受賞している。
2006年、連勝と連敗を繰り返す波の激しさが一際目立つシーズンとなってしまった。前半戦だけで11勝(7敗)を挙げるも防御率は5点台を苦しく、シーズン後半戦では3つの白星しか積み重ねられなかった。結果として33試合に先発して、14勝16敗、防御率6.02と散々な内容に終わり、ポストシーズンからのロースターからもはずれた(奇しくもこの年、カージナルスは世界一の栄冠を手にしている)。オフにはFAとなると、カブスと3年間2100万ドルという大型契約を交わしたのである。
2007年、カブスの一員として、かつてサミー・ソーサが背負っていた背番号21番を引き継いだ(マーキーはソーサの第600号HRを打たれた投手でもあった)。先発として開幕序盤から安定した投球を見せ、5月9日の対パイレーツ戦では散発3安打に抑える完封勝利も記録している。シーズン通しては34試合の登板(先発は33試合)で12勝9敗、防御率4.60という数字を残している。
2008年もカブスの先発投手として開幕を迎えることとなった。なかなか白星には恵まれなかったが、6月以降で4連勝して立て直したかに見えたが、打線の援護によるものが大きかったといえる。終わってみると29試合の登板(先発は28試合)で11勝9敗、防御率4.53という成績で、防御率こそ高いが、5年連続2桁勝利をマークしている。チームは地区優勝を果たすが、ポストシーズンでは先発から外れている(ディビジョンシリーズでドジャースの前に敗れた)。
2009年からは交換トレードでロッキーズへの移籍が決まった(交換相手はルイス・ビスカイーノ)。ロッキーズの先発の一角に名を連ねると安定感のある投球でチームの勝利に大きく貢献。6月30日の対ドジャース戦では散発2安打の完封勝利を記録し、早くもシーズン10勝目をマーク。前半戦だけで11勝を挙げたが、これはロッキーズ史上、ショーン・チャコン(2003年)、アーロン・クック(2008年)以来の快挙となり、オールスターゲームへの初出場の名誉も手にしたのである。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- シルバースラッガー賞:1回(2005-NL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2000 Atl 15 0 0 0 1 0 0 23.1 23 17 12 16 13 5.01 2001 Atl 38 16 0 0 5 6 0 129.1 113 98 59 62 50 3.48 2002 Atl 22 22 0 0 8 9 0 114.1 127 84 49 66 64 5.04 2003 Atl 21 2 0 0 0 0 1 41.2 43 19 18 27 25 5.53 2004 StL 32 32 0 0 15 7 0 201.1 215 138 70 90 83 3.71 2005 StL 33 32 3 1 13 14 0 207.0 206 100 69 110 95 4.13 2006 StL 33 33 0 0 14 16 0 194.1 221 96 75 136 130 6.02 2007 ChC 34 33 1 1 12 9 0 191.2 190 109 76 111 98 4.60 2008 ChC 29 28 0 0 11 9 0 167.0 172 91 70 87 84 4.53 ----------------------------------------------------------------------------- Total 257 198 4 2 79 70 1 1269.0 1310 752 498 705 642 4.55
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(2009-NL)
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