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Jermaine DYE(ジャーメイン・ダイ)

Chicago WHITE SOX

#23 ジャーメイン・ダイ(Jermaine DYE) | RF

ジャーメイン・ダイ

  • 1993年6月ドラフト・ブレーブス17位(全米488番目)
  • 1974年1月28日生 右投右打 196センチ 100キロ
  • カリフォルニア州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2006  CWS  146  539  103  170  27   3  44  120  118   59    7  .385 .622  .315
 2007  CWS  138  508   68  129  34   0  28   78  107   45    2  .317 .486  .254
 2008  CWS  154  590   96  172  41   2  34   96  104   44    3  .344 .541  .292
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1622 5984  906 1653 344  24 298  991 1200  533   46  .338 .491  .276

選手の紹介文
ここ1番の爆発力には一目置かれるジャーメイン・ダイ。攻守に高いレベルを保ち、メジャーリーグを代表する外野手の一人に数えられるジャーメイン・ダイ。若い頃から勝負強さは折り紙付きで、在籍するチームの主軸として活躍してきた。ホワイトソックスに移籍した2005年、自身初となる世界一を経験。2006年にも44HR、120打点とMVP級の結果を残している。

カリフォルニア州に生まれたダイは幼少時から運動能力の高さを発揮し、野球以外にもアメリカンフットボール、バスケットボールでスター選手となっていた。当時は投手としてマウンドに立つ機会の方が多かったという。高校卒業時、1992年の6月ドラフトではレンジャーズから43位指名(全米1210番目)を受けるも拒否し、大学へ進学した。

1993年の6月ドラフトでブレーブスから17位指名(全米488番目)を受けるとそのままプロへの道を選択。ルーキーリーグではサードからスタートするが、その強肩を生かすべく、外野手にコンバートしている。1994年は1Aマコンで135試合に出場し、打率.298、15HR、98打点をマークし、41本の2塁打はリーグ最多でもある。翌1995年は2Aグリーンビルで104試合の出場で打率.285、15HR、71打点を記録している。

1996年、開幕を3Aリッチモンドで迎えるも不振に苦しんでいた(打率.232、6HR、19打点)。しかし、5月半ばに急遽メジャー昇格が決まったのである。背景にはブレーブスの主軸であるデビッド・ジャスティスの故障があったのだが、ダイの潜在能力がすでに高く評価されていたことの証明でもある。

メジャーデビューは5月17日のレッズ戦。しかもメジャー初打席でHRを放つ華々しいデビューだった。ブレーブスとしてはアトランタ移転後、初打席初HRを放った初の選手だが、メジャー全体では史上71番目の選手となる。このままレギュラーに定着すると、98試合に出場し、打率.281、12HR、37打点で地区優勝に貢献している。ポストシーズンでは活躍することは出来ず、同じ新人でワールドシリーズ第1戦で2HRしたアンドリュー・ジョーンズの方に注目が集まった(ワールドシリーズではヤンキースの前に敗れている)。

オフになるとブレーブスはレギュラー外野陣にてこ入れを行った。ジャスティスとマーキス・グリッソムの2人とインディアンスのケニー・ロフトンを交換したのである。これにより、台頭著しいダイとA・ジョーンズの出場機会を増やすものと思われた。しかし、1997年開幕直前、ダイはマイケル・タッカー、キース・ロックハートとの交換でロイヤルズへの移籍が決まったのである。

懐かしきブレーブス時代の一コマ。突然の移籍ではあったが、その後のダイは怪我に苦しんだ。1997年は75試合、1998年は60試合という出場に留まっている。交換でブレーブス入りした2選手が活躍する一方、若くして期待されてロイヤルズ入りしたダイは怪我に脆い選手というレッテルを貼られるなど、非常に厳しい時期でもあった。

1999年、怪我なくシーズンを過ごすと実力を発揮したダイ。158試合に出場すると打率.294、27HR、119打点に加え、44本の2塁打(リーグ2位)を放った。守備面でも評価が高く、ゴールドグラブ賞は逃したが、リーグ最多となる17個の捕殺を記録している。7月には月間32打点を挙げる猛打を見せた。さらにシーズン27HRのうち、22本は右方向へ打っている点も注目されたのである。

2000年は開幕直後から好調を維持したダイ。開幕直後の4月の月間成績は打率.388、11HR、28打点を挙げて月間MVPをマークした。オールスターもファン投票で選出されるなど、認められる存在となった。しかし、後半戦に入ってからは失速。ロイヤルズの選手として史上9人目となるシーズン30本目のHRを放った後、39試合でわずか3本しかHRを打てなかったのである。シーズン通しては157試合の出場で打率.321、33HR、118打点を記録し、ゴールドグラブ賞も初受賞している。

2001年、ストライクゾーンの変更という問題もあり、ダイは開幕から不振に苦しんだ。元々高めのボールを好んでいたダイは、その高めのボール球を振ってしまうことが欠点だったが、それを抑えることで結果を残してきた選手だけに、ボールと思われた高めのボールをストライクとコールされることは、ダイのバッティングフォームを大きく崩させることになってしまった。

シーズン終了後にFAとなることもあり、ダイは7月末にアスレティックスへの移籍が決まったのである。移籍はダイとロッキーズのネイフィ・ペレスとの間でまとまり、その後、ロッキーズとアスレティックスの間で交換トレードがまとまるという三角トレードによる移籍劇となった。アスレティックスにとっては守備力のある外野手でもあり、右の大砲でもあるダイの獲得は大きかったのである。

2001年途中までロイヤルズに在籍。アスレティックス移籍はダイにとって転機となった。8月の月間成績は打率.330、7HR、32打点をマーク。ロイヤルズでは97試合で47打点しか挙げられなかったが、アスレチックスでは61試合で59打点を挙げている。ライトに強肩のダイが固定することによって、センターにスピードのあるジョニー・デーモンを定着させられ、レフトにジェレミー・ジオンビーとテレンス・ロングを併用することが可能となった。

この年、後半戦に快進撃を見せたアスレティックスにはジェイソン・ジオンビーミゲル・テハダエリック・チャベスらの選手もいたが、ダイ抜きで語ることは出来ない。ワイルドカードとしてポストシーズン進出に大きく貢献したのである。しかし、ディビジョンシリーズでは自打球を膝下に当て脛骨を骨折するアクシデントに見舞われ、そのままアスレティックスのシーズンは幕を閉じてしまった。

2002年は怪我で開幕に出遅れた。前半戦は不振だったが、後半戦に入り成績は上がった。結果的に131試合の出場で打率.252、24HR、86打点をマークしている。2003年は怪我でわずか65試合の出場に終わると、翌2004年も137試合の出場で打率.265、23HR、80打点という数字に終わっている。そして、オフにはFAとなり、ホワイトソックスと2年間1015万ドルで契約を交わしたのである。

移籍1年目となる2005年、145試合に出場し、打率.274、31HR、86打点をマークしたダイ。チームもオジー・ギーエン新監督の下、主砲ポール・コナーコに加え、新加入のスコット・ポドセドニック井口資仁の活躍もあり、地区優勝を果たすとポストシーズンも勝ち上がった。ワールドシリーズではアストロズをスウィープし、世界一を奪取。シリーズで打率.438を記録したダイはワールドシリーズMVPを受賞したが、第4戦でブラッド・リッジから放った一打がホワイトソックス88年ぶりの世界一を決定づけたのである。

2006年はダイの打棒が発揮したシーズンとなった。146試合に出場し、打率.315、44HR、120打点と全てでキャリアハイの数字を残した。MVP投票では5位に入るほどの活躍を見せている。この年のホワイトソックスはジム・トーミ(42HR)、コナーコ(35HR)、ジョー・クリード(30HR)とダイで30HRカルテットを形成。自身初のシルバースラッガー賞も受賞するなど、打撃面で結果を残したのである。

アスレティックス快進撃の立て役者となった。オプションを行使し、2007年もホワイトソックスの一員としてプレーしたダイ。138試合の出場で打率.254、28HR、78打点という数字を残している。シーズン中には翌年以降の2年間2200万ドルの契約延長に合意している。2008年も154試合に出場し、打率.292、34HR、96打点と打棒に陰りは見られず、MVP投票でも15位にランクインしている。時に抜群の集中力で圧倒的なパワーを見せるダイは相手チームから恐れられる存在となっている。ホワイトソックスには欠かせない選手ではあるが、移籍の話もあるというが。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

  • ワールドシリーズMVP:1回(2005)
  • ゴールドグラブ賞:1回(2000-AL)
  • シルバースラッガー賞:1回(2006-AL)

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1996  Atl   98  292   32   82  16   0  12   37   67    8    1  .304 .459  .281
 1997  KC    75  263   26   62  14   0   7   22   51   17    2  .284 .369  .236
 1998  KC    60  214   24   50   5   1   5   23   46   11    2  .270 .336  .234
 1999  KC   158  608   96  179  44   8  27  119  119   58    2  .354 .526  .294
 2000  KC   157  601  107  193  41   2  33  118   99   69    0  .390 .561  .321
 2001  KC    97  367   50  100  14   0  13   47   68   30    7  .333 .417  .272
 2001  Oak   61  232   41   69  17   1  13   59   44   27    2  .366 .547  .297
 2002  Oak  131  488   74  123  27   1  24   86  108   52    2  .333 .459  .252
 2003  Oak   65  221   28   38   6   0   4   20   42   25    1  .261 .253  .172
 2004  Oak  137  532   87  141  29   4  23   80  128   49    4  .329 .464  .265
 2005  CWS  145  529   74  145  29   2  31   86   99   39   11  .333 .512  .274
 2006  CWS  146  539  103  170  27   3  44  120  118   59    7  .385 .622  .315
 2007  CWS  138  508   68  129  34   0  28   78  107   45    2  .317 .486  .254
 2008  CWS  154  590   96  172  41   2  34   96  104   44    3  .344 .541  .292
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1622 5984  906 1653 344  24 298  991 1200  533   46  .338 .491  .276

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:2回(2000-AL、2006-AL)
  • 世界一経験:1回(2005-CWS)

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