- 2008-08-16 (土) 0:01
- MLB Players
#11 ジミー・ロリンズ(Jimmy ROLLINS) | SS

- 1996年6月ドラフト・フィリーズ2位(全米46番目)
- 1978年11月27日生 右投両打 173センチ 75キロ
- カリフォルニア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Phi 158 689 127 191 45 9 25 83 80 57 36 .334 .478 .277 2007 Phi 162 716 139 212 38 20 30 94 85 49 41 .344 .531 .296 2008 Phi 137 556 76 154 38 9 11 59 55 58 47 .349 .437 .277 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1251 5269 845 1461 307 90 125 544 695 426 295 .333 .441 .277
選手の紹介文
フィリーズのリードオフマンとして、スピードに加え、パワーと勝負強さを見せるジミー・ロリンズ。2007年にはフィリーズ躍進の原動力として、MVPを受賞する活躍を見せた。メジャー史上4人目となる20本以上の2塁打、3塁打、HR、20個以上の盗塁を1シーズンで達成する快挙も成し遂げている。
高校時代に打率.484、99盗塁と桁違いの数字を残したロリンズ。1996年のドラフトで、フィリーズから2位指名を受けてプロ入りすることになった。ショートストップとしての広い守備範囲と強肩は早くも高い評価を受けていた。1997年、1Aピードモントで139試合に出場し、打率.270、46盗塁をマークしている。こうして年々、成長のステップを刻んでいくロリンズ。
2000年は3Aサクラメントで開幕を迎えた。開幕序盤は不調に苦しみ、5月半ばまでの打率は2割に満たない不振ぶりだった。しかし、徐々に調子を上げていき、6月以降の打率に限れば3割を越えている。そして、シドニーオリンピックのアメリカ代表チームの候補選手に選ばれた。同じショートストップにはロリンズの他に、アダム・エバレット、グッキー・ドーキンスがいたが、最後の最後でロリンズがカットされてしまったのである。残念ではあるが、この年のシーズン終盤にメジャー昇格を果たしている。
2001年はメジャーリーグの開幕ロースターに残ったロリンズ。この年から監督になったラリー・ボーワはロリンズのスピードを高く評価し、先頭打者として起用したことで道は開けた。このチャンスをものにしたロリンズは韋駄天ぶりを十分に発揮。ボーワ監督が現役時代に記録した20回連続盗塁成功を大きく上回る35回連続盗塁成功を記録している。1試合4安打を4度も記録するなど、ロリンズはすでにフィリーズには欠かせない選手となっていたのである。
実質メジャー1年目は158試合に出場し、打率.274、14HR、54打点、46盗塁という数字を残した。新人でありながらオールスターゲームにも初選出され、盗塁王のタイトルも獲得。3塁打の数もリーグ最多となる12本を記録するほどのスピードを見せつけ、フィリーズ躍進の大きな原動力となった。ショートの守備も安心して任せられ、若いながらもチームを引っ張るリーダーシップぶりを随所に発揮した点も高く評価される。新人王投票では3位に付けている。
2002年、154試合に出場し、打率.245、11HR、60打点、31盗塁をマーク。2塁打数(33本)、3塁打数(10本)も共に2桁越えを記録したが、2塁打、3塁打、HR、盗塁のいずれも2桁以上を2年連続で記録したのは、ナショナルリーグ史上、ジョニー・デーモンに次いでロリンズが2人目となる記録である。翌2003年は42本の2塁打を記録。盗塁数は20個に終わるが、打率は.263と昨年よりもアップしている。
2004年、2塁打数(43本)、3塁打数(12本)に加え、14HR、30盗塁と4部門で2桁以上の記録を自身3度目の達成。この年はこの記録をカール・クロフォード、カルロス・ギーエンも達成している。結局、154試合に出場し、打率.289、14HR、73打点という成績を残した。また三振数は過去3年間は100個以上を記録していたが、この年は73個と減り、課題だった出塁率も向上している。
2005年はシーズン終盤にヒットを打ち重ね、36試合連続ヒットを記録してシーズンを終えた。この記録はフィリーズ史上、1899年のエド・デラハンティの記録を塗り替えるものである。シーズン通しては158試合の出場で、打率.290、12HR、54打点に41盗塁をマーク。2塁打数(38本)、3塁打数(11本)も記録しており、4部門での2桁以上の記録を達成するのはこの年で4度目である。
2006年、前年から続いていた連続試合安打は開幕早々にストップ(結局、38試合)。前半戦は不振に苦しんだが、後半は盛り返し、結果として158試合の出場で、打率.277、25HR、83打点、36盗塁という数字に終わった。6月の月間得点数は30点を数え、これは球団史上レニー・ダイクストラ(1993年)以来の記録である。なお、通算1000本安打を達成したが、27歳230日での達成は、球団史上グレッグ・ルジンスキーの記録(27歳202日)に次ぐ最年少記録でもある。
2007年は162試合にフル出場したロリンズ。打率.296、30HR、94盗塁、41盗塁を記録し、球団もシーズン終盤の快進撃で逆転優勝を奪った。結果を残したロリンズにはMVPの大賞までも転がり込んできた。球団史上、2人目となる「30-30」クラブ入りも果たした(ボブ・アブレウが2001年、2004年に達成)。2塁打数(38本)、3塁打数(20本)とHR、盗塁が全て20以上を記録したのはメジャー史上、ウイリー・メイズ、フランク・シュルト、カーティス・グランダーソンに次ぐ4人目の快挙である。リーグトップとなる139得点を記録し、長打数に関しては88本も記録したわけだが、ショートストップの記録としてはアレックス・ロドリゲス(1996年)の91本に次ぐもので、まさに記録的なシーズンとなったのである。
フィリーズにはロリンズの他にもライアン・ハワード、チェース・アトリーなど若いタレントが集まり始めている。1980年以来となる世界一を目指すにはここ数年が勝負となるのもかもしれない。2005年シーズン途中に5年間4000万ドルで契約を更新しており、オプションを含めると2011年まではフィリーズの一員である可能性が高く、そこまでには世界一の栄冠を手にしたいところである。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
- 盗塁王:1回(2001-NL)
受賞アワード一覧
- シーズンMVP:1回(2007-NL)
- ゴールドグラブ賞:2回(2007-NL、2008-NL)
- シルバースラッガー賞:1回(2007-NL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2000 Phi 14 53 5 17 1 1 0 5 7 2 3 .345 .377 .321 2001 Phi 158 656 97 180 29 12 14 54 108 48 46 .323 .419 .274 2002 Phi 154 637 82 156 33 10 11 60 103 54 31 .306 .380 .245 2003 Phi 156 628 85 165 42 6 8 62 113 54 20 .320 .387 .263 2004 Phi 154 657 119 190 43 12 14 73 73 57 30 .348 .455 .289 2005 Phi 158 677 115 196 38 11 12 54 71 47 41 .338 .431 .290 2006 Phi 158 689 127 191 45 9 25 83 80 57 36 .334 .478 .277 2007 Phi 162 716 139 212 38 20 30 94 85 49 41 .344 .531 .296 2008 Phi 137 556 76 154 38 9 11 59 55 58 47 .349 .437 .277 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1251 5269 845 1461 307 90 125 544 695 426 295 .333 .441 .277
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:3回(2001-NL、2002-NL、2005-NL)
- 世界一経験:1回(2008-Phi)
-
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