- 2009-04-18 (土) 0:06
- MLB Players
#56 ジョー・ブラントン(Joe BLANTON) | SP

- 2002年6月ドラフト・アスレティックス1位(全米24番目)
- 1980年12月11日生 右投右打 191センチ 109キロ
- テネシー州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 Oak 32 31 1 1 16 12 0 194.1 241 107 58 111 104 4.82 2007 Oak 34 34 3 1 14 10 0 230.0 240 140 40 106 101 3.95 2008 Oak 20 20 0 0 5 12 0 127.0 145 62 35 74 70 4.96 2008 Phi 13 13 0 0 4 0 0 70.2 66 49 31 36 33 4.20 ----------------------------------------------------------------------------- Total 135 131 6 2 51 46 0 831.1 876 480 233 418 392 4.24
選手の紹介文
先発ローテーションを着実に守ってくれる安心感のあるジョー・ブラントン。低めを丹念に突き、ゴロの山を積み上げながら、毎年のように200イニング近くを任せられる頼れる存在である。2008年シーズン途中にアスレティックスからフィリーズに移籍。大舞台での勝負強い面も発揮し、フィリーズ世界一に貢献した。
テネシー州に生まれたブラントンは高校時代までは捕手で、大学進学後に投手となった。大学下級生時代は登板の大半がリリーフとしてであり、先発となるのは3年生になってからである(ちなみに大学1年時には後のサイヤング賞投手となるブランドン・ウェッブがいた)。大学3年時は14試合に先発し、5勝7敗、防御率4.59という成績ながら、リーグトップの133奪三振を記録して注目を浴びた。
2002年のドラフト時にアスレティックスから1位指名(全米24番目)を受けた。これは前年にFA移籍したジェイソン・ジオンビー分の1位指名権である。契約金140万ドルで合意し、この年は1Aの2つのランクでプレーしている(計6試合に登板するのみ)。150キロを超える速球に大きく曲がるカーブがブラントンの大きな売りだった。
2003年は1Aケインカントリーで開幕を迎えると、最初の9試合の登板では2勝6敗の防御率3.42と負け越していたが、その後の12試合の登板では6勝1敗の防御率2.02と安定感を見せた。2Aでのシーズン144奪三振はリーグトップでもある。7月末には2Aミッドランドに昇格し、3勝1敗、防御率1.26を記録。結果として、2ランクで合わせると11勝8敗、防御率2.29、174奪三振と高い数字を残している。
2004年、3Aサクラメントに舞台を移すと、28試合に登板(先発は26試合)し、11勝8敗、防御率4.19、143奪三振という成績を残した。そして、シーズン最後にメジャー昇格を果たしたブラントン。3Aのリーグチャンピオンシップシリーズに参加していたこともあり、メジャー昇格が遅れて、登板機会はリリーフとしての3試合だけだった。
2005年、チームの緊縮財政の方針からティム・ハドソンとマーク・マルダーをそれぞれ放出。これによりブラントンに先発ローテーションの役割が回ってきたのである。苦しいチーム状況もあり、なかなか白星を手にできず、5月が終わった段階で10試合に先発しても白星なしという散々な状況だった。しかし、6月は5勝1敗、防御率2.06という月間成績を挙げて立て直した。
打線の援護にも恵まれず、苦しい状況の中でもシーズン通して先発ローテーションを守りきり、33試合の先発で12勝12敗、防御率3.53という成績を残した。アスレティックスの新人投手として33試合の先発はマーク・ケオフ(32試合/1978年)以来の最多先発となり、12勝は同タイ記録となっている。この年の新人王投票ではチームメイトのニック・スウィッシャーと並ぶ6位タイとなっている(ちなみに新人王は同じくチームメイトのヒューストン・ストリート)。
2006年、5月31日の対ロイヤルズ戦でメジャー初となる完封勝利を手にした。しかし、抑える試合と打ち込まれる試合が両極端で、安定性に欠いていたと言える。結果的に32試合に登板(先発は31試合)して、16勝(12敗)を挙げる一方、防御率は4.82と前年より大きく跳ね上がったのである。
2007年は開幕から期待されていたリッチ・ハーデン、ダン・ヘイレン、ブラントンの3人がアスレティックスの新三本柱として機能。ハーデンはすぐに離脱してしまったが、ヘイレンとブラントンは踏ん張った。ブラントンはリーグトップとなる34試合に先発して、14勝10敗、防御率3.95、140奪三振と安定感ある投球を見せている。オフにはヘイレンがダイヤモンドバックスへ移籍することとなり、ブラントンにかかる期待は大きくなっていく。
2008年、アスレティックスの開幕投手に命じられ、日本での開幕戦に登板(5回2/3を3失点で勝敗つかず)。4月以降も思うように勝てず、前半戦の段階で5勝12敗、防御率4.96と苦しんだ。チームもポストシーズンへの望みが消えたことから、早くも来季以降を見据えてブラントンの放出が決まった。ブラントンはマイナー選手との交換トレードで優勝を目指せるフィリーズへ移籍することになったのである。
7月半ばにフィリーズの先発ローテーションに入り、残した数字は13試合の先発で4勝0敗、防御率4.20というものである。チームも地区優勝を飾ると、ディビジョンシリーズ(対ブリュワーズ)では6回1失点で白星、リーグチャンピオンシップシリーズ(対ドジャース)でも5回3失点と快投を見せ、チームのリーグ優勝に貢献。初めて上がったワールドシリーズ(対レイズ)のマウンドでも6回を4安打2失点に抑える投球を見せれば、初打席でHRを放っている。こうして、世界一の美酒を味わうことが出来たのである。
2009年、調停を避けてフィリーズと1年間547万5000ドルで契約合意。開幕からフィリーズの先発ローテーションに名を連ねることとなる。2年連続世界一を目指す上で、タフに投げ続けるブラントンは非常に心強い存在である。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2004 Oak 3 0 0 0 0 0 0 8.0 6 6 2 5 5 5.63 2005 Oak 33 33 2 0 12 12 0 201.1 178 116 67 86 79 3.53 2006 Oak 32 31 1 1 16 12 0 194.1 241 107 58 111 104 4.82 2007 Oak 34 34 3 1 14 10 0 230.0 240 140 40 106 101 3.95 2008 Oak 20 20 0 0 5 12 0 127.0 145 62 35 74 70 4.96 2008 Phi 13 13 0 0 4 0 0 70.2 66 49 31 36 33 4.20 ----------------------------------------------------------------------------- Total 135 131 6 2 51 46 0 831.1 876 480 233 418 392 4.24
キャリアハイライト一覧
- 世界一経験:1回(2008-Phi)
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