- 2008-07-30 (水) 0:06
- MLB Players
#57 ヨハン・サンタナ | SP

- 1995年7月・アストロズと契約
- 1979年3月13日生 右投右打 183センチ 88キロ
- ベネズエラ出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2005 Min 33 33 3 2 16 7 0 232.2 180 238 45 77 74 2.88 2006 Min 34 34 1 0 19 6 0 233.2 186 245 47 79 72 2.77 2007 Min 33 33 1 1 15 13 0 219.0 183 235 52 88 81 3.33 ----------------------------------------------------------------------------- Total 251 175 6 4 93 44 1 1308.2 1068 1381 364 500 468 3.22
選手の紹介文
現役最強の左腕投手として名前の挙がるヨハン・サンタナ。2度のサイヤング賞受賞経験があるが、いずれも満票での選出となっており、その実力は折り紙付きである。力のあるストレートにメジャー最高級と言われるチェンジアップを武器とするサンタナは、2008年からメッツへ移籍。大都市での更なる飛躍が期待されている。
ベネズエラで生まれ育ったサンタナは、セミプロレベルで野球をしていた父の影響で野球を始めることとなった。右利き用のグラブを使ってプレーしていたが、左利きであることがばれてしまい、センターを守ることになった過去があるという。また、野球の他にサッカーもプレーしていたという。
1995年7月にアストロズと外野手として契約。強肩を見込まれて、即投手へとコンバートすることになった。1996年、ドミニカリーグで中継ぎとして23試合に登板し、4勝3敗、防御率2.70をマークした。1997年は伸び悩んだが、翌1998年には1Aで15試合に登板(全て先発)し、7勝5敗、防御率4.36を記録しており、その勝利の中には1完封も含まれている。
1999年も上のクラスの1Aで、27試合に登板(先発は26試合)し、8勝8敗、防御率4.66を記録。投球回数160回1/3に対して、150奪三振という高い奪三振率が評価を高めた。その年のオフにはルール5ドラフトの対象選手となったサンタナにツインズが注目。1位指名権を持つツインズが直接指名するはずが、2位指名権を持つマーリンズが自軍選手を守るため、ツインズと取り引き。結果的にマーリンズ傘下を経由する形でツインズ傘下へ移ることになったのである。
ツインズ傘下で迎えることになった2000年だが、見事に開幕ロースターに残り、メジャー昇格を果たした。たまには先発もするが、基本的には中継ぎという起用が続き、結果としては30試合に登板(先発は5試合)し、2勝3敗、防御率6.49という数字を残している。ただ、先発した5試合では0勝3敗と結果を残せず、スタミナ不足が指摘された。
2001年は左肘を痛めてしまうアクシデントがあり、シーズン後半のほとんどを故障者リストで過ごさざるを得ない状況となったサンタナ。残した数字は15試合の登板(先発は4試合)で、1勝0敗、防御率4.74というものである。
2002年は開幕を3Aで迎えることとなったが、4月末の試合で1試合16奪三振、5月に入り5連勝と桁違いの数字を残すと、5月末にはメジャーへ戻ってきた。昇格直後は先発として3連勝を記録。7月28日のブルージェイズ戦では8回まで投げて13奪三振をマークするなど、奪三振率(9イニング平均、11.4奪三振)に注目を浴びた。結果的に27試合に登板(先発は14試合)し、8勝6敗、防御率2.99を挙げ、規定投球回数に満ちてないものの137奪三振を記録し、これはチームトップの成績である。
2003年、サンタナは開幕からセットアッパーととしてツインズのブルペンを支えた。元々、先発希望だったサンタナもチーム事情からブルペンに回らざるを得ない状況だったが、先発陣が打ち込まれることが続いたこともあり、7月半ばから先発へ転向することになった。すると8月には、5勝0敗、防御率1.07という素晴らしい月間成績を記録。8月と9月の成績は合わせて8勝0敗と文句のつけようがなかった。
終わってみれば、45試合の登板(先発は18試合)で、12勝3敗、防御率3.07、169奪三振(投球回数158回1/3)を記録。勝率.800はリーグトップの記録であり、ツインズとしても1988年にフランク・バイオーラ(24勝7敗)が記録した勝率.774という球団記録を塗り替えるものである。もはやツインズの先発投手としてはずせない存在となったサンタナ。ポストシーズンでは期待されながら怪我が重なり、不本意な成績に終わり、オフには左肘の骨片除去手術を受けている。
2004年、待望の先発ローテションに定着したサンタナ。6月以降の登板では10試合連続で7回以上を投げるチームとしてはありがたい存在に成長。その中には5試合連続2桁奪三振も含まれており、7月6日の対ロイヤルズ戦ではメジャー初完封も記録している。7月の月間成績は3勝2敗の防御率1.17で、被安打16本の奪った三振は61個を数える圧巻の投球内容を見せた。
夏場に入ってもますます投球は冴え渡り、8月は6勝0敗、防御率2.08、52奪三振に許した四球はわずか7個という安定感を見せた。9月も5勝0敗、防御率0.45、52奪三振に7四球と無敵とも言える投球を見せた。オールスター後の後半戦に限れば13勝0敗という成績を残したことになる。シーズン通算では20勝6敗、防御率2.61、265奪三振という内容で、この年は満票で文句なしのサイヤング賞受賞を果たしている。オフには4年間4000万ドルでツインズと契約延長に合意している。
2005年、開幕4連勝をマークし、前年のサイヤング賞受賞投手である存在を見せつけた。オールスターゲームにも初選出を果たし、後半戦に入ると前年同様好調をキープした。シーズン通して33試合に先発し、2完封含む16勝7敗、防御率2.77、238奪三振という成績をマーク。防御率はケビン・ミルウッドに次ぐリーグ2位の記録である。この年のサイヤング賞投票ではバートロ・コロン、マリアーノ・リベラに次ぐ3位に終わっている。
2006年、開幕前のWBCではベネズエラ代表として出場するが、結果は残せなかった。しかし、シーズンに入るとサンタナの投球は相手を寄せ付けず、34試合の登板で、19勝6敗、防御率2.77、245奪三振という好成績で、最多勝(ワン・チェンミンとタイ)、最優秀防御率、最多奪三振という投手三冠王に輝き、サイヤング賞投票でも満票で自身2度目の受賞を果たした。本拠地メトロドームで16連勝という記録を作ったが、これはバイオーラの19連勝(1987~88年)に次ぐ記録である。
2007年は33試合の先発で15勝13敗、防御率3.33、235奪三振と例年よりも数字が上がってしまった。被本塁打も33本を数えるなど、苦しんだシーズンとなったが、ゴールドグラブ賞を初受賞している。8月19日の対レンジャーズ戦ではキャリアハイとなる17奪三振を記録。9月26日の対タイガース戦で雨の為に3回で降板したこともあり、2004年5月から継続してきた123試合連続で5回以上投げてきた記録がストップした。ここ50年ではカート・シリング(147試合)、デビッド・コーン(145試合)に次ぐ記録となる。
2008年、契約最終年となることもあり移籍の噂が絶えずあり、ツインズからのオファーもサンタナ側と合意には至らなかった。ヤンキース、メッツ、レッドソックスが候補として挙がり、結果的にメッツが残り、メッツへの移籍が決まった。6年間1億3750万ドルで契約を更新した。移籍後、メッツで通算100勝を達成。まだまだ年齢的に若く、積み上げていく数字にも注目が集まる。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2000 Min 30 5 0 0 2 3 0 86.0 102 64 54 64 62 6.49 2001 Min 15 4 0 0 1 0 0 44.2 50 28 16 25 23 4.74 2002 Min 27 14 0 0 8 6 1 108.1 84 137 49 41 36 2.99 2003 Min 45 18 0 0 12 3 0 158.1 127 169 47 56 54 3.07 2004 Min 34 34 1 1 20 6 0 228.0 156 265 54 70 66 2.61 2005 Min 33 33 3 2 16 7 0 232.2 180 238 45 77 74 2.88 2006 Min 34 34 1 0 19 6 0 233.2 186 245 47 79 72 2.77 2007 Min 33 33 1 1 15 13 0 219.0 183 235 52 88 81 3.33 ----------------------------------------------------------------------------- Total 251 175 6 4 93 44 1 1308.2 1068 1381 364 500 468 3.22
受賞タイトル一覧
- サイヤング賞2回(2004,06)
- 最優秀防御率2回(2004,06)
- 最多勝1回(2006)
- 最多奪三振3回(2004~06)
- ゴールドグラブ賞1回(2007)
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