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Johnny DAMON(ジョニー・デーモン)

New York YANKEES

#18 ジョニー・デーモン(Johnny DAMON) | CF

ジョニー・デーモン

  • 1992年6月ドラフト・ロイヤルズサプリメンタル指名(全米35番目)
  • 1973年11月5日生 左投左打 188センチ 86キロ
  • カンザス州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2005  Bos  148  624  117  197  35   6  10   75   69   53   18  .366 .439  .316
 2006  NYY  149  593  115  169  35   5  24   80   85   67   25  .359 .482  .285
 2007  NYY  141  533   93  144  27   2  12   63   79   66   27  .351 .396  .270
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1845 7303 1281 2102 388  87 166  843  868  731  333  .353 .433  .288

選手の紹介文
ヤンキースの外野の一角を占めるデーモン。打って走れる選手として、安定した数字を残しているジョニー・デーモン。近年は衰えが見えてきたところもあるが、まだ老け込む年齢ではない。キャリアで故障者リスト入りがほとんどない丈夫さもデーモンを語る重要な要素である。ヤンキース移籍後は、かつてのような長髪に髭のような風貌はなく、ヤンキースナイズされている。

父が軍人だったこともあり、幼少時を軍事基地で過ごしたデーモン。父親はクロアチア人とアイルランド人のハーフであり、母親がタイ人だったこともあり、多国籍な一面を持っている。高校時代には、その野球の能力が高く評価されていたデーモンは、1992年のドラフトにおいてサプリメンタル指名(1位指名と2位指名の間)でロイヤルズが指名(全米35番目)。プロの扉を開いたのである。

ドラフト指名されたその年、ルーキーリーグで50試合に出場し、打率.349、4HR、24打点、23盗塁、9本の3塁打と高い潜在能力を発揮。翌1993年、1Aロックフォードで127試合に出場し、打率.290、5HR、50打点、59盗塁をマークし、25本の2塁打、13本の3塁打を記録し、その評価をさらに高めた。1994年はランクの上の1Aウィルミントンへ昇格し、119試合の出場で打率.316、6HR、75打点、44盗塁に加え、前年と同様で25本の2塁打、13本の3塁打を記録している。

1995年、開幕を2Aウィチッタで迎えるが、8月に入って初めてメジャー昇格を果たした。昇格前の2Aでは111試合に出場し、打率.343、16HR、54打点、26盗塁という好成績を残し、このリーグのMVPに輝いている。マイナーで記録した高打率からかつてのロイヤルズの至宝であるジョージ・ブレットの再来と言われるほど、多くの期待を浴びていたのである。この年のメジャーでは47試合の出場で、打率.282という数字を残している。

1996年からはメジャーに定着したデーモン。外野手としてのレギュラーの座も確保し、145試合の出場で打率.271、6HR、50打点、25盗塁と若手としては合格点といえる数字を残した。翌1997年、146試合の出場で打率.275、16盗塁をマークするも期待が大きかっただけに伸び悩みが心配されていたのである。

1998年、161試合に出場し、打率.277、18HR、66打点、26盗塁に加え、30本の2塁打、10本の3塁打と才能の片鱗を垣間見せると、翌1999年には145試合の出場で、打率.307と初めての3割の大台を突破し、さらに14HR、77打点、36盗塁を記録するなど、強打の1番打者として板についてきたのである。

個性の強い風貌で多くの人気を集めていた。2000年はデーモンにとってキャリア最高のシーズンにした。159試合に出場し打率.327、16HR、88打点、46盗塁という結果を残し、盗塁王のタイトルを獲得。ロイヤルズの選手としての盗塁王は1979年のウイリー・ウイルソン以来となる。リーグトップの136得点を記録し、球団史上3位となる214安打をマーク。ロイヤルズ史上としてはウイルソンの230安打(1980年)、ブレットの215安打(1976年)に次ぐ3位の記録である。さらにブレットが1979年に記録した11試合連続得点に1点及ばない10試合連続得点も記録。シーズン後半戦に限れば、127安打で打率.386という両リーグトップとなる記録であり、チームの核弾頭としての働きを十分に果たしたのである。

大きな飛躍を遂げたこの年のオフ、ロイヤルズは1年後のオフにFAとなるデーモンの放出を決めた。クローザーの欲しかったロイヤルズは、アスレティックスとの間でジェイソン・イズリングハウゼンとの交換を申し出たが、アスレティックスサイドがこれを拒否。その代わりにデビルレイズに声をかけ、アスレティックスが伸び悩みの感のあるベン・グリーブをデビルレイズに送り込み、デビルレイズのクローザー、ロベルト・ヘルナンデスをロイヤルズがもらうという三角トレードを成立させたのである。

アスレティックスのユニフォームを着ることになったデーモンだが、移籍前年のアスレティックスはチーム全体で40個の盗塁しか記録しておらず、1人で46個もの盗塁を記録しているデーモンの加入はチームの得点力増大に大きな力となると思われた。若手投手の台頭を始めとし、MVPを獲得したばかりのジェイソン・ジオンビーもいるということで、シーズン開幕前はアスレティックスを優勝候補に挙げる人は非常に多かった。しかし、シーズンが開幕してみれば期待されたデーモンのバットは開幕から湿り放しで、6月半ばまでで打率は2割前半、出塁率も3割に満たないほどに落ち込み、戦犯の一人として名前が挙がった。

後半戦に入って勢いを取り戻しつつあったチームと共に、デーモンのバットもようやく当たりを取り戻し始める。8月は1試合3安打以上を記録したのが7試合を数えるなどの固め打ちも見せ、この月は打率.308を記録した。結局、2001年のデーモンは155試合の出場で打率.256、9HR、49打点、27盗塁という成績に終わり、これは期待された数字より下回るものである。ワイルドカードでプレーオフ進出し、デーモンにとっては初めてのポストシーズンを経験。ディビジョンシリーズ(対ヤンキース)では第2戦までで9打数6安打を記録する猛打を見せたが、チームはこの後に3連敗してしまい、デーモンの2001年シーズンは終わりを告げた。そして、オフにFAとなったデーモンはレッドソックスと4年間3100万ドルで契約に合意したのである。

2002年、レッドソックスの先頭打者としてシーズンを迎えたデーモン。154試合に出場し、打率.286、14HR、63打点、31盗塁とリーグトップになる11本の3塁打をマーク。オールスターゲームにも初出場を果たしており、メジャーリーグを代表する選手として名を挙げた。また、123試合連続エラーなしという記録を作ったが、これはレッドソックス史上、カール・ヤストレムスキーの140試合(1977年)、ケン・ハレルソンの132試合(1968年)に次ぐ3番目に長い記録となる(この記録は翌年まで続き、129試合連続エラーなしにまで伸ばしている。

勝負強い打撃は折り紙付きのデーモン。2003年は開幕序盤に18試合連続ヒットを記録するも、シーズン最初の53試合が終わった段階で打率.237と苦しんだが、その後は持ち直した。結果、145試合の出場で打率.273、12HR、67打点、30盗塁という成績に終わっている。6年連続7回目のシーズン20盗塁以上を記録したことになる。ポストシーズンではリーグチャンピオンシップシリーズまで出場するが、ヤンキースの前に敗れてしまった。

2004年、150試合の出場で打率.304、20HR、94打点、19盗塁をマーク。1番打者として挙げた打点数は91点を数えたことになるが、これはレッドソックス史上、ノマー・ガルシアパーラが1997年に記録した98打点に次ぐ記録となる。2年連続のポストシーズン進出を果たし、ディビジョンシリーズ(対エンゼルス戦)では打率.467を記録する猛打を見せたデーモン。リーグチャンピオンシップシリーズ(対ヤンキース戦)を勝ち抜き、その勢いでワールドシリーズ(対カージナルス戦)でも4連勝でレッドソックスは世界一に輝いたのである。

2005年、6月から29試合連続安打を記録する好調を見せ、オールスターゲームでの先発出場も果たした。148試合に出場し、打率.316、10HR、75打点、18盗塁という数字を残している。この頃のデーモンは長髪と髭がトレードマークで原始人とまで呼ばれる風貌で人気を集めた。しかし、オフにFAとなり、4年間5200万ドルでヤンキースと契約を交わすと、それまでの長髪と髭を切り落とし、その印象を大きく変えたのである。

ヤンキースの一員として迎えた2006年、149試合の出場で打率.285、24HR、80打点、25盗塁をマーク。リーグ3位となる115得点を挙げており、35本の2塁打を放っている。デーモン自身、9年連続で100得点と30本の2塁打を記録していることになり、これはルー・ゲーリッグ(1926~34年)、スタン・ミュージアル(1946~54年)に次ぐ記録となる。ヤンキース移籍1年目で20HRと20盗塁を同時に達成したのは、ボビー・ボンズ(1975年)、リッキー・ヘンダーソン(1985年)、アレックス・ロドリゲス(2004年)以来、4人目の快挙となる。

2007年は膝を痛めた影響から、センターからレフトを守ることも多くなり、指名打者としての出場も増えてきた。この年は141試合の出場で、打率.270、12HR、63打点、27盗塁という数字に終わっている。翌2008年、1試合で6打数6安打を記録する猛打も見せた。さらに試合中の怪我でキャリア初の故障者リスト入りが話題になったが、これは逆にこれまでのデーモンがいかに丈夫だったかを示すものである。

<written by Kenji@webmaster>

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1995  KC    47  188   32   53  11   5   3   23   22   12    7  .324 .441  .282
 1996  KC   145  517   61  140  22   5   6   50   64   31   25  .313 .368  .271
 1997  KC   146  472   70  130  12   8   8   48   70   42   16  .338 .386  .275
 1998  KC   161  642  104  178  30  10  18   66   84   58   26  .339 .439  .277
 1999  KC   145  583  101  179  39   9  14   77   50   67   36  .379 .477  .307
 2000  KC   159  655  136  214  42  10  16   88   60   65   46  .382 .495  .327
 2001  Oak  155  644  108  165  34   4   9   49   70   61   27  .324 .363  .256
 2002  Bos  154  623  118  178  34  11  14   63   70   65   31  .356 .443  .286
 2003  Bos  145  608  103  166  32   6  12   67   74   68   30  .345 .405  .273
 2004  Bos  150  621  123  189  35   6  20   94   71   76   19  .380 .477  .304
 2005  Bos  148  624  117  197  35   6  10   75   69   53   18  .366 .439  .316
 2006  NYY  149  593  115  169  35   5  24   80   85   67   25  .359 .482  .285
 2007  NYY  141  533   93  144  27   2  12   63   79   66   27  .351 .396  .270
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1845 7303 1281 2102 388  87 166  843  868  731  333  .353 .433  .288

受賞タイトル一覧

  • 盗塁王1回(2000)

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