- 2009-09-07 (月) 0:05
- MLB Players
#21 ジョン・ガーランド(Jon GARLAND) | SP

- 1997年6月ドラフト・カブス1位(全米10番目)
- 1979年9月27日生 右投右打 198センチ 93キロ
- カリフォルニア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 CWS 33 32 1 1 18 7 0 211.1 247 112 41 112 106 4.51 2007 CWS 32 32 2 1 10 13 0 208.1 219 98 57 114 98 4.23 2008 LAA 32 32 1 0 14 8 0 196.2 237 90 59 116 107 4.90 ----------------------------------------------------------------------------- Total 278 255 9 6 106 89 1 1625.1 1719 851 532 886 807 4.47
選手の紹介文
打たせて取る投球を見せて、ゴロの山を築くジョン・ガーランド。毎年、先発ローテーションを着実に守り、2桁勝利を続けている。課題だった制球力を克服した2005年からは2年連続シーズン18勝をマーク。2009年からはダイヤモンドバックスへとチームを移ったが、8月末に同地区のドジャースへと移籍している。
カリフォルニア州に生まれたガーランドは、高校時代から2度も州内のMVPに選出されるなど、高い評価を得ていた。そして、1997年ドラフトでカブスから1位指名(全米10番目)を受けて、プロへの道を歩み出した。指名された年はルーキーリーグでプレーし、10試合の登板(先発は7試合)して、3勝2敗、防御率2.70という非凡な数字を残している。
1998年、開幕を1Aロックフォードで迎えると、19試合の先発で4勝7敗、防御率5.03と数字を落とした。すると7月末にホワイトソックスへの移籍が決まった。ポストシーズン進出を目指すカブスは中継ぎ投手のマット・カーチナー獲得のために有望なガーランドを差し出す形となった。ホワイトソックス傘下の1Aヒコリーでは5試合の登板で1勝4敗、防御率5.40という数字に終わっている。
1999年、上のランクの1Aウインストンセイラムから始まり、19試合の先発で5勝7敗、防御率3.33という数字を残すと、シーズン終盤には2Aバーミンガムへと昇格。2Aでも7試合に先発して3勝1敗、防御率4.38という結果を残している。この時でまだ20歳だったガーランドのメジャー昇格は時間の問題と思われた。
2000年、3Aシャーロットで開幕を迎えてからは快調に白星を積み重ねた。特に5月に限ると5勝0敗で月間防御率は2.58であった。この勢いのまま、前半戦だけで9勝2敗、防御率2.26をマークし、7月にはついにメジャーからお呼びがかかる。ちなみに3Aのオールスターゲーム、さらにフューチャーゲームにもメンバーとして選出されるが、球団の都合もあり出場は出来なかった。メジャーでは15試合に登板(先発は13試合)し、4勝8敗、防御率6.46という数字を残している。
2001年、最初はブルペンから始まったが、チーム内に怪我人が相次いだこともあり、シーズン終盤には先発に定着。先発した16試合では4勝6敗、防御率4.03だったが、ブルペンから登板した19試合の結果は2勝1敗の防御率2.88という記録を残している。それでもチームとしては技巧派スタイルのガーランドを今後、先発として育てていくことを決めた。
2002年、安定感の続かない開幕序盤だったが、5月28日の対レッドソックス戦に先発したガーランドは4回裏にジョニー・デーモンに2塁打を打たれた以外はランナーの出塁すら許さない好投を見せた。8回まで投げた段階で散発1安打の無失点に抑える、あわやノーヒッターという投球で完封勝利も狙えたが、最終回に代打のカルロス・バイエガ、ホゼ・オファーマンに連打を浴びて降板。最後はキース・フォークが3人を斬って取り、2人で完封リレーを完成させた。ガーランドは投球数83球で、8回を3安打無失点と文句の付けようのない内容だった。
いい投球をしながらも援護がない状態が続くと、夏場には負けが込むようになってしまった。しかし、8月28日のブルージェイズ戦では見違えるような投球を見せた。チームの主砲であるマグリオ・オルドニェスの2本のHRなどの援護もあり、6安打無失点の9奪三振という内容でキャリア初の完封勝利をマークしている。結果的にこの年は33試合に先発し、12勝12敗の防御率4.58という成績でシーズンを終えたのである。
2003年、打線の援護に恵まれる面もあったが、32試合の先発で12勝13敗、防御率4.51という数字を残している。制球力に課題はあったが、9イニング換算で0.94個の併殺打を記録(リーグ9位)するなどゴロピッチャーの本領を発揮した。投球回数は191回2/3と大台の200回には届かず、仮に達していればマーク・バーリー(230回1/3)、バートロ・コロン(242回)、エステバン・ローアイザ(226回1/3)にガーランドの4投手が200回突破となるところだった。
2004年、エースのバーリーと2本柱という形でチームを支えたガーランド。初登板となる4月9日の対ヤンキース戦では8回を4安打1失点という内容で白星スタートすると、その後もなかなか白星は続かないが、先発としての責任を果たした。結果として34試合に登板(先発は33試合)して、12勝11敗、防御率4.89という数字を残している。
2005年、課題だった制球力が改善され、開幕から2完封を含む8連勝をマーク。前半戦だけで13勝4敗、防御率3.38と見違える安定感を見せ、自身初となるオールスターにも選出され、マウンドにも上がった。後半戦はなかなか白星を伸ばせなかったが、結果としては32試合の先発で18勝10敗、防御率3.50という好成績を残し、サイヤング賞投票でも6位に入っている。
チームは地区優勝し、ガーランド自身にとって初のポストシーズン出場を果たした。バーリー、フレディ・ガルシア、ホゼ・コントレラスと先発陣が揃っていたこともあり、ディビジョンシリーズ(対レッドソックス)では登板の機会はなかったが、リーグチャンピオンシップシリーズ(対エンゼルス)の第3戦に先発すると、4安打2失点に抑える完投勝利でチームに貢献。ワールドシリーズ(対アストロズ)で好投し、世界一の美酒に酔ったのである。オフには3年間2900万ドルという内容で契約延長に合意した。
2006年、打線の強力な援護もありながら、33試合に登板(先発は32試合)して、18勝7敗、防御率4.51をマークした。2年連続18勝以上というのは、ホワイトソックスではジャック・マクドウェル(1992年に20勝と1993年に22勝)以来となる快挙となる。5年連続で2桁勝利に、30試合以上の先発を果たし、3年連続で投球回数が200回を越えるなど、先発投手として責任を十分に果たしたのである。
2007年は打線の援護が前年よりも減ったこともあり、防御率は4.23と前年以上の数字を残しながら、わずか10勝(13敗)に終わってしまった。負け越してしまったが、ここ3シーズンで計46勝は、メジャー全体でも6位にランクされる。シーズン終了後にはオーランド・キャブレラとの交換でエンゼルスへの移籍が決まった。
2008年、エンゼルスの強力な先発陣の中に名を連ね、32試合に先発して14勝8敗、防御率4.90という成績を残した。エンゼルス打線の援護もバックにある中でのシーズン14勝であり、評価が分かれるところだった。オフにFAとなると、ダイヤモンドバックスと1年間725万ドルで契約合意。オプションも1年含んでおり、勝負をかけることとなったのである。
2009年、若い選手の多いダイヤモンドバックスの中で先発陣の一角を担うが、安定した投球は出来ず、5月半ばから約2ヶ月近く白星から見放された。チームもエースのブランドン・ウェッブの離脱もあり、優勝戦線から離脱。8月末には、優勝を目指すドジャースへの移籍が決まった。移籍初登板となる9月3日の対ダイヤモンドバックス戦では7回を5安打2失点に抑えて白星を挙げた。ドジャースの優勝請負人になることが出来るだろうか。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2000 CWS 15 13 0 0 4 8 0 70.2 82 42 40 55 50 6.46 2001 CWS 35 16 0 0 6 7 1 117.0 123 61 55 59 48 3.69 2002 CWS 33 33 1 1 12 12 0 193.2 188 112 83 109 98 4.58 2003 CWS 32 32 0 0 12 13 0 192.2 188 108 74 103 96 4.51 2004 CWS 34 33 1 0 12 11 0 217.0 223 113 76 125 118 4.89 2005 CWS 32 32 3 3 18 10 0 221.0 212 115 47 93 86 3.50 2006 CWS 33 32 1 1 18 7 0 211.1 247 112 41 112 106 4.51 2007 CWS 32 32 2 1 10 13 0 208.1 219 98 57 114 98 4.23 2008 LAA 32 32 1 0 14 8 0 196.2 237 90 59 116 107 4.90 ----------------------------------------------------------------------------- Total 278 255 9 6 106 89 1 1625.1 1719 851 532 886 807 4.47
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(2005-AL)
- 世界一経験:1回(2005-CWS)
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