- 2008-12-27 (土) 0:02
- MLB Players
#20 ホルヘ・ポサダ(Jorge POSADA) | C

- 1990年6月ドラフト・ヤンキース24位(全米629番目)
- 1971年8月17日生 右投両打 188センチ 93キロ
- プエルトリコ出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 NYY 143 465 65 129 27 2 23 93 97 64 3 .374 .492 .277 2007 NYY 144 506 91 171 42 1 20 90 98 74 2 .426 .543 .338 2008 NYY 51 168 18 45 13 1 3 22 38 24 0 .364 .411 .268 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1483 4982 762 1379 317 9 221 883 1177 790 16 .380 .477 .277
選手の紹介文
1990年代後半のヤンキース黄金時代を肌で知るホルヘ・ポサダ。守るだけでなく打撃面でもパワーを発揮しており、ヤンキース史上でシーズン30HRを記録している捕手はヨギ・ベラとポサダの2人しかいない。2007年のオフに4年間5240万ドルで契約延長に合意しており、2011年まではピンストライブを着ることになりそうだ。
プエルトリコの首都サンテゥルセに生まれたポサダ。高校時代から野球の高い才能が評価されていたが、バスケットボール、バレーボール、陸上競技にも打ち込んだという。ちなみに父親はロッキーズのスカウトであり、叔父はドジャース傘下のマイナーチームで巡回打撃コーチを務めているなど、幼少時から野球からは近い位置にいたのである。
地域の短大在学時の1989年のドラフトでヤンキースから43位指名(全米1114番目)を受けるが契約は拒否。翌1990年のドラフトで再度ヤンキースから24位指名(全米629番目)を受けてプロ入りの道を選択した。最初から捕手だったのではなく、最初はセカンドやサードを守っており、1992年頃から捕手を主として守るようになっていった。
1993年には1Aプリンスウイリアムで118試合に出場し、打率.259、17HR、61打点を挙げ、終盤には2Aへの昇格も果たした(2Aではわずか7試合の出場)。1994年は3Aコロンバスでフルシーズン過ごした。左足を痛めるアクシデントがあり、92試合の出場で打率.240、11HR、48打点という数字に終わり、メジャー昇格はお預けとなった。1995年も3Aで108試合に出場し、9月に入って1試合だけメジャーを体感している。
1996年は3Aとメジャーを4回も往復するも、メジャーではわずか8試合にしか出場できていない。3Aでは106試合に出場し、打率.271、11HR、62打点という数字を残している。ヤンキースはこの年、18年ぶりの世界一となり、ポサダ自身はポストシーズンには出場できていないものの世界一チームの中に名を連ねたことになる。ヤンキースの正捕手は、この年から移籍してきたジョー・ジラルディだった。
1997年、開幕からメジャーに定着するものの公式戦に関してはわずか60試合に出場したのみで、残した成績は打率.250、6HR、25打点というものである。ディビジョンシリーズ(対インディアンズ)では2試合に出場するもノーヒットに終わった。オフには当時メジャー最高捕手と言われていたイバン・ロドリゲス獲得のための交換要員としてポサダの名前が挙がっていたこともあったのである(結果的に破談)。
1998年はポサダにとって飛躍のきっかけを掴んだ1年となった。111試合に出場し、打率.268、17HR、63打点という数字を残している。デビッド・ウェルズの完全試合達成時にマスクをかぶっていた。ファーストで1試合だけ出場しており、この試合は5打数3安打を大当たりを見せている。リーグチャンピオンシップシリーズ(対インディアンズ)の第6戦ではHRを放てば、ワールドシリーズ(対パドレス)でも打率.333(9打数3安打)、1HR、2打点を記録し、チームの世界一に貢献した。ワールドシリーズでは尊敬するチームメイトのダリル・ストロベリーの背番号39を付けて出場している。
1999年、出場機会も徐々に増えたが、捕手としては苦しんでいる。パスボール17回を記録してしまったが、勝負強い打撃を見せることで補った。7月23日のデビルレイズ戦では左右両打席からHRを放ったメジャー史上2人目の捕手となったのである。リーグチャンピオンシップシリーズ(対レッドソックス)では第5戦の終盤、相手の守護神トム・ゴードンからダメ押しとなる2ランHRを放てば、ワールドシリーズ(対ブレーブス)でも第1戦と第4戦にスタメンマスクを任されるなど、信頼度を着実に上げていった(チームも2年連続世界一となっている)。
2000年からはジラルディが移籍したこともあり、正捕手の座を手にしたポサダ。151試合に出場し、打率.287、28HR、86打点と抜群の好成績を残したのである。シーズン通して107四球を選んだのだが、これは捕手としての球団新記録であり、選球眼の良さを見せた。さらに8月は月間29打点をマークしたが、これはマイク・スウィーニー(31打点)、カルロス・デルガド(31打点)、フランク・トーマス(30打点)に次ぐリーグ4位となるほどの勝負強さを見せた。捕手としてもリード面での成長を見せ、ヤンキースの3年連続世界一に大きく貢献した。オールスターゲームにも初選出され、シルバースラッガー賞も初受賞するなど節目となる1年となったのである。
2001年は主に5番打者として中軸を担いながら138試合に出場し、打率.277、22HR、95打点をマーク。ディビジョンシリーズ(対アスレティックス)では2連敗と崖っぷちに立たされた第3戦、抑え込まれていたバリー・ジートのわずかな失投を見逃さず値千金の勝ち越しソロHRを放ち、逆転リーグ優勝の足がかりを作った。ワールドシリーズ(対ダイヤモンドバックス)でも第3戦で先制ソロHRを放つなど、勝負強い打撃を遺憾なく発揮している(惜しくも世界一は逃してしまったが)。
2002年、打率.268、20HR、99打点に加え、40本の2塁打を記録すれば、翌2003年も打率.281、30HR、101打点と高い数字を残した。ヤンキースの捕手としてシーズン30HRはベラ以来の快挙である。特に2003年はMVP投票でアレックス・ロドリゲス、デルガドに次ぐ3位に付けるなど、打てる捕手としての評価をより高めたのである。その後も毎年20HR、80打点は記録できる打者として結果を残した。
2007年にはリーグ4位となる打率.338をマーク。ポサダにとって、シーズン打率が3割を超えるのは初めてでもある。安打数(171本)、2塁打数(42本)のいずれもがキャリアハイとなる数字を残し、MVP投票でも6位に付けている。シルバースラッガー賞も4年ぶりに受賞。オフにはヤンキースと4年間5240万ドルで契約延長に合意したのである。
しかし、2008年は左手親指、右肩を痛めるなどして、キャリア初の故障者リスト入りも経験。わずか51試合にしか出場できず、ヤンキースタジアム最後のシーズンながらも結果を残すことが出来なかった。2009年もスプリングトレーニングに間に合うかは微妙とされており、1日も早い完全復活が待たれるところである。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- シルバースラッガー賞:5回(2000-AL~2003-AL、2007-AL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1995 NYY 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 1996 NYY 8 14 1 1 0 0 0 0 6 1 0 .133 .071 .071 1997 NYY 60 188 29 47 12 0 6 25 33 30 1 .359 .410 .250 1998 NYY 111 358 56 96 23 0 17 63 92 47 0 .350 .475 .268 1999 NYY 112 379 50 93 19 2 12 57 91 53 1 .341 .401 .245 2000 NYY 151 505 92 145 35 1 28 86 151 107 2 .417 .527 .287 2001 NYY 138 484 59 134 28 1 22 95 132 62 2 .363 .475 .277 2002 NYY 143 511 79 137 40 1 20 99 143 81 1 .370 .468 .268 2003 NYY 142 481 83 135 24 0 30 101 110 93 2 .405 .518 .281 2004 NYY 137 449 72 122 31 0 21 81 92 88 1 .400 .481 .272 2005 NYY 142 474 67 124 23 0 19 71 94 66 1 .352 .430 .262 2006 NYY 143 465 65 129 27 2 23 93 97 64 3 .374 .492 .277 2007 NYY 144 506 91 171 42 1 20 90 98 74 2 .426 .543 .338 2008 NYY 51 168 18 45 13 1 3 22 38 24 0 .364 .411 .268 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1483 4982 762 1379 317 9 221 883 1177 790 16 .380 .477 .277
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:5回(2000-AL~2003-AL、2007-AL)
- 世界一経験:4回(1996-NYY、1998-NYY~2000-NYY)
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