- 2008-08-15 (金) 0:07
- MLB Players
#7 ホゼ・レイエス | SS

- 1999年8月・メッツと契約
- 1983年6月11日生 右投両打 183センチ 73キロ
- ドミニカ共和国出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 NYM 161 696 99 190 24 17 7 58 78 27 60 .300 .386 .273 2006 NYM 153 647 122 194 30 17 19 81 81 53 64 .354 .487 .300 2007 NYM 160 681 119 191 36 12 12 57 78 77 78 .354 .421 .280 ------------------------------------------------------------------------------ Total 596 2518 420 715 118 52 45 242 304 175 234 .330 .426 .284
選手の紹介文
メジャーリーグを代表するスピードスターとして名前の挙がるホゼ・レイエス。3年連続盗塁王を獲得するなどの結果は残しているが、チームの勝利に向けての貢献度という意味ではまだ課題がある。すでにオプション契約を含めると2012年までメッツの一員としてプレーすることになる。
1983年、ドミニカ共和国に生まれたレイエス。ボールやグローブにも事欠き、野球をする環境は揃っていたとはいえないが、代替のものを用意して野球を楽しんだ。高校に進学後も野球部はなく、別のチームでプレーしていたのである。身体能力の高さは評判になっており、その噂を聞きつけたメッツのスカウトがレイエスのプレーを見に来た。これがきっかけで1999年8月にメッツと契約にするに至る。レイエス、16歳の夏のことだった。
2000年、ルーキーリーグで49試合に出場したが、打率.250と振るわなかった。翌2001年は1Aキャピタルシティへ昇格。108試合に出場して、打率.307をマークしたが、3塁打を15本放ち、盗塁も30個を記録するなど、才能の片鱗を見せた。ショートストップとしての広い守備範囲と強肩でも注目を浴びている。課題としては選球眼の向上が挙げられ、18四球に71三振という点は改善の余地があった。
2002年は、ランクが上の1Aセントルーシーで開幕を迎えた。この時点で18歳と若く、リーグ最年少の選手であったが、打率.288、31盗塁、11本の3塁打とスピード感あふれる数字を記録。6月末には2Aビンハムトンに昇格し、こちらでも打率.287、27盗塁、8本の3塁打を記録。フューチャーゲームでも世界選抜のメンバーとして選出され、2番セカンドで先発出場すると、満塁の走者一掃の3点タイムリー3塁打を放ち、チームに勝利をもたらすと同時に、MVPも受賞している。
2003年は開幕を3Aノーフォークで迎えるが、レイ・サンチェスの怪我により6月に入ってメジャーからお呼びがかかった。6月10日の対レンジャーズ戦で、9番ショートで先発出場したレイエスは2安打2打点と大当たりし、チームの勝利に貢献。6月11日がレイエスの20歳の誕生日だったこともあり、メジャーデビューした日はまだ19歳のときである。メッツとしてはドワイト・グッデン(1984年)以来の10代メジャーリーガーとなったのである。
そのままメジャー定着を果たしたレイエスは、メジャー初HRが満塁HRという華々しい活躍を見せた。夏場には17試合連続ヒットも記録。メッツの新人選手としては、1975年にマイク・ベイルの23試合連続ヒットに次ぐ記録である。シーズン中のクロスプレーで左足首を痛めてしまったレイエスは8月31日を持ってシーズンが終わったが、結果的にこの年は69試合に出場し、打率.307、5HR、32打点、13盗塁という、新人としては十分な数字を残した。メッツにとってレイエスの登場は、1980年代のダリル・ストロベリーやグッデンを彷彿させるものがあったのである。
2004年、日本プロ野球で実績のある松井稼頭央の加入により、ポジションをショートストップからセカンドへコンバートすることになった。しかし、この年はレイエス自身が相次ぐ怪我に苦しみ、わずか53試合しか出場できず、さらに期待された松井も結果を残せなかった。結局、メッツはレイエスをショートストップに戻し、松井をセカンドに移すことになった。
2005年はレイエスが初めてメジャーでフルシーズン過ごした。161試合に出場し、打率.273、7HR、58打点、60盗塁という結果を残し、盗塁王のタイトルを獲得。さらにリーグトップとなる17本の3塁打を放っている。しかし、選んだ四球はわずかに27個であり、出塁率もわずか.300であり、1番打者としては物足りないものであった。サードを守るデビッド・ライトも160試合に出場し、23歳以下のが三遊間コンビを組んで150試合以上出場するのは、1960年のオリオールズ(ロン・ハンセンとブルックス・ロビンソン)、1965年のエンゼルス(ジム・フレゴシとポール・スカール)以来となる快挙を達成し、メッツの明るい未来を感じさせた。
2006年、レイエスにとって大きな飛躍を果たしたシーズンとなった。153試合に出場し、打率.300、19HR、81打点、64盗塁を記録。2年連続の盗塁王となり、さらに2年連続で17本の3塁打を記録するスピードを見せた。6月21日の対レッズ戦では、メッツ史上9人目となるサイクルヒットも達成している。カージナルスとのリーグチャンピオンシップシリーズ第6戦では先頭打者HRを放つなど、チームを引っ張る活躍を見せた(結果的にはシリーズに敗れてしまった)。なお、シーズン中に4年間2325万ドルで契約延長に合意している。
2007年は160試合の出場で、打率.280、12HR、57打点、78盗塁をマーク。3年連続盗塁王を獲得する活躍を見せたが、前半戦の好調ぶりが尻すぼみになり、チームの失速を象徴する形になってしまった。シーズン78盗塁は、メジャーリーグ全体としても1992年のマーキス・グリッソム(78盗塁)以来の記録であり、内野手としての盗塁数としても、1965年のマウリー・ウイリス(94盗塁)以来の記録となる。さらに3年連続60盗塁以上となるとケニー・ロフトン(1992~94年)以来の快挙でもある。
若さ故の荒々しさはあるが、そのスピードは大きな魅力がある。選球眼を高め、出塁率を高めることが急務である。ニューヨークの大都市を本拠地に構えているチームである為、周囲の目も厳しく、更なる成長が求められている。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2003 NYM 69 274 47 84 12 4 5 32 36 13 13 .334 .434 .307 2004 NYM 53 220 33 56 16 2 2 14 31 5 19 .271 .373 .255 2005 NYM 161 696 99 190 24 17 7 58 78 27 60 .300 .386 .273 2006 NYM 153 647 122 194 30 17 19 81 81 53 64 .354 .487 .300 2007 NYM 160 681 119 191 36 12 12 57 78 77 78 .354 .421 .280 ------------------------------------------------------------------------------ Total 596 2518 420 715 118 52 45 242 304 175 234 .330 .426 .284
受賞タイトル一覧
- 盗塁王3回(2005~07)
- シルバースラッガー賞1回(2006)
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