- 2009-03-22 (日) 0:08
- MLB Players
#35 ジャスティン・バーランダー(Justin VERLANDER) | SP

- 2004年6月ドラフト・タイガース1位(全米2番目)
- 1983年2月20日生 右投右打 196センチ 91キロ
- バージニア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 Det 30 30 1 1 17 9 0 186.0 187 124 60 78 75 3.63 2007 Det 32 32 1 1 18 6 0 201.2 181 183 67 88 82 3.66 2008 Det 33 33 1 0 11 17 0 201.0 195 163 87 119 108 4.84 ----------------------------------------------------------------------------- Total 97 97 3 2 46 34 0 600.0 578 477 219 294 274 4.11
選手の紹介文
鳴り物入りでタイガース入りし、エースの座を勝ち取ったジャスティン・バーランダー。2006年にはリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズのマウンドに立ち、2007年はノーヒッターを達成。2008年は大きな壁にぶち当たることとなってしまったが、160キロを超える速球とカーブ、チェンジアップを交えた投球で打開できるはずだ。
バージニア州に生まれたバーランダーは生まれ持った強肩で、周囲を驚かせるだけの速球を投げていたという。13歳の頃で130キロ代半ばを投げ、高校入学時は140キロを超えていた。バーランダーの描いた成長曲線は、大学進学時には球速を160キロ越えを果たすまで伸びていた。高校卒業時に高い評価を得ていたが、すでに大学進学を決めており、2001年ドラフトでは指名を受けていない。
大学3年間の通算成績は21勝18敗というものである。計46試合に先発し、完投数は17試合、完封数は5試合と高い完投能力を見せた。防御率は1.91、2.40、3.49という安定感を見せ、奪三振数も137個、139個、151個と3シーズンに渡り結果を残したのである。大学時代は全米選抜にも選ばれ続け、その実力は折り紙付きだった。
2004年ドラフトでは全米1番目の指名権を持つパドレスが悩みに悩んだ結果、指名を見送り、2番目の権利を持つタイガースがバーランダーの指名に踏み切った。契約交渉は難航し、合意に至ったのは10月末に入ってのこと。契約金は315万ドルと高額であり、さらにメジャー契約を含む5年間445万ドルという新人としては破格の契約を交わしたのである。
2005年、バーランダーのプロ生活は1Aレイクランドから始まった。13試合に先発し、9勝2敗、防御率1.67、104奪三振(投球回数は86回)と抜群の成績を残して、2Aエリーへ昇格。7月に入るとメジャーから声がかかった。7月4日、ダブルヘッダーの夜の対インディアンズ戦で先発すると5回1/3を7安打4失点という内容で黒星。すぐに2Aに戻されるが、7月23日のツインズ戦で再びメジャーの先発を任されると、6回を8安打5失点で敗れてしまった。その後は2Aに再度戻り、この年のメジャー復帰はなかった。
プロ1年目にしてフューチャーズゲームでは全米選抜の先発投手という大役も担った。この年のオールスターゲームがコメリカパークで開催されたのもバーランダーにとっては縁だったといえるかもしれない。特に2Aでは7試合に先発し、2勝0敗、防御率0.28、32奪三振をマーク。投球回数32回2/3で失点はわずかに1点というのもすでにマイナーリーグを卒業している何よりの証明になった。
2006年は開幕をメジャーリーグで迎えた。4月8日の対レンジャーズ戦では7回を投げて2安打無失点に抑えて、待望のメジャー初勝利を挙げた。4月に3勝(2敗)をマークすると5月は4勝(1敗)。5月22日の対ロイヤルズ戦では散発5安打の完封勝利をマークしている。勢いは衰えず、6月半ばから8月頭まで7連勝を挙げ、チームに勢いを付けた。終わってみれば、30試合の先発で17勝9敗、防御率3.63、124奪三振という好成績を残したのである。
チームはワイルドカードでポストシーズンに進出。ディビジョンシリーズ(対ヤンキース)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対アスレティックス)を勝ち抜き、リーグ優勝を果たした。バーランダーはワールドシリーズ(対カージナルス)のマウンドに立つ機会に恵まれたが、2戦2敗と打ち込まれ、世界一は逃している。しかし、シーズン中の成績が評価され、新人王を受賞。サイヤング賞投票では7位、MVP投票では15位に付けるなど評価は非常に高かった。
2007年、開幕直後は打線の援護に恵まれない状況だったが、5月に入ると4連勝。6月にも月間4勝をマークしたが、6月12日の対ブリュワーズ戦では自身初となるノーヒッターを達成した。本拠地コメリカパークで記録された初のノーヒッターであり、タイガースの選手としてはジャック・モリス(1984年)以来の快挙となる。キャリアハイとなる12奪三振を記録するなど、抜群の投球を見せたのである。
前半戦の活躍が認められ、オールスターゲームにも初選出。後半戦に入っても8月に3勝(1敗)、9月に4勝(1敗)と白星を重ねたバーランダー。結果として、32試合の先発で18勝6敗、防御率3.66、183奪三振をマークし、勝率.750はリーグトップである。新人王を獲得した投手の中で、2年目に17勝以上を記録した投手はドン・ニューカム(1950年)、ハーブ・スコア(1956年)、ゲーリー・ピータース(1964年)、フェルナンド・バレンズエラ(1982年)、ドワイト・グッデン(1985年)に次いで、バーランダーは6人目になる。
2008年は開幕から打ち込まれることが多く、白星に恵まれない日々が続いた。5月半ばの段階で1勝7敗と大きく負け越した。6月半ば以降で6連勝を挙げるが、その後は安定感を取り戻せず、33試合の先発で11勝17敗、防御率4.84という成績に終わっている。大型補強を果たしたタイガースも低迷するなど苦しいシーズンとなった。デビュー以来、順調なステップを踏んできたバーランダーも、壁にぶち当たったことで更なる飛躍が期待される。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- 新人王(2006-AL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2005 Det 2 2 0 0 0 2 0 11.1 15 7 5 9 9 7.15 2006 Det 30 30 1 1 17 9 0 186.0 187 124 60 78 75 3.63 2007 Det 32 32 1 1 18 6 0 201.2 181 183 67 88 82 3.66 2008 Det 33 33 1 0 11 17 0 201.0 195 163 87 119 108 4.84 ----------------------------------------------------------------------------- Total 97 97 3 2 46 34 0 600.0 578 477 219 294 274 4.11
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(2007-AL)
- ノーヒッター:1回(2007-6-12-Det/ブリュワーズ戦)
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