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Kevin MILLWOOD(ケビン・ミルウッド)

Texas RANGERS

#33 ケビン・ミルウッド(Kevin MILLWOOD) | SP

ケビン・ミルウッド

  • 1993年6月ドラフト・ブレーブス11位(全米320番目)
  • 1974年12月24日生 右投右打 193センチ 92キロ
  • ノースカロライナ州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2006  Tex   34  34   2   0  16  12   0  215.0  228  157   53  114  108   4.52
 2007  Tex   31  31   0   0  10  14   0  172.2  213  123   67  111   99   5.16
 2008  Tex   29  29   3   0   9  10   0  168.2  220  125   49  104   95   5.07
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      352 344  17   5 142 111   0 2115.2 2126 1685  643 1041  954   4.06

選手の紹介文
レンジャーズのエースとして期待は大きいミルウッド。レンジャーズの主軸投手として期待がかかるケビン・ミルウッド。若い頃からチーム事情より幾つかのチームを転々とし、在籍したチームで結果を残してきた。近年は怪我に苦しむことが多く、満足したシーズンを過ごせてはいない。打者有利の球場を本拠地とするレンジャーズに籍をおいていることも苦しむ原因の一つである。

高校卒業時の1993年、ブレーブスからドラフト11位指名(全米320番目)を受けたミルウッドはその長身もあり、当時から注目を浴びていた。しかし最初から好成績を挙げたというわけではなく、残した数字としてもさほど目立ってはいなかった。1995年は1Aメコンで29試合に登板(先発は12試合)し、5勝6敗、防御率4.28という数字に終わるが、その中には先発して7回2/3を無失点に抑える試合もあれば、打ち込まれる試合もあるなど、安定感がなかったといえる。

1996年は1Aでフルシーズンプレーし、リーグ3位となる139奪三振を記録する一方、シーズン通しての成績は6勝9敗、防御率4.28というものである。元々、潜在能力は高く評価されていたミルウッドは、1997年の開幕を2Aグリーンビルで迎えた。11試合に先発し、3勝5敗の防御率4.11という数字を残して、6月には3Aリッチモンドへ昇格。すると6試合に先発し、5勝0敗の防御率1.73と生まれ変わった様な成績を残すのである。

その年の7月にはメジャー昇格を果たし、ブレーブスのブルペン投手陣に加わった。8月には一旦3Aへ降格するも、再び結果を残し、8月末にはメジャーへ再昇格。投手王国と言われていたグレッグ・マダックストム・グラビンジョン・スモルツという豪華投手陣と名前を並べる形で先発の一角に加わった。メジャー1年目は12試合に登板(先発は8試合)し、5勝3敗、防御率4.03という数字を残したわけだが、ミルウッドがメジャーで先発した8試合では、味方打線が1試合平均6点の援護があるという恵まれた点もあった。

1998年、開幕からブレーブスの第5先発投手という座を確保。開幕早々の4月14日のパイレーツ戦では1安打完封勝利を演じる好投を見せた。1安打完封といっても13奪三振の無四球という内容はブレーブス史上初の快挙である。この勢いをシーズン通して保ち、17勝8敗、防御率4.08というエース級の数字を残した。しかも、ミルウッドが登板した33試合でチームが23勝するという高勝率も記録している。しかし、蒼々たる投手陣が揃うブレーブスの中では、若いミルウッドにポストシーズンの登板機会は巡ってこなかった。

1999年になってもミルウッドの勢いは留まることを知らず、さらにデニー・ネイグルが移籍したこともあり、ミルウッドは第4先発投手となった。開幕序盤こそは調子に乗れず、4月の月間防御率は5.79と冴えないものだったが、5月以降の防御率は2.33と見事な投球を披露。初めてのオールスター出場の名誉も手にしたこの年は、18勝7敗、防御率2.68とメジャーリーグの若手投手の中でもトップといえるだけの数字を残した。サイヤング賞投票でもランディ・ジョンソンマイク・ハンプトンに次ぐ3位に付けている。

投手王国ブレーブスでメジャーデビューを果たしたミルウッド。この年のオフにはポストシーズンの登板も初体験。アストロズとのディビジョンシリーズ第2戦に先発したミルウッドは、ケン・カミニティのソロHRの1点のみに抑える1安打1失点の完投勝利をマーク。ポストシーズンでの1安打完投は、史上5人目の快挙でもある。メッツとのリーグチャンピオンシップシリーズでも2試合で1勝をマークしたミルウッドはチームの地区優勝に貢献。ワールドシリーズではヤンキースと対戦が決まり、1990年代最強チームを決める決戦と注目を浴びたが、結果はあっさり4連敗。第2戦に先発したミルウッドは、2回を8安打5失点という散々な内容でKOされる苦しいワールドシリーズデビューとなってしまった。

2000年、開幕前から先発の一角であるスモルツの離脱があり、ミルウッドには更なる重圧がかかった。開幕3連勝と好スタートを切ったミルウッドだが、その後は不安定な投球が続き、終わってみれば36試合の登板(先発は35試合)で、10勝13敗、防御率4.66というものだった。左膝の怪我などもあり本来の投球とはほど遠かった。ディビジョンシリーズでもカージナルスの前に5回を持たずして降板し、ミルウッドの2000年シーズンは終わりを告げた。

そして2001年も肩の故障がミルウッドを苦しめた。約2ヶ月半も故障者リストで過ごすことになってしまったが、戦線復帰後は12試合の先発で6勝4敗の防御率4.03とわずかな光明は見出した。結局、この年は21試合の登板で、7勝7敗、防御率4.31に終わっている。

正念場といえた2002年、ミルウッドは華々しく第一線に戻ってきた。スモルツのクローザー定着がブルペン陣に安定感をもたらし、これがチーム全体に好影響を及ぼした。ミルウッドも7月末から8連勝をマークし、その中でも9月6日の対エクスポズ戦ではキャリア2度目の完封勝利も記録。終わってみれば、35試合に登板し、18勝8敗の防御率3.24と素晴らしい成績を残した。ディビジョンシリーズでは中3日で2試合に登板するが、惜しくも最後の最後で投げ負けてしまい、ワールドシリーズへの道は閉ざされてしまった。

オフになると緊縮財政を進めるブレーブスの中で、再契約の意志のなかったマダックスに対して(FA保障によるドラフト上位指名権をもらうため)、調停を申し込むと予想に反してマダックスが受け入れ、ブレーブス残留が決定。これにより球団内の予算が逼迫し、ミルウッドを放出せざるを得なくなった。急遽、ミルウッドはジョニー・エストラーダとの交換でフィリーズ入りが決まったのである。

フィリーズ在籍時にはノーヒッターを達成したミルウッド。フィリーズへの移籍1年目となる2003年、開幕投手の栄誉も手にした。4月27日のジャイアンツ戦では自身初となるノーヒッターを達成した。1対0という最小スコアでのノーヒッターとなるとメジャー史上3度目の快挙である。オールスター前に10勝を挙げたミルウッド。終わってみれば、35試合に先発し、14勝12敗、防御率4.01という数字を残したのである。翌2004年も開幕投手を務めるが、故障者リスト入りの影響もあり、25試合の先発に留まった。結果的に9勝6敗、防御率4.85と不本意な成績に終わった。

2005年はインディアンズへとFA移籍。1年間700万ドルで契約合意しての移籍である。すると30試合の先発で9勝11敗と負け越したが、防御率2.86をマーク。ヨハン・サンタナ(防御率2.87)を僅差で交わして、最優秀防御率のタイトルを獲得したのである。サイヤング賞投票でも6位に食い込んでいる。オフに再びFAとなると、今度はレンジャーズと5年間6000万ドルという大型契約を交わした。

レンジャーズ移籍した1年目の2006年、34試合の先発で16勝12敗、防御率4.52という結果を残した。打者有利である球場を本拠地としているだけに、ロードで9勝(5敗)挙げるも、ホームでは7勝(7敗)という点が課題として残った。2007年は2度の故障者リスト入りが響き、10勝14敗、防御率5.16に終わると、翌2008年は9勝10敗、防御率5.07と2桁勝利に届かないなど、真価が問われるシーズンが続くことになる。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

  • 最優秀防御率:1回(2005-NL)

受賞アワード一覧

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 1997  Atl   12   8   0   0   5   3   0   51.1   55   42   21   26   23   4.03
 1998  Atl   31  29   3   1  17   8   0  174.1  175  163   56   86   79   4.08
 1999  Atl   33  33   2   0  18   7   0  228.0  168  205   59   80   68   2.68
 2000  Atl   36  35   0   0  10  13   0  213.2  213  168   62  115  110   4.66
 2001  Atl   21  21   0   0   7   7   0  121.0  121   84   40   66   58   4.31
 2002  Atl   35  34   1   1  18   8   0  217.0  186  178   65   83   78   3.24
 2003  Phi   35  35   5   3  14  12   0  222.0  210  169   68  103   99   4.01
 2004  Phi   25  25   0   0   9   6   0  141.0  155  125   51   81   76   4.85
 2005  Cle   30  30   1   0   9  11   0  192.0  182  146   52   72   61   2.86
 2006  Tex   34  34   2   0  16  12   0  215.0  228  157   53  114  108   4.52
 2007  Tex   31  31   0   0  10  14   0  172.2  213  123   67  111   99   5.16
 2008  Tex   29  29   3   0   9  10   0  168.2  220  125   49  104   95   5.07
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 Total      352 344  17   5 142 111   0 2115.2 2126 1685  643 1041  954   4.06

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:1回(1999-NL)
  • ノーヒッター:1回(2003-4-27-Phi/ジャイアンツ戦)

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