- 2009-06-29 (月) 0:05
- MLB Players

#* ロイド・ウェイナー(Lloyd WANER) | OF

- 1927年・パイレーツと契約
- 1906年3月16日生 右投左打 175センチ 68キロ
- オクラホマ州出身
選手の紹介文
1920年代後半から1930年代にかけて、パイレーツの中心選手として活躍したロイド・ウェイナー。スピード溢れる選手であり、選球眼とバットコントロールにも優れていた名選手である。実兄ポール・ウェイナーの愛称「ビッグ・ポイズン」に対して、ロイドは「リトル・ポイズン」と呼ばれていた(とはいえ、実際は弟ロイドの方が背が高かった)。
オクラホマ州に生まれたポールは、3歳年上の兄ポールと共に野球を楽しんでいた。幼い日から非凡な才能を見せていたが、姉のアルマが一番打撃の才能があったと後に語るほど、才能に満ち溢れた家族に育ったという。1925年には兄を追ってサンフランシスコ・シールズへと入団するが、出場機会に恵まれず、1926年早々に解雇されてしまう。細身過ぎた体型が評価を分けたのである。
すると、すでにパイレーツでプレーしていた兄の斡旋もあり、同じくマイナーのコロンビアへと途中入団。そこで121試合に出場し、打率.345(172安打)をマークし、自らの評価を高めた。そして、1927年にはパイレーツと契約。当初はレギュラーが予定されていたわけではなかったが、自チームの選手の離脱が重なり、外野の一角を手にすることとなったのである。
1927年、開幕からスピード溢れるでレギュラーの座を確固たるものとしていったロイド。150試合に出場し、打率.355、223安打をマークした。メジャー新人としての223安打は、当時のメジャー記録である(2001年、イチローが242安打を放ち、塗り替えている)。兄ポールも打率.380、237安打を記録し、実に兄弟で合計460安打を放ったことになる。また、シーズン終盤には兄弟で同一イニングにHRを放つ初の快挙も達成している。
この年のパイレーツはウェイナー兄弟の他にも、パイ・トレーナーらの活躍もあり、リーグ優勝を果たした。ポールはシーズンMVPの名誉も手にしている。ワールドシリーズでは、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリックらを擁するヤンキースと対戦し、4連敗で敗退するものの、ロイド自身は打率.400(15打数6安打を)をマークしている。
ちなみにロイドが「リトル・ポイズン」と呼ばれるようになったのは、パーソン(Person)とポイズン(Poison)を聞き間違えたことに始まる。パーソンがポイスン、そしていつの間にかポイズンとされ、兄弟で「ビッグ・ポイズン」「リトル・ポイズン」と呼ばれるようになった。そして、その愛称がいつの間にか定着してしまったのである。
1928年以降、チームは優勝から縁遠くなってしまうが。毎年のように打率3割近い数字はキープした。1927年から3年連続200本安打を達成。特に1929年にはリーグトップとなる20本の3塁打を放った。1931年にマークしたシーズン214安打はリーグトップとなる数字である。打撃タイトルには縁がなかったが、選球眼に優れ、極端に三振数が少ない選手でもあった。
1940年になると出場機会が減った。1941年途中からはブレーブス、レッズと移籍。その後もフィリーズ、ドジャースと転々とし、1945年に古巣パイレーツに戻り現役引退を決めている。メジャー通算成績は打率.316、2459安打、27HR、598打点というもので、三振数は7772打数に対して、通算173個と少ない。
奇しくも同じ年に現役を退くこととなった兄ポールは通算3152安打を記録していることから、ウェイナー兄弟としては通算5611本安打を放ったことになる。兄弟での合計安打数とすれば、アルー兄弟(フェリペ・アルー、ヘスス・アルー、マティー・アルー)、ディマジオ兄弟(ビンス・ディマジオ、ジョー・ディマジオ、ドム・ディマジオ)らを抑えて、メジャートップの数字を残したのである。
1964年にはベテランズ委員会からの選出で野球殿堂入りを決めた。すでに兄ポールが殿堂入りを果たしていたことから、兄弟での殿堂入りとなった。ただのパーソンではなく、相手チームにとってはまさにポイズンとして機能したのである。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1927 PIT 150 629 133 223 17 6 2 27 23 37 14 .396 .410 .355 1928 PIT 152 659 121 221 22 14 5 61 13 40 8 .377 .434 .335 1929 PIT 151 662 134 234 28 20 5 74 20 37 6 .395 .479 .353 1930 PIT 68 260 32 94 8 3 1 36 5 5 3 .376 .427 .362 1931 PIT 154 681 90 214 25 13 4 57 16 39 7 .352 .407 .314 1932 PIT 134 565 90 188 27 11 2 38 11 31 6 .367 .430 .333 1933 PIT 121 500 59 138 14 5 0 26 8 22 3 .307 .324 .276 1934 PIT 140 611 95 173 27 6 1 48 12 38 6 .326 .352 .283 1935 PIT 122 537 83 166 22 14 0 46 10 22 1 .336 .402 .309 1936 PIT 106 414 67 133 13 8 1 31 5 31 1 .369 .399 .321 1937 PIT 129 537 80 177 23 4 1 45 12 34 3 .370 .393 .330 1938 PIT 147 619 79 194 25 7 5 57 11 28 5 .343 .401 .313 1939 PIT 112 379 49 108 15 3 0 24 13 17 0 .321 .340 .285 1940 PIT 72 166 30 43 3 0 0 3 5 5 2 .285 .277 .259 1941 PIT 3 4 2 1 0 0 0 1 0 2 0 .500 .250 .250 1941 BSN 19 51 7 21 1 0 0 4 0 2 1 .434 .431 .412 1941 CIN 55 164 17 42 4 1 0 6 0 8 0 .291 .293 .256 1942 PHI 101 287 23 75 7 3 0 10 6 16 1 .300 .307 .261 1944 BRO 15 14 3 4 0 0 0 1 0 3 0 .412 .286 .286 1944 PIT 19 14 2 5 0 0 0 2 0 2 0 .438 .357 .357 1945 PIT 23 19 5 5 0 0 0 1 3 1 0 .300 .263 .263 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1993 7772 1201 2459 281 118 27 598 173 420 67 .353 .393 .316
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(1938-NL)
- 殿堂入り:1967年(ベテランズ委員会)
-
Tags :
- Newer: Tim WAKEFIELD(ティム・ウェイクフィールド)
- Older: Paul WANER(ポール・ウェイナー)
Comments:0
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://circlechange.com/players/lloyd-waner/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- Lloyd WANER(ロイド・ウェイナー) from Circle Change


本サイト管理人がコミッショナーを務めるファンタジーベースボールリーグの紹介。メジャーリーグの新しい楽しみ方として定着したこのリーグも2009年で早くも6年目を迎えます。拡大に拡大を重ねて、毎年のように生まれる新しいドラマ。現在、公式サイトを準備中です。