- 2009-04-04 (土) 0:02
- MLB Players
#1 ルイス・カスティーヨ(Luis CASTILLO) | 2B

- 1992年8月・マーリンズと契約
- 1975年9月12日生 右投両打 180センチ 79キロ
- ドミニカ共和国出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Min 142 584 84 173 22 6 3 49 58 56 25 .358 .370 .296 2007 Min 85 349 54 106 11 3 0 18 28 29 9 .356 .352 .304 2007 NYM 50 199 37 59 8 2 1 20 17 24 10 .371 .372 .296 2008 NYM 87 298 46 73 7 1 3 28 35 50 17 .355 .305 .245 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1492 5777 896 1684 178 54 27 386 767 692 342 .367 .355 .292
選手の紹介文
かつて盗塁王にも輝いたこともあるなどスピードを売りとするルイス・カスティーヨ。メジャーデビューから一貫してセカンドを守っており、ゴールドグラブ賞の受賞経験も持っている。2002年には35試合連続安打を記録したこともあったが、ここ数年は怪我もあり満足できるシーズンを過ごすことは出来ていない。
ドミニカ共和国に生まれたカスティーヨは、1992年8月にマーリンズと契約した。足の速さには定評があることからトップバッターを務め、ポジションはセカンドに定着。最初の2年間はルーキーリーグでプレーをすると、1995年は1Aケインカウンティでフルシーズンプレーし、89試合の出場で、打率.329の41盗塁を記録。パワーこそないが、スイッチヒッターとして左右に打ち分けるバッティングで評価を高めた。
1996年、2Aポートランドで開幕を迎えると、109試合の出場で打率.317、51盗塁を記録し、盗塁王のタイトルを獲得。2Aのオールスターゲームのメンバーにも選出された。そして、8月に入るとメジャーからお呼びがかかり、8月8日のメッツ戦でメジャーデビュー。このデビュー戦で先制点のホームを踏み、延長10回裏にはサヨナラヒットを放つ最高のデビューを飾った。メジャー1年目は俊足ぶりと安定した守備に注目が集まった。
1997年は開幕からメジャーに定着し、セカンドのポジションも手にした。ショートを守るエドガー・レンテリアとリーグ史上最年少となる若い二遊間を形成した。開幕直後は好調をキープしたが、5月に左足かかとの怪我が元で故障者入りするアクシデントもあり、ポジションをクレイグ・カウンセルに奪われる形で7月末からは3Aシャーロットへ。3Aでは打率.354と好成績を残すも、この年に世界一になったマーリンズの歓喜の輪に加わることは出来なかった。
1998年、カウンセルに定位置を奪われたカスティーヨは主な働き場所を3Aに求めなければならなかった。3Aでは100試合に出場したうちの93試合に出塁し、打率.286、41盗塁をマーク。そして、夏場の8月にカウンセルが故障者リスト入りすると、カスティーヨがマーリンズのセカンドに返り咲いている(44試合に出場し、打率.203に終わった)。
1999年は128試合に出場し、打率.302に加え、50盗塁をマーク。HRは0本であるが、トップバッターの地位を揺るがないものとした。特に夏場には大当たりを見せ、22試合連続ヒットも記録。打球をゴロとフライに分けるとゴロの割合が非常に大きく、その割合がメジャー全体でもトップということも注目された。トップバッターとしての出塁率.385というのもリーグ4位の記録だが、550打席以上を経験している選手としてはクレイグ・ビジオ(.386)に次ぐ2位にランクインされる。
2000年、開幕序盤に故障者リスト入りすることもあったが、終わってみれば、136試合に出場して、打率.334に62盗塁を記録。打率はリーグ5位に対し、盗塁に至ってはリーグトップであり、初めてのタイトル(盗塁王)を獲得した。更にこの打率は球団史上、1994年にジェフ・コナインが記録した.319を塗り替える新記録であり、マルチヒットが55試合という記録も球団新記録である。メジャーでの通算盗塁数も148個となったため、若くして球団史上最多盗塁記録を持つこととなった。
期待されて迎えた2001年は、133試合の出場で打率.262、33盗塁という成績に終わってしまう。注目されたのは10本の3塁打ということぐらいで、それ以外では守備面を含めて精彩を欠いてしまった。シーズン終盤は膝を痛めて、そのままシーズンを終えてしまう結果になってしまった。
2002年、5月半ばから調子を上げていき、終わってみれば35試合連続ヒットを達成。ドミニカ共和国出身のカスティーヨにとっては、それまでアメリカ国籍以外の選手としては最長であった1987年のベニト・サンチアゴ(プエルトリコ出身)の記録した数字も抜き去ったことになる。さらにセカンドを守る選手としてはロジャース・ホーンスビーの33試合を抜いている。また、この記録はフレッド・クラーク(1895年)、球聖タイ・カッブ(1917年)に並ぶ歴代10位タイの最長記録でもある。
連続試合ヒットの記録を継続中の打率も4割を越えており、チームの勝利にも大きく貢献。1950年以降に限れば、カスティーヨ以上の連続試合ヒットを記録しているのは、1978年のピート・ローズ(44試合)、1987年のポール・モリター(39試合)の2人のみである(メジャーリーグ記録は1941年のジョー・ディマジオによる56試合連続)。オールスターゲームにも初出場を果たしたこの年のカスティーヨは146試合の出場で打率.305、48盗塁という数字で自身2度目の盗塁王となっている。
2003年も開幕序盤からコンパクトな打撃を披露。152試合に出場し、打率.314、6HR、39打点、21盗塁をマークした。チームもワイルドカードとして勝ち上がると、そのままポストシーズンを勝ち上がり、世界一の栄冠も手にした。セカンドとしてはリーグ2位となる守備率.986を記録し、自身初となるゴールドグラブ賞も受賞している。オフにFAとなるも、マーリンズと3年間1600万ドルで合意し、残留が決まった。
2004年、5月22日の対ダイヤモンドバックス戦でキャリア初となる満塁HRを放った。この年も150試合に出場して、打率.291、2HR、47打点、21盗塁を記録。翌2005年も122試合の出場で打率.301、4HR、30打点、10盗塁をマーク。膝を痛めていたこともあり、盗塁数は減ったがこの時点で3年連続ゴールドグラブ賞を受賞するなど、押しも押されぬリーグを代表する選手となった。オフには球団の年俸削減の方針からツインズへの移籍が決まったのである。
ツインズに移籍した2006年、開幕からヒットを積み重ねる打撃を見せた。結果的には142試合の出場で打率.296、3HR、49打点、25盗塁をマーク。通算300盗塁も達成したのはこの年である。2007年も安定した打撃を見せていたが、7月末にメッツへの移籍が決まった。ツインズでは85試合の出場で打率.304、移籍後のメッツでは50試合の出場で打率.296をそれぞれマークしている。オフにFAとなると4年間2500万ドルでメッツと再契約に合意した。
2008年は怪我に苦しみ、わずか87試合の出場で打率.245、3HR、28打点、17盗塁という数字に終わり、期待に応えることは出来なかった。長期契約を結んでいるだけに、今後の奮起が期待される。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
- 盗塁王:2回(2000-NL、2002-NL)
受賞アワード一覧
- ゴールドグラブ賞:3回(2003-NL~2005-NL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1996 Fla 41 164 26 43 2 1 1 8 46 14 17 .320 .305 .262 1997 Fla 75 263 27 63 8 0 0 8 53 27 16 .310 .270 .240 1998 Fla 44 153 21 31 3 2 1 10 33 22 3 .307 .268 .203 1999 Fla 128 487 76 147 23 4 0 28 85 67 50 .384 .366 .302 2000 Fla 136 539 101 180 17 3 2 17 86 78 62 .418 .388 .334 2001 Fla 134 537 76 141 16 10 2 45 90 67 33 .344 .341 .263 2002 Fla 146 606 86 185 18 5 2 39 76 55 48 .364 .361 .305 2003 Fla 152 595 99 187 19 6 6 39 60 63 21 .381 .397 .314 2004 Fla 150 564 91 164 12 7 2 47 68 75 21 .373 .348 .291 2005 Fla 122 439 72 132 12 4 4 30 32 65 10 .391 .374 .301 2006 Min 142 584 84 173 22 6 3 49 58 56 25 .358 .370 .296 2007 Min 85 349 54 106 11 3 0 18 28 29 9 .356 .352 .304 2007 NYM 50 199 37 59 8 2 1 20 17 24 10 .371 .372 .296 2008 NYM 87 298 46 73 7 1 3 28 35 50 17 .355 .305 .245 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1492 5777 896 1684 178 54 27 386 767 692 342 .367 .355 .292
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:3回(2002-NL、2003-NL、2005-NL)
- 世界一経験:1回(2003-Fla)
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