- 2009-01-31 (土) 0:07
- MLB Players
#26 ルイス・ゴンザレス(Luis GONZALEZ) | LF

- 1988年6月ドラフト・アストロズ4位(全米90番目)
- 1967年9月2日生 右投左打 188センチ 86キロ
- フロリダ州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Ari 153 586 93 159 52 2 15 73 58 69 0 .352 .444 .271 2007 LAD 139 464 70 129 23 2 15 68 56 56 6 .359 .433 .278 2008 Fla 136 341 30 89 26 1 8 47 43 41 1 .336 .413 .261 ------------------------------------------------------------------------------ Total 2591 9157 1412 2591 596 68 354 1439 1218 1155 128 .367 .479 .283
選手の紹介文
「ゴンゾ」の愛称で親しまれるルイス・ゴンザレスは、選球眼のよさで知られる好打者である。ダイヤモンドバックス在籍時の全盛期には5年連続で100打点をマークし、2001年にはシーズン57HRを記録している。ゴンザレスにとって2001年はキャリア最高の1年となり、球団創立4年目のダイヤモンドバックスで世界一の美酒を味わっている。
フロリダ州タンパで生まれたゴンザレスの両親は、キューバ出身である。特にこのゴンザレスの祖父はファウスト・ラビーヤというキューバでは知らない者はいないほど有名なスポーツライターだった。キューバの野球チームを初めてアメリカへ連れてきたのは、このラビーヤであり、ゴンザレス自慢の祖父である。ゴンザレスは、スポーツライターになれなかったから野球をやっているとうそぶく。
1988年にドラフト4位指名(全米90番目)でアストロズへ入団。1Aからキャリアをスタートさせるが、当時はサードを守っていた。1990年からはファーストを守るようになり、2Aコロンバスで138試合に出場すると打率.265、24HR、89打点と非凡な数字を残している。この年の9月には初のメジャー昇格を果たした(メジャーでは12試合に出場)。
1991年からは外野にコンバートすることになり、メジャーにも定着した。137試合に出場し、打率.254、13HR、69打点という数字を残したが、記録した120安打の中で28本の2塁打、9本の3塁打を含めて、新人として50本の長打を記録しており、注目を集めた。翌1992年は不振と怪我に苦しみ、122試合の出場に留まっている。
1993年、154試合の出場で打率.300、15HR、72打点、20盗塁をマーク。34本の2塁打を記録するなど、中距離ヒッターとしての力を発揮した。その後、1995年シーズン途中にカブスへ移籍し、1997年には古巣アストロズへ戻って来るものの1993年に残した数字を越えることは出来なかった。
1998年、30歳になるゴンザレスはタイガースと契約すると154試合に出場し、打率.267、23HR、71打点とパワー面で進化を遂げた。前年の11HRから倍増するHR数である。長打率もキャリアハイとなる.475をマークしている。そして、1999年からは若手のカリム・ガルシアとの交換で、球団創立2年目のダイヤモンドバックスへ移籍することとなった。この移籍が更なる飛躍につながったのである。
ダイヤモンドバックスのユニフォームを着て臨んだ1999年、開幕直後の4月11日から5月18日まで30試合連続ヒットを記録。この年は153試合に出場し、打率.336(リーグ2位)、26HR、111打点をマーク。45本の2塁打を放ち、さらにリーグ最多となる206安打も記録している。オールスターゲームにも初出場するなど徐々にメジャーリーグ全体で存在感を増してきたのである。
2000年、32歳になるゴンザレスは初めて162試合にフル出場を果たした。自らを2塁打ヒッターと言っていたが、30代以降は長打力が増す一方で打率.311、31HR、114打点に加え、47本の2塁打という数字を残している。遅咲きスラッガーと言われるようになるが、これはウェイトトレーニングに取り組んだことと、それまでよりスタンスを広めにとる独特のオープンスタンスに矯正したことも原因として挙げられる。この年の7月5日の試合ではサイクルヒットを達成。7回までに単打、2塁打を記録していたのみだったが、8回に3塁打、9回にHRを放っての達成である。ダイヤモンドバックスの選手としては初のサイクルヒット達成者になった。
こうして迎えた2001年シーズン、ゴンザレスは開幕からHRを量産した。これまでナショナルリーグにおける4月の月間最多HRは、11本(ウイリー・スタージェル、マイク・シュミット、バリー・ボンズ、ゲーリー・シェフィールド、ラリー・ウォーカー)だったが、4月21日の時点で既に11本を記録。さらに2本上乗せし、ケン・グリフィーが1997年に記録した4月13本に並ぶ記録を作ったのである。
オールスターまでに35本のHRを記録したゴンザレスは、2001年オールスターゲームのHR競争へ参加。ボンズ、サミー・ソーサ、ジェイソン・ジオンビーらの蒼々たるHR打者と共に準決勝へ進出。結果として、ソーサとの決勝戦も見事に勝ち抜き、HR競争のタイトルを獲得したこの勢いで打ち続け、終わってみれば162試合の出場で打率.325、57HR、142打点と桁違いの数字を残したのである。。
ダイヤモンドバックスも地区優勝を話し、その勢いでポストシーズンも勝ち抜いた。ワールドシリーズの舞台にも足を進めるとヤンキースと第7戦までもつれる熱戦を演じたのである。その第7戦、ダイヤモンドバックスは1対2と1点のリードを許し、最終回を迎えた。1点を追いかけるダイヤモンドバックスはマウンドのマリアーノ・リベラを攻める。トニー・ウォーマックのタイムリーで同点とした後、1アウト満塁で打席に入ったのがゴンザレス。キャリア最高のシーズンを過ごしたゴンザレスが前進守備のヤンキース内野陣を越すポテンヒットで、創立4年目のダイヤモンドバックスに勝利をもたらした。この上ない最高の形で世界一の美酒を味わったのである。
2002年はシーズン終盤に怪我で離脱したが、148試合の出場で打率.288、28HR、103打点とさすが神がかり的な前年の成績よりは下回っている。翌2003年は開幕前に翌年から契約延長に合意(3年間3000万ドル)。156試合に出場し、打率.304、26HR、104打点に46本の2塁打という結果を残している。
2004年、右肘の状態が思わしくなくシーズン途中で離脱。打率.259、17HR、48打点に終わってしまったが、通算2000本安打を達成した節目のシーズンとなった。2005年は手術あけのシーズンとなったが復活し、オールスターゲームでは代打で2塁打を放っている。2006年は打率.271、15HR、73打点をマークし、キャリアハイの52本の2塁打を記録している。オフにはダイヤモンドバックスからオプションを破棄されてFAとなったゴンザレス。
2007年はドジャースと1年間735万ドルで契約を交わすと、139試合に出場し、打率.278、15HR、68打点という数字を残した。翌2008年、40歳になるゴンザレスはマーリンズと1年間200万ドルで契約合意。若手選手が多いチームの中で136試合に出場し、打率.261、8HR、47打点に終わっている。
ゴンザレスを和ませる存在は1998年6月に生まれた3つ子の存在という。子供との触れあいがゴンザレスを支えているといっても過言ではない。子供たちと一緒にいると深く考えないようになり、これがバッティングにいい要素をもたらしているという。事実、子供が生まれて以降、1999年から5年連続100打点以上をマークするなど、打撃成績は急激な伸びを見せている。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- シルバースラッガー賞:1回(2001-NL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1990 Hou 12 21 1 4 2 0 0 0 5 2 0 .261 .286 .190 1991 Hou 137 473 51 120 28 9 13 69 101 40 10 .320 .433 .254 1992 Hou 122 387 40 94 19 3 10 55 52 24 7 .289 .385 .243 1993 Hou 154 540 82 162 34 3 15 72 83 47 20 .361 .457 .300 1994 Hou 112 392 57 107 29 4 8 67 57 49 15 .353 .429 .273 1995 Hou 56 209 35 54 10 4 6 35 30 18 1 .322 .431 .258 1995 ChC 77 262 34 76 19 4 7 34 33 39 5 .384 .473 .290 1996 ChC 146 483 70 131 30 4 15 79 49 61 9 .354 .443 .271 1997 Hou 152 550 78 142 31 2 10 68 67 71 10 .345 .376 .258 1998 Det 154 547 84 146 35 5 23 71 62 57 12 .340 .475 .267 1999 Ari 153 614 112 206 45 4 26 111 63 66 9 .403 .549 .336 2000 Ari 162 618 106 192 47 2 31 114 85 78 2 .392 .544 .311 2001 Ari 162 609 128 198 36 7 57 142 83 100 1 .429 .688 .325 2002 Ari 148 524 90 151 19 3 28 103 76 97 9 .400 .496 .288 2003 Ari 156 579 92 176 46 4 26 104 67 94 5 .402 .532 .304 2004 Ari 105 379 69 98 28 5 17 48 58 68 2 .373 .493 .259 2005 Ari 155 579 90 157 37 0 24 79 90 78 4 .366 .459 .271 2006 Ari 153 586 93 159 52 2 15 73 58 69 0 .352 .444 .271 2007 LAD 139 464 70 129 23 2 15 68 56 56 6 .359 .433 .278 2008 Fla 136 341 30 89 26 1 8 47 43 41 1 .336 .413 .261 ------------------------------------------------------------------------------ Total 2591 9157 1412 2591 596 68 354 1439 1218 1155 128 .367 .479 .283
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:5回(1999-NL、2001-NL~2003-NL、2005-NL)
- 世界一経験:1回(2001-Ari)
-
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