- 2008-09-14 (日) 0:07
- MLB Players
#17 ライル・オーバーベイ(Lyle OVERBAY) | 1B

- 1999年6月ドラフト・ダイヤモンドバックス18位
- 1977年1月28日生 左投左打 188センチ 101キロ
- ワシントン州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Mil 158 537 80 148 34 1 19 72 98 78 1 .367 .449 .276 2006 Tor 157 581 82 181 46 1 22 92 96 55 5 .372 .508 .312 2007 Tor 122 425 49 102 30 2 10 44 78 47 2 .315 .391 .240 ------------------------------------------------------------------------------ Total 694 2388 317 677 183 5 71 324 473 296 11 .362 .454 .284
選手の紹介文
ブルージェイズのファーストベースマンとして、中距離打者として存在感を示すライル・オーバーベイ。2004年にはリーグトップとなる53本の2塁打を記録するなど、ラインドライブヒッターとしての実績を持っている。ファーストの守備も安定しており、マーク・グレースにダブらせられることもある。
大学最終学年時に打率.420、15HR、24本の2塁打を放つ好成績を残したオーバーベイは、1999年のドラフトでダイヤモンドバックスから18位指名(全米538番目)を受けて、プロ入りの道を選択した。指名されたときは外野手だったが、高い打撃能力とは別に守備には難があったため、ファーストベースマンとしてプロのスタートを切ることになる。
指名された年、早速ルーキーリーグに参加。ショートシーズンのリーグではあったが、75試合の出場で、打率.343、12HR、101打点という好成績を残し、リーグのMVPを受賞。打率こそリーグ3位だったが、打数、安打数、2塁打数(25本)、HR数、打点でそれぞれリーグトップを記録。特にシーズン101打点というのは前年にジェイ・ギボンズが樹立したばかりのシーズン98打点という記録をあっさり塗り替えた事にもなる。
2000年は開幕を1Aサウスベンドで迎えると、71試合の出場で打率.332、6HR、47打点とチーム内でもトップの成績を残すと、シーズン中盤には2Aエルパソへ昇格。2Aでも62試合に出場し、打率.352、8HR、49打点とハイアベレージを残し、その存在感を充分に見せつけたのである。ちなみにこの年、オーバーベイが1Aから2Aへ昇格する際、入れ替わりのように2Aから3A、メジャーへと昇格した選手が、後に日本でプレーする事になるアレックス・カブレラである。カブレラは2Aでわずか53試合に出場しただけで35本のHRを放つ驚異的な長打力で、一気にメジャーへの階段を駆け上った。カブレラは打率.382、長打率.986と桁違いの実力を見せつけている。当時のダイヤモンドバックスにはファーストに有望な若手が揃っていたことになる。
2001年のオーバーベイは2Aでフルシーズン過ごすことになった。138試合の出場で、打率.352、13HR、100打点と高い数字を残した。打率、安打数、2塁打数(49本)、出塁率(.423)はいずれもリーグトップである。打率に至ってはリーグ2位に3分近い差をつけるダントツの首位打者であり、安打数、2塁打数はこのリーグ内だけでなく、この年のマイナーリーグ全体を見てもトップであった。そして、終盤に初のメジャー昇格を果たし、2試合だけに出場。この年、球団創立4年目にして世界一の座へ躍り出るダイヤモンドバックスの雰囲気をわずかながら味わうことは出来た。
2002年、開幕を3Aツーソンで迎え、また安定感ある打撃を見せた。134試合の出場で打率.343(リーグ2位)、19HR、109打点(リーグ2位)を記録。さらに安打数180本(リーグ2位)、2塁打数40本(リーグトップタイ)をマークするなど、すでにマイナーリーグは卒業したとも言える成績を残した。メジャーへは厚い壁が立ちはだかっているが、ロースターが拡大された9月にようやくメジャー昇格。わずか10試合の出場だったが、すべては代打としての出場で、満足できる成績は残していない。
こうして迎えた2003年、グレースを押さえて開幕スタメンの座を手にしたオーバーベイ。しかし、開幕から15打数2安打という絶不調に見舞われた。4月7日のドジャース戦ではスタメンをはずされるが、4対4で迎えた延長12回に代打で登場し、勝ち越しとなる2ランHRを放つなど、存在感を見せた。しかし、夏場にはマイナー降格も経験し、終わってみれば、86試合の出場で打率.276、4HR、28打点という数字に終わってしまった。
2004年の開幕前に交換トレードでブリュワーズへの移籍が決まった。交換相手の中にはリッチー・セクソンも含まれる3対6の大型トレードでの移籍だった。開幕スタメンの座を手にすると、159試合に出場し、打率.301、16HR、87打点に加え、リーグトップとなる53本の2塁打を記録している。このシーズン2塁打53本は、ブリュワーズとしてもロビン・ヨーントの記録(49本/1980年)を塗り替える球団記録である。なお、シーズン中に18試合連続ヒット、16試合連続ヒットをそれぞれ記録。球団史上、同一シーズンで15試合以上の連続試合ヒットを2度記録するのは1991年のダリル・ハミルトン以来の快挙となる。
2005年、158試合の出場で、打率.276、19HR、72打点、34本の2塁打をマーク。7月23日のレッズ戦では1試合6打点を記録するなど、勝負強さを見せたが、特に対レッズ戦では打率.431をマークするなど、相性の良さを見せたのである。そして、オフには交換トレードでブルージェイズの移籍が決まっている。これにはブリュワーズの若手として、同じファーストを守るプリンス・フィルダーの台頭が挙げられる。
2006年、ブルージェイズでの移籍1年目で157試合に出場し、打率.312、22HR、92打点といずれもキャリアハイとなる数字を残した。2塁打数も46本記録し、安打数も181安打と、中距離打者としての本領を発揮している。オフには調停を避ける形で、4年間2400万ドルで契約延長に合意した。
2007年は死球が元で右手骨折により122試合の出場に留まった。結果的に打率.240、10HR、44打点と期待を裏切る結果に終わってしまった。翌2008年は怪我なくシーズンを送っているが、本来の実力を発揮しているとは言い難い。まだポストシーズンでのプレー経験がない為、チームをポストシーズンに導くほどの活躍が求められている。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2001 Ari 2 2 0 1 0 0 0 0 1 0 0 .500 .500 .500 2002 Ari 10 10 0 1 0 0 0 1 5 0 0 .100 .100 .100 2003 Ari 86 254 23 70 20 0 4 28 67 35 1 .365 .402 .276 2004 Mil 159 579 83 174 53 1 16 87 128 81 2 .385 .478 .301 2005 Mil 158 537 80 148 34 1 19 72 98 78 1 .367 .449 .276 2006 Tor 157 581 82 181 46 1 22 92 96 55 5 .372 .508 .312 2007 Tor 122 425 49 102 30 2 10 44 78 47 2 .315 .391 .240 ------------------------------------------------------------------------------ Total 694 2388 317 677 183 5 71 324 473 296 11 .362 .454 .284
受賞タイトル一覧
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