- 2009-05-02 (土) 0:06
- MLB Players
#6 メルビン・モーラ(Melvin MORA) | 3B

- 1991年3月・アストロズと契約
- 1972年2月2日生 右投右打 180センチ 90キロ
- ベネズエラ出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Bal 155 624 96 171 25 0 16 83 99 54 11 .342 .391 .274 2007 Bal 126 467 67 128 23 1 14 58 83 47 9 .341 .418 .274 2008 Bal 135 513 77 146 29 2 23 104 70 37 3 .342 .483 .285 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1276 4529 706 1267 245 14 156 645 816 453 88 .355 .443 .280
選手の紹介文
ユーティリティな立場から、自らの打撃力でレギュラーを勝ち取ったメルビン・モーラ。徐々に成績が下降してくる中で2008年の後半戦には全盛期の打撃を見せてくれた。オリオールズ在籍以降でポストシーズン出場経験がないだけに、限られた現役生活の中でチームを勢いづかせるだけの打撃が期待される。ちなみに女3人、男2人の5人の子供の父親でもある。
ベネズエラ出身のモーラは抜群の運動能力を持っており、高校時代には野球だけでなく、サッカーやボクシングなどで実績を残した。サッカーではプロとして契約し、海外試合なども経験するほどの存在で、ボクシングでもその将来が嘱望されるだけの実力を持っていた。あらゆる可能性がある中で1991年にアストロズと契約し、野球の道を選ぶこととなったのである。
1992年、ルーキーリーグに参加し、49試合の出場で打率.222に終わるが、16盗塁とスピード面では結果を残した。この時もポジションはセカンドや外野など一定していない。1993年は1Aアシュビルに昇格すると、108試合に出場して打率.285、20盗塁をマーク。翌1994年は上のランクの1Aオセロアに舞台を移し、118試合の出場で打率.282、24盗塁と着実に階段を昇りつつあった。
1995年は2Aジャクソンで123試合に出場し、打率.298を記録し、1996年は2Aと3Aツーソンで半々プレーして、計132試合の出場で打率.284とメジャー昇格が近いことを伺わせたのである。この頃になってもチーム事情で内外野のポジションを転々としていた。1997年、3Aニューオーリンズで119試合に出場して、打率.257に終わるとオフには解雇されている。
1998年は台湾球界に活躍の場を求めた。台湾ではわずか2ヶ月半のプレーだったが、打率.335、37盗塁と高い数字を残すと、7月にはメッツとマイナー契約を交わし、再びメジャーリーグを目指すこととなったのである。翌1999年、開幕は3Aノーフォークで迎えると5月末にはメジャー昇格を果たした。3Aとメジャーの往復を繰り返したが、メジャーではユーティリティープレイヤーとしての面が強く、あまり打席には立てていないが、3Aでは打率.303をマークしている。この年のメッツはワイルドカードとしてポストシーズンに進んだこともあり、モーラもロースターに残り、リーグチャンピオンシップシリーズ(対ブレーブス)では出場機会に恵まれ、打率.429(14打数6安打)をマークしている(しかし、リーグ優勝は果たせず)。
2000年、開幕からメジャーに定着したモーラだが、数多くのポジションを守れる便利さが優先されていて、なかなかレギュラー奪取は難しかった。するとメッツ不動のショートストップだったレイ・オルドニェスが怪我したこともあり、出場機会が増えることとなる。そんな中で思うように結果を残せなかったことから、マイク・ボーディックとの交換でオリオールズへの移籍が決まってしまったのである。移籍後はオリオールズのショートストップの座を手に入れたが、移籍元のメッツはこの年リーグ優勝している点が悔やまれる。
2001年、モーラの交換相手だったボーディックがFAとしてオリオールズへと復帰したことから、再びショートストップの座を追い出され、センターを中心に守ることとなった。9月に入って右肘を痛めて離脱したが、128試合に出場して打率.250をマーク。ポジションとしてはセンターとして88試合、ショートで44試合、セカンドで1試合とそれぞれ出場している。
2002年はレフト(74試合)、ショート(41試合)、センター(31試合)、セカンド(12試合)、ライト(5試合)と5つの異なるポジションを守り、打率.233、19HR、64打点という数字を残した。翌2003年もポジションを転々としながら、前半戦は打率.349をマークして自身初のオールスター出場を果たした。後半戦は怪我での離脱があったが、シーズン通しては96試合の出場で打率.317、15HR、48打点と飛躍のきっかけを掴んだのである。
2004年、開幕前に3年間1050万ドルで契約合意。ようやくサードに定着し、開幕から3割5分近い打率を維持し続けた。140試合の出場で打率.340、27HR、104打点と一躍リーグを代表する選手となった。首位打者争いはイチローに敗れてしまったが、堂々のリーグ2位の打率をマークしている。オリオールズとしてはケン・シングルトンの記録(.327/1977年)以来の高打率である。なお、出塁率(.419)はリーグトップだったが、球団としてはエディ・マレー(.410/1984年)、フランク・ロビンソン(.410/1966年)に次ぐ史上3位の記録となっている。
2005年、149試合に出場して打率.283と打率こそ前年より落としたが、27HR、88打点という数字を残している。また自身2度目のオールスター出場を果たした。翌2006年はシーズン途中に翌年以降からの3年間2500万ドルという契約に合意するも、155試合の出場で打率.274、16HR、83打点という成績に終わっている。ここ3年間に限れば計275打点を挙げていることになり、これはリーグ全体で見てもアレックス・ロドリゲス(356打点)、ハンク・ブレイロック(276打点)に次ぐ3位となる記録である。
2007年は怪我もあり、126試合の出場に留まってしまった。打率.274、14HR、58打点と年々成績が下降し始めている。翌2008年も序盤は不振に苦しむも、後半戦からようやくエンジンがかかり始めたのである。8月の月間成績は打率.418、8HR、32打点をマーク。結果としては135試合の出場で打率.285、23HR、104打点を記録したのである。かつての打撃を取り戻しつつあり、2009年シーズンの活躍が期待される。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- シルバースラッガー賞:1回(2004-AL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1999 NYM 66 31 6 5 0 0 0 1 7 4 2 .278 .161 .161 2000 NYM 79 215 35 56 13 2 6 30 48 18 7 .317 .423 .260 2000 Bal 53 199 25 58 9 3 2 17 32 17 5 .359 .397 .291 2001 Bal 128 436 49 109 28 0 7 48 91 41 11 .329 .362 .250 2002 Bal 149 557 86 130 30 4 19 64 108 70 16 .338 .404 .233 2003 Bal 96 344 68 109 17 1 15 48 71 49 6 .418 .503 .317 2004 Bal 140 550 111 187 41 0 27 104 95 66 11 .419 .562 .340 2005 Bal 149 593 86 168 30 1 27 88 112 50 7 .348 .474 .283 2006 Bal 155 624 96 171 25 0 16 83 99 54 11 .342 .391 .274 2007 Bal 126 467 67 128 23 1 14 58 83 47 9 .341 .418 .274 2008 Bal 135 513 77 146 29 2 23 104 70 37 3 .342 .483 .285 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1276 4529 706 1267 245 14 156 645 816 453 88 .355 .443 .280
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:2回(2003-AL、2005-AL)
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